【初見考察】『彼方のアストラ 第2話 WILDERNESS』【犯人当て】
皆さん、こんにちは。葉月めまいです。
引き続き、アニメ『彼方のアストラ』を初見で考察していきたいと思います。
ネタバレが含まれますので、本編視聴後に読んで頂けると幸いです。
↓Amazonプライムビデオ『彼方のアストラ』
↓第1話の考察はこちら
感想
テンプレツンデレストレート剛速球で良い回でした。
これ、あれだろ。こうやって全キャラ好きになっちゃうやつでしょ!
負けずに感情を排して、全員を疑っていきます。
前提〜犯人はこの中にいる
ついに犯人当て要素が明示されましたね。
「船の通信機を破壊した人物」とのことですが、
破壊されたタイミングが曖昧なので、アリバイから絞るのは難しそうです。
また、惑星ヴィラヴァースにも白い球体が出現したことから、
やはりこれは人為的に用意されている可能性が高いと考えられます。
とりあえず、潔白寄りの人たちを挙げてみましょう。
カナタ、アリエス、キトリーについて
ここ3人は殆ど白確だと思っています。
カナタとアリエスは1話から変わらずとして、
キトリーちゃんは今回、カナタの命を救ったことで確定したと思います。
ザックについて
1話の振る舞いに加えて、可食判定機を作る、通信機が切断されたことを
カナタに伝えるなどの行動から、かなり信用できます。
ウルガー、ユンファについて
ほんの微かに白寄りなグレー、という印象。
まだ情報が少ないので、なんとも言えません。
不審点〜容疑者たち
逆に、疑いの余地のある人たちを挙げます。
ルカについて
キトリーちゃんによる「なんなの男子、修学旅行気分なの!?」という台詞から、(少なくとも周囲の認知上は)男性であると判明しました。
前話の不審点は解消されていませんが、
今回は特に目立って疑わしい部分はなかったように感じました。
シャルスについて
逆に、今話で不審点が多かったのはシャルスくんです。
1つは、白い球体に追われていた場面。
アリエスから映像記憶能力について告げられたあと、
シャルスくんが驚きの表情を浮かべて、その直後に白い球体が消えました。
まっすぐ走って、広い場所に出たタイミングでいきなり消失したので、
普通に撒いたように見えないんですよね……。
「アリエスが映像記憶能力を持っている」という情報から、
何かに気づいて、白い球体を撤退させた可能性が考えられます。
もう1つの不審点として、
ザックくんが「お前の船には俺も乗る」と言ったあとの反応があります。
シャルスくんは目を伏せて、「そうだな……。僕も乗れたらいいな」と発言しています。
普段の言動からして独特な雰囲気なので考えすぎかもしれませんが、
まるで「自分は乗れないだろう」と思っているかのように映りました。
犯人ではないにしても、何か秘密を抱えてはいそうです。
フニシアについて
大穴。
こんな良い話を見せておきながらフニちゃんが犯人だったら、
本当に人の心がないと思います。怖いよぅ。
描写的に疑わしい点はさほどありませんが、潔白の根拠も見当たりません。
メタ的に「最も意外な犯人は誰か?」と考えると、それっぽくはあります。
手掛かり〜なぜ船が存在したのか?
現時点で、犯人の目的として最も考えやすいのは、
「B5班を全滅させること」です。
ですが、ならばなぜ、転移先の宇宙に船が用意されていたのでしょうか?
第1話の時点では、犯人が帰還する用だと思っていました。
しかし、今話を見るに、白い球体から走って逃げ切ることが可能である、
もしくは犯人の意思で白い球体を撤退させられる、のどちらかは確実です。
それなら、犯人は船を用意せずに、
自分以外の全員を惑星マクパから宇宙空間へ転移させてしまえば、
その時点で8人を全滅させられたのではないでしょうか。
なぜ、そうせずに自分自身も転移したのでしょう?
さらなる手掛かり〜我らがキャプテン
重要な点は、今話で明らかになった、
「カナタが十種競技の選手として知られている」という情報です。
つまり、「カナタの運動能力なら、白い球体から逃げ切るかもしれない」と
犯人が考えていた場合、犯人の行動は合理的に成立します。
「カナタより足が遅いはずの自分が、逃げ切っては怪しまれる」という判断から、自分も転移することにして、事前に船を用意したのではないでしょうか。
とすると、第1話でカナタより前を走っていたシャルスくんは、
やはり犯人ではなさそうです。
一応、「実際はカナタより速かったが、
シャルス自身はそう思っていなかったので、船を用意していた」と考えれば
矛盾はしませんが、さほど有力な仮説ではないと思います。
結論〜消極的な帰結
というわけで、葉月にとっての最有力容疑者は、変わらずルカくんです。
今話で怪しい部分は見当たりませんでしたが、
消去法で考えるとそうなりました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。