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【hako 生活の休日】2024年を振り返る

2024年、いろいろなことがありすぎたので、自分用にまとめてみたいと思います。あわよくばだれかが見てくれたらうれしいな。結構盛りだくさんな一年でした。


1月 「強」の予告

何気なく引いたおみくじが「大吉」とかではなく「強」だった。何やら壮絶な一年になりそうです。

趣味のVモデル製作

UnityのLiveCaptureを使ってLive2Dみたいなことができるんじゃない?と思い立ってピクセルアートのVアバターのようなものを作ってみました。
iPhoneでキャプチャしてます。ゲームの絵作りの応用で、2日で作った割に思ったよりよくできました。ゲーム配信をする時などに使ってます。作ってよかったカモ。

2月3月 開発集中期間

確定申告およびピギーワンの開発集中期間でした。いろいろ割愛。

4月 アンリアルライフの全国書店コラボ

アンリアルライフの全国書店コラボがありましたね。2023年のパッケージ版リリースやイベント出展の影響もあって、イラストレーターを使って入稿データを作るのもできるようになりました。1枚という話で進んでいたのですが、最終的に4枚描いてましたね。

5月 ピギーワン SUPER SPARKの第二段PV

IndieLiveExpoに向けてピギーワン SUPER SPARKの第二段PVを公開しました。
はなぶしさんが「嘘じゃない」MV作業で大奮闘中だったこともあり、このPVは僕自身でゲームを組み立てると同時に動画編集をしました。この時までゲームデザインの作りこみにかなり苦戦していたので、決まったルックの場面があまりなく、無からたくさんのものを生み出しました。チョー大変だった。。

6月 ホテルのコラボルーム

ホテル アンテルーム京都さんとのコラボルーム再び。このあたりから忙しさがインフレし始めます。

ホテル内に展示するVoltaの新バージョンを作ろうとした矢先、データが全部消えるという事件が発生しまして、腹をくくって7日間でほぼ寝ずに全く新しくゲームを完成させることに。ゲームデザインをかなり学んでいたこともあり、かなり面白いものができたんじゃないかと思います。「ゲームってこう作るんだった」という自信を取り戻すことができました。来年以降はホテル以外でもこのゲームを遊べる場面を増やしたいですね。

7月「Bitsummit2024」審査員とか

Bitsummit GameJam2024の審査員をおこないました。主に学生さん作ったゲームを20本ほど遊びました。新鮮な気持ちでゲーム作りの楽しさや難しさを思い出す機会になりました。
会場でないと動かないものもあり、京都のBitsummit会場へ。前月と合わせて3回目の京都出張でした。

8月「ヨカゼの公園」

「ヨカゼの公園 Indie Game Label “Yokaze” Exhibition」を開催しました。

最高のポスター

グッズや会場の監修、ヨカゼナイトの収録、ピギーワンSuperSparkの展示バージョン開発なども重なり、忙しさがピークに。

PARCOさんとは年始からすり合わせをしていたのですが、アイデア力や汲み取る力、監修力がすさまじく、ずっと感動していました。会場もグッズもどれも素晴らしいクオリティに仕上げていただきました。本当に感謝です。

ヨカゼナイト Yokaze Night -mini- 2024.08.23

今回も素敵なナレーションはヰ世界情緒さんに担当していただきました。収録スタジオにヰ世界さんがいると毎度和みます。
OP楽曲は、アンリアルライフの楽曲も提供していただいているHiraokaさんにお願いしました!時間がなかったので、ほぼこの曲調に近いサンプルを僕の方で作って送り、そのイメージに合わせて作ってもらいました。
OPには新たに実写表現なども取り入れることに。渋谷の街を歩きながら、ヨカゼ&room6のスタッフさんたちと撮影をしました。

ピギーワン SUPER SPARK [DEMO]

長らく基礎の構築とゲームデザインを考えていたピギーワンのゲーム。今まで仮組みだったゲームのシーンを、はじめて展示して遊べるものにしました。お盆ということもあり、エフェクト&グラフィック&サウンド以外の部分、主に組み立てと実装、絵作りのほとんどの作業は僕が行いました。展示前日の朝5時に完成。めちゃ大変でした…。

オープニングイベント
キャラと出会うイベント
アスレチックや背景
ボスっぽい影も…。

大変反響もよく、今後につながるとても大きなきっかけになりました。

はるまきごはんくんとマリーさんのトーストを食べたり、はなぶしさんとトークイベントをしたり、いろいろお祭りのような思い出ができました!

