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【初見考察】『彼方のアストラ 第9話 REVELATION』【犯人当て】

皆さん、こんにちは。葉月めまいです。

引き続き、アニメ『彼方のアストラ』を初見で考察していきたいと思います。

ネタバレが含まれますので、本編視聴後に読んで頂けると幸いです。

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↓第1話の考察はこちら

↓前話の考察はこちら












感想

前回の考察、合ってたぁぁぁ!!!
レイ・ホシジマの「大事な体に怪我させられるか」、エグいですってぇ……。


フェリーチェ・ジェンマについて

芸術家、実在するんかいっ。

一同にクローン計画を持ち掛けた張本人であること、
矢面にはマルコ議員を立たせていたことから、
いかにも黒幕らしい人物ですね……。

また、フェリーチェ・ジェンマが、
今でも生まれ変わりに執着し続けている点は重要でしょう。


親たちの計画と、その裏切り者の存在

注目すべきは、ゲルト・ツヴァイクの発言です。

絶対に帰って来られない遠い宇宙での行方不明、これが最善手」
「我々の計画は、これで終了とする」

上記の発言は、刺客の存在と矛盾します。

全員を始末する計画だったのであれば、
転移先にアストラ号は用意されなかったはずです。

つまり、親一同は刺客の存在を知らないと考えられます。

親一同の計画は「クローン全員の殺処分」だったにも関わらず、
帰還する予定のクローン」を刺客として、
B5班に送り込んだ人物が存在するということです。


スケープゴート

前提として、葉月は第8話までの考察で、ルカくんが刺客だと疑っています。

よって、刺客を送り込んだ人物は、
フェリーチェであると考えることが妥当でしょう。

フェリーチェは親一同を出し抜くつもりなのではないでしょうか。

他の親たちの大半が自らの手でクローンを育てていますが、
フェリーチェはマルコ議員に預けています。

ルカくんがフェリーチェのクローンである」ことは露見するでしょうが、
フェリーチェ自身が生まれ変わりのためにクローンを生成した」ことは、
親一同の証言以外に、明確な証拠は見つけられないでしょう。

B5班殺処分事件についても、
フェリーチェの直接的な関与は薄いと考えられます。

よって、親一同の証言をひっくり返すことさえできれば、
フェリーチェはマルコ議員に全ての罪を擦り付けることが可能です。


想定しうるフェリーチェの計画

さて、それではフェリーチェの計画を予想していきます。

まず、ルカくんは“偶然発見した宇宙船”ことアストラ号によって、
奇跡的な生還”を果たします。

この際、他の8人は生きていても死んでいても構いません。
あくまで、「クローンの殺処分」は親一同の計画ですから、
必ずしも殺害しなければいけないわけではなかったのでしょう。

そして、フェリーチェはクローン生成及び殺処分計画について、
全ての罪をマルコ議員に擦り付けます。

こうして「知らない内に自分のクローンを作られていただけの人」という
ポジションを手に入れてしまえば、後はどうにでもなります。

ルカくんには新たな戸籍が与えられますが、
記憶移植技術を事前に何らかの形で盗んでおけば、
フェリーチェがルカくんに成り代わって生きていくことも可能でしょう。

また、刺客であるルカくん自身に対しては、
この「最終的に成り代わる段階」だけを伏せておくことで、
「クローン作成者たちを告発するための計画」に偽装することもできます。


結論〜掌の上で踊っているのか?

はい。
ここまでの考察を踏まえて考えると、
現状はフェリーチェの計画通りということになってしまいますね。

カナタたちが親一同を告発して新たな戸籍を手に入れても、
フェリーチェは逃げ切る手段を講じているのではないでしょうか。

フェリーチェが生まれ変わり計画を持ち掛けた張本人である、と示す、
具体的な物証を見つける必要がありそうですが……。


補遺〜地球ではない惑星

最後の場面について。

ポリ姉の以前の発言、「何も起こっていないの!?」からして、
本物の地球には、2060年代に何か致命的な惨事が起こったのでしょう。

しかし、それ以上のことはまだ分かりません。
惑星アストラとは、何なのでしょうか。

単純に「地球が滅んだ後に人類が移り住んだ、第二の惑星」という説が
最も妥当に感じられますが、

もしもそうであるとして、
それが一体、今後の展開とどのように繋がるのか……?

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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