数学の参考書・問題集
こんにちは、clue zemiの武田です。
今回は、数学の参考書や問題集についてです。
数学は多くの受験生にとって難関科目であり、しっかりとした教材が必要です。
私の経験から、私が取り組んできたそれぞれの参考書や問題集が、どのように役立つか書いていきます。
・黄チャート
まず、現役時に使用したものは、黄チャートです。
これは高校指定のものでした。
難易度は高くありませんが、基礎をしっかりと身につけるためには必要不可欠です。
私は、定期テストのたびに該当範囲を複数回周回して、基礎の定着に努めました。基礎ができていれば、入試でも大きな差がつくと思います。
基礎をなめてはいけません。
・青チャート
次に使用したものは、青チャートです。
これは全範囲型の参考書で、問題数も多く、解説も詳細にまとめられています。
教科書レベルから入試発展レベルまで、幅広い難易度の問題が収録されているので、自分の弱点を補強するのに適しています。
私は例題だけ解くだけでも基礎固めに十分だと感じました。
但し、チャートを2色以上買うのは、消化不良になるかもしれないのでお勧めしません。
私も現役時には青チャートにほとんど手を付けられず、浪人してからやっと活用できました。
共通テスト対策もこれでほぼ十分だと思います。
以下は浪人時に主に使用した問題集です。
・文系数学の良問プラチカ 数学IAIIB(三訂版)
この問題集は、難易度がかなり高いので、基礎固めが終わってから取り組むと良いでしょう。
解説が非常に丁寧であり、問題が40ページ程度に対して、解答が290ページ程度あるので、様々な別解の理解を深めることができます。
この問題集の問題 76で扱われている問題が、より発展的かつ誘導なしで2018年度東北大学理系数学第4問に出題されていました。
東北大学以上の難易度の数学が出題される大学を志望する人は、この問題集の問題を確実に解けるようにしておくと良いと思います。
理系数学の良問プラチカ数学IAIIBも存在しますが、なぜか文系プラチカの方が難易度が高いので、理系受験者も文系プラチカに取り組むことをお勧めします。
使い方としては、一問にしっかりと 30分から1時間程度の時間をかけてじっくりと取り組むと良いと思います。
・理系数学の良問プラチカ 数学 (三訂版) III
この問題集は、微分積分に特化したもので、難易度は高めです。
基礎固めが終わってから取り組むと良いと思います。
その他の分野(複素数平面等)を重点的に学びたい場合は、他の演習本を使うと良いかもしれません。
仕上げや最終レベルアップとして利用すると良さそうです。
こちらもしっかりと30分から1時間程度の時間をかけて取り組むことをお勧めします。
・東北大の理系数学15ヵ年
この問題集は、東北大学理系数学の15年分の過去問(2006年から2020年まで)が分野ごとにまとめられています。
私は浪人時の夏頃から使用していました。
分野ごとにまとめられており、難易度も東北大学として標準的な問題を Bとして、ABCの三段階評価が問題ごとについています。
そのため、解けなければいけない問題や解けなくても良い問題が分かりやすくなっています。
各予備校で実施される、東北大模試までに取り組むことができれば、理想的です。
以上が私が受験勉強において頼りにした数学の参考書や問題集です。
数学の学習は地道な努力が必要です。
皆さんも自分に合った参考書や問題集を見つけて、効率的な勉強法を確立してください。
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