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【メンバーインタビュー②】 ポーカーを楽しみながら学習できるように - 遠藤完治

こんにちは!CLOViZ株式会社の広報担当です!

CLOViZとは一体何なのか、そしてどのようなメンバーが在籍しているのか、それを知りたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
本noteでは、インタビュー形式でCLOViZのメンバーを紹介していきます。CLOViZの目指すビジョンやバリュー、それぞれのメンバーの役割やスキルセットについて触れながら、チーム全体が持つ力強さや個々の魅力を紹介します。

第2弾として、本記事ではポーカー学習アプリの開発面に携わっている大端さんについてご紹介していきます!



1. MIXゲームのパイオニアとしても活動するポーカー研究者

ーー簡単に遠藤さんのことを教えてください!

筑波大学の情報学群情報メディア創生学類所属3年の遠藤 完治と申します。大学では、プログラミングなどの理系情報分野に加え、コンテンツ制作、音声、音響、メディア、アートについて幅広く学んでいます。

ポーカーは大学一年の頃に始めてから夢中になり、大学を休学してこれまでに半年ほどラスベガスでプレイした経験があります。現在は、CLOViZでポーカー学習のコンテンツ制作や開発サポートを行い、JOