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親が「勉強しろ」とうるさい時の対処法

正直なところ、私の親は勉強に関して干渉してこなかったのでうるさく感じたことはありません。そのため今回は「口出しされなかったからうまくいった」という観点から話してみようと思います。

勉強するにあたり、世の中にはいろいろな一般論があります。例えば「規則正しい生活を」とか「一日〇〇時間」とか、「各科目バランスよく」とか。多くの親はこの一般論をもとに子どもに対して「〜すべき」論を展開します。が、しかし、自分自身はもちろんのこと、これまで多くの生徒をみてきた経験からいって、この一般論が全て最適解であるということはほぼ皆無。逆にこの一般論を守ろうとするが故に、勉強がうまくいかない…ということの方が多いような気がします。

私の場合、ありがたいことに放置されたので試行錯誤することができました。階段で勉強するとか、夜中に勉強してみるとか、一冊の単語帳だけを1週間やり続けるとか。電車で遠くまで行って、そこのホームで勉強して帰ってくるというのもよくやっていました(これがとても効果的だった)。もちろん失敗したものがほとんどですが、逆にドンピシャな方法を見つければ失敗も十分回収できるのでいろいろ試してみるべきです。

生徒サイドに対するアドバイスとしては、大人(先生、保護者など)が言っていることはあくまでも「提案」であり、自分の勉強法は自分で決める!という意志を持つこと。やり方に「絶対」はないので試行錯誤をする。そのためには自分で作戦を練る、参考書を探しに行くなどなど積極的に動きましょう。学校で配られた参考書、親が選んできた参考書を何の疑問を持たず使っている人がいますが、受験をするのは自分。「親がうるさい」とぼやくなら、そのくらい自分で探して欲しいところです。そして、親からの横槍を回避して自分流の勉強を貫くには、やはり結果です。結果で黙らせるしかないので頑張りましょう。

最後に保護者の皆さまへのアドバイス。昭和・平成の受験と令和の受験では全く様相が異なります。問題傾向もそうですし、何より生徒たちの生活様式が違います。「鉛筆を持って書きまくる」より「人差し指でスクロール」の方がもしかしたら習熟度は高いかもしれない。保護者自身もやり方をアップデートしながら対応すれば、親子のコンフリクトは最小限に抑えられるでしょう。

お互いイライラしていては勉強は進まないので、ぜひ上記をご参考いただき充実した勉強ライフをおくっていただければ!

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