子どもが生まれるプログラマが知るべき97のこと(執筆途中)
こんにちは.株式会社カミナシでEM をしております Keeth こと桑原です.今回は第1子が生まれて4ヶ月になる子育てビギナーの私が,5ヶ月の経験から得た知見を名著「プログラマが知るべき97のこと」のパロディ記事として書いていきます.
これから子どもが生まれるプログラマの方の参考になれば幸いです!
夜中のデバッグ(育児)タイム
徹夜でコードを書いた経験はある?それと同じか、それ以上の夜間タスクが待っている。「スリープモード」は通用しない
システム(赤ちゃん)は休むことを知らない。あなたの睡眠がランダムに割り込まれる。「バグ修正」を覚悟する
ミルクやオムツ替えは手早くしないと「バグ」が発生し、システムはクラッシュ(泣き)する。「パッチ適用」を迅速に
泣き出した赤ちゃんには即対応が必要。遅れるとデータ(ご機嫌)のロスにつながる。「スケールアウト」準備
1人の親だけでなく、祖父母や親戚をクラウドサーバーとして活用してリソースを増やすべし。「バージョン管理」の重要性
おむつの在庫、ミルクの残量、ミルクを与えたタイミングなど、環境のバージョン管理を怠るとトラブル続出。最新の「正しい」情報を家族間で常に共有しておくのがコツ。「コードレビュー」ならぬ「睡眠・ストレスレビュー」
パートナーとお互いの眠りとストレスをチェックし、バランスの取れたタスク分担を。「デプロイ後のケア」が必須
赤ちゃんが無事に寝た後も安心してはいけない。突然のリバート(泣き戻り)が来ることも。「ドキュメントなし」は致命的
育児中の記録(オムツ替えの回数や睡眠時間、成長記録)をメモしておくこと。メモを残しておかないと、同じミスを何度もする羽目に。ドキュメンテーションは未来の自分への贈り物
育児や健康管理のメモを記録しておくと後で役立つ。なぜ泣いていたかを数日後に思い出したり、自分たちのマニュアルとなる。デバッグに「忍耐」は必須
赤ちゃんの泣き声の原因究明は、バグの根本原因を探るよりも難易度が高い。スリープ(sleep)は一度の呼び出しでは足りない
夜泣きや授乳など、頻繁に起きる必要があることを知っておこう。うまくいけば、数時間ずつでもまとまった「スリープ」を確保できる日がいつか来るはず…と信じて。デバッグと同じく、バグ(問題)の根本原因は予想外のところにある
泣き止まない原因を探るのもデバッグと同じ。お腹が空いているか、オムツが濡れているか、原因は多様で、時には全く想定外のものがトリガーになっていることも。マルチタスク(並列処理)は幻想である
子どもがいると、複数のタスクを並列でこなしたくなるけれど、現実は「泣く」イベントが割り込みタスクのように発生して、シングルタスクになりがち。何もしていないときこそ、やるべきことが潜んでいる
育児が一見落ち着いているときほど、急にオムツ替えや哺乳などが割り込むものだ。静寂は嵐の前触れ。テスト(予行練習)が大切
子どもと出かける準備や、寝かしつけのルーチンなどは、実際に本番を迎える前に小さな「テスト」で練習を重ねておくと効果的。子どもの成長に合わせたアップデートが必要
新しいスキルや移動手段を身に付けたら、家の安全対策も更新する必要がある。ちょっとした油断がクラッシュの原因に。ストレージ(記憶容量)はすぐにいっぱいになる
子どもの写真や動画がどんどん増える。バックアップも含めて、ストレージの確保を忘れずに。再起動で解決できることもある
あまりに泣き続けるときは、赤ちゃんも親も一旦リセットが必要。短い休息が良いリフレッシュになる。"コードレビュー" は家族でのコミュニケーション
家族やパートナーと育児の進捗や考え方を話し合うのは、コードレビューと同じで重要。お互いの視点をすり合わせることで、より良い"コード"(育児)が進む。デッドラインは子どもの成長とともに変わる
「やりたいこと」のリストも、子どもが成長していくにつれ、何度も後ろ倒しになる。それでも、その時その時を大切に。「仕様変更」が常に発生する
今日のルーチンが明日も通じるとは限らない。成長とともに次々と「仕様」が変わる子どもに、柔軟に対応しよう。スコープの設定は難しい
「これだけで十分」と思って準備したものが、意外と足りなかったり、過剰だったり。育児も、開発と同じでスコープの見極めが難しい。突然の「メモリリーク(記憶の飛び)」に備える
睡眠不足の日々で記憶力が落ちるので、メモやリマインダーを多用して「漏れ」を防ごう。スタンドアップミーティングは簡潔に
家族での「今の状況報告」は、長すぎると意見がすれ違いやすい。要点を短く伝えることで、よりスムーズな共有が可能に。「デバッグ」はいつもと違うやり方で
泣き止まない時の対処法は一つではない。お腹、オムツ、眠さと、原因を確認して、「デバッグ」しよう。アジャイルに対応する育児が大切
育児もアジャイル開発と同じく、短いスパンで改善を繰り返し、少しずつプロセスを最適化していくのが鍵。継続的インテグレーションがカギ
家事や育児を家族全員が少しずつ協力して回していくためには、日々の小さな協力を重ねることが大事。ユーザーテスト(子どもの反応)を見逃さない
子どもの表情や行動は、何を気に入っているかのヒントになる。親の視点での「ユーザーテスト」から、少しずつ対応策を学んでいこう。「フォールバックプラン」を用意しておく
予定通りに進まない時のために、いつも予備のプランを用意しておく。お気に入りのオモチャやおやつが、救いの手となることも。アプリケーション(子どもの興味)の切り替えは予想外に頻繁
飽きてしまったらすぐに次を見つけることが重要。何が次のヒットかは、常にアンテナを張っておこう。メンテナンスも忘れずに
プログラム同様、育児もメンテナンスが肝心。親も自分を大切にし、定期的な休息でリフレッシュすることがパフォーマンス向上の鍵。ユニットテストのように小さな成功体験を積み重ねる
1日の中で「今日はよくできたな」と思う瞬間を大切に。小さな成功が、育児を乗り越える励みになる。共有リポジトリ(家族の情報共有)を作成する
家族の誰がどんな状態か、情報が共有されているとスムーズな運営に。チャットや共有アプリでの連携が役立つ。レスポンシブデザイン(環境・準備)は当たり前
場所に応じた対応が求められる育児では、どんな場面でも適応できるように工夫してみましょう。クラウド環境での「バックアップ」が欠かせない
写真や動画のバックアップは必須。消えたら後悔する瞬間を守るため、クラウド上に保存を。マルチプラットフォーム対応
家の中だけでなく、外出先にも対応する「マルチプラットフォーム対応」を意識して、子どもとの生活をエンジョイしましょう。インターフェースはシンプルに
子どもにとっても親にとっても、複雑な操作や手順は負担。日常アイテムやおもちゃも「シンプルなインターフェース」が使いやすい。ヒューマンエラーの検知の仕組み化
おむつのサイズやミルクの濃さなど、ちょっとしたミスが思わぬ混乱を引き起こす。ヒューマンエラーに気づく運用フローを整えることが大切。
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日々感じていること・思っていること・考えていること
Keeth Kuwahara が日々の業務・生活の中で, twitter でも facebook でもつぶやかない思っていること, 感じて…
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