Ｑ. いくらだったら、自分の体を売る？

こんな質問をもらったので、赤裸々に答えてみるね。

Ｑ. いくらだったら、自分の体を売る？

お金持ちのオジサンから「１発やらせろ、お金ならあるよ」と言われたら何万円要求しますか？
（ただしオジサンにも好みがあるため一定以上の金額を要求すると断られる）

※ この質問の原文は「お金持ちのオジサン」ではなく、実在する著名人の名前が書かれていたので、失礼に当たらないよう私なりにアレンジして掲載してます。

▼ ちなみに女が体を売ることに対する私の価値観は、この記事の最後に書いたよ

▼ 「〇〇分で〇〇円以上」なら考える

質問文で女体が最初から売り物（誰にでも売ることができるもの）だと認定されてることが引っ掛かるけど、それを気にせず金額だけをマジレスすると、

３０分で１億円以上貰えるなら考えるかなぁ🤔

だけどおそらく、これは取引不成立だよね。

だから結果として、私はその取引（売春）に応じないことになると思う。

▼ 私が考える、売春の損益分岐点

私は脳に記憶が焼き付きやすいから、数千万円程度で一生残るトラウマをつくるのは絶対に嫌だ。
自分の命の危険（病んでからの自殺）がある。

１億円以下の金額で自分の命を賭ける行為はできないし、メンタル崩壊からの入院とか、就労不可×30年間引きこもりとかになるくらいなら、そのぶん自分で働いて稼いだほうがいい人生が送れる。

「体を売ることによるメンタル崩壊のリスク」
と
「短時間で大金を得られること」

その損益分岐点が、１億円くらいだと思ってる。

基本的に男性は、そのあたりを全然考えられていない。
この質問くれた人もそうだと思うけど、「女はオジサンと嫌悪感を感じながらセックスしても、その瞬間を耐えればいいだけで、基本的には何も失わない（体が売り物になるなんて羨ましい）」と思ってる。

全然違うと思うんだよね。
人によっては、その行為は生きる意味すらも失う。

重要なのは、やってる瞬間よりも、その後一生付き合っていくことになる自分の脳内の記憶なんだよ。
トラウマ、PTSD。

嫌悪感を感じる相手に体を売ることで得られるお金は、「おまんこ使用料」ではなく、「メンタル面の負担軽減費」という名目が正しいと思う。

男性は、その点を完全に見落としてる。

＂いくらでセックスするか＂じゃない、
＂いくらでその記憶と一生付き合っていくか＂だよ。

その記憶があることによる自己肯定感の喪失、無気力感、男性嫌悪、人間不信、鬱…こういう現象をたった１人で処理していく覚悟を持って、はじめて人は体を売ることができるんだと思う。（意識的にしろ、無意識的にしろ）

▼ 風俗業ができる男女には、こんな才能がある

だから風俗業をやってる人は、自分の記憶やメンタル面に折り合いをつけるのが上手い人なんだと私は思うし、それは一種の＂才能＂だと思う。
私のような凡人には、それができない。

ただ、普通の子には「ホステス」という職業すらもできない（したくない）と思うから、私のメンタルも多少は図太いんだと思うけど。（それでも当然病むこともありまくったし、向いてないと思う）

ただ、風俗業とホステス業って、割と明確な線引きがあって、同じ水商売をしてても体を売れない女は本当に売れない。
それが偉いとか正しいとか人として弱いとかじゃなくて、もうそういう性質。

男性だって、がんばって（あるいは楽しんで）女性用風俗やってる人と、

「さすがに母親より年上の女性は抱けない…見た目が好みじゃなさすぎる女性も…数万円で自分の体を売るのはムリだ…」

って人に分かれるでしょ。

そういう根本的な違いだと思う。

▼ 売春の金額を決めるときに、「自分の体には〇〇万円の価値があるから」という考え方はしない

でも、どんなに体を売るのはムリだと思っていても、「報酬は３０分で１億円以上」って言われたら、その根本的な価値観が揺らぐ。

カイジみたいに命を賭けてトライしてみる価値があるかも…って私は思うし、きっと多くの人がそうだと思う。
その金額は人によって全然違うと思うけど。

私の場合、数千万円程度で一生残るトラウマをつくるのは絶対に嫌だ。

でも、自分が考える損益分岐点（１億円）を超えていたら、一考してみる価値がある。

つまり売春の金額を決めるときに、「自分の体には〇〇万円の価値があるから」という考え方はしない。

自分の生涯収入とか、今後生きていく上での影響度合いとか、自分の人生ベースで考えて算出する。

これが私の「いくらだったら、自分の体を売る？」に対する回答です。

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