9月 ピクセルアートの学校

前々からシブヤピクセルアートさんから「ゲーム制作について90分授業してほしい」という依頼があり、1日授業をすることに。

プレゼンテーションは会社員時代から得意な方だったのですが、90分の尺ははじめてだったのでさすがに緊張しました。かなり濃密な内容にまとめられたんじゃないかなと思います。1日のために103ページのスライドを作るのもやりすぎかもですね。でもそういうオーバーコストも嫌いじゃないです。

8番出口リスペクトのデザインにしてみました。

10月 Minecraft Creator Server+準備&開発

ゲーム開発を通常通り行いながら、趣味として友人のAPO+さんと始めたマインクラフトのマルチプレイヤーサーバーの短期企画です。Minecraft Creator Server+(通称、MCCS+)は、配信者とクリエイターを80人ほど招待して、一つの世界でそれぞれ遊んでもらうというものです。最近だとVCRの企画が近いかなと思います。上記の動画にて簡単に説明しています。
あらゆる行動やアイテムをコインに換金するシステムを設けて、それぞれのプレイヤーがサバイバル共同生活を行い、最終的に5000枚のコインを集めよう、というものです。

コインを集めきった人は寺田てら先生&APO+さんデザインのTシャツがもらえます。

この企画は、マインクラフト本来の面白さやMODの面白さを崩さずに、いかに一つのまとまったゲームサイクルとして統合できるかという実験でもありました。
僕は開発とインフラの担当で、MODを作ったり、Linuxサーバー構築を行いました。前職でJavaやLinuxサーバーを扱う仕事をしていたので、とても懐かしい気持ちになりました。
複雑なMOD導入の導線のデザインなども行って、なるべくたくさんの人が参加しやすいように工夫を凝らしました。

みたことあるエビも実装してみたり。

11月 Minecraft Creator Server+開始

イベント開始

MCCS+のイベントがスタート。3週間の会期中は大いに盛り上がりを見せました。
最終的に60人の配信者さんとクリエイターがプレイする、ものすごい活気のあるサーバーになりました。非常に名のあるイラストレーターさんや作曲家さんも最後まで遊んでくれました。うれしいですね。

途中でサーバーにDDoS攻撃が来て1日で2回サーバーを立て直すことになったり、MODのバグで3964個の台風が発生し近づくと時間が止まるとんでもないバグに遭遇して対処したりと、セキュリティ対策やバグ対策、スペックを常に意識するように運用改善を行いました。

APOさんと記念撮影
みんなで記念撮影

今回は、マルチプレイヤーサーバーのゲームデザインとしての一つの正解を出せたんじゃないかと思います。目の前で全力で楽しんでいる人を見て、あらためてゲーム開発者としてとんでもない情報量のインプットがありました。なによりたくさんの友達と素敵な思い出を作ることができました。恐ろしいことに、この企画はただの趣味なわけですね。運営メンバー、参加者ともに本当に感謝です。

MODのクレジット。みんなありがとう。

12月 「ブレインマシーン04」


11月の趣味企画と並行で、はなぶしさんの個展「ブレインマシーン04」用の展示用ビルドも制作しておりました。今回はユエズのステージも追加して、展示用にブラウン管にも対応してみました!
今回のはなぶしさんの個展企画力はものすごかったですね。イベントとともに、ゲームも大反響で大変うれしかったです。来年に向けて、とても大きな自信になりました!
はなぶしさんとこむぎこ2000くんと行ったトークイベントもかなり盛り上がってにこにこでした。実際に100人近くの人が見守る中しゃべるのはちょっと緊張しました。

今回のビルドはクラウドファンディングの支援者さんにも一足お先に遊んでいただいて、大変感謝です!まだまだやることはたくさんですが、是非今後のピギーワンSuper Sparkも見守っていただけると嬉しいです!何卒何卒。

1年を振り返って

盛りだくさん過ぎて全然まとまりませんでしたが……、今年は本当にいろんなものを作りましたね。普段使っているUnity以外にも、IllustratorやBlender、JavaによるMOD開発、サーバー構築など、様々な技術を磨くことができました。ゲーム作りについても、確かな自信を得ることができました。おみくじの予告通り、文字通り力強い一年になったんじゃないかと思います。
今年もたくさんの方々の出会いや協力に感謝です。ゲームを遊んでくれた皆さんも、ありがとうございました!
来年からはさらにさらに力強い一年を戦っていくつもりです。がんばるゾ!!良いお年を~。



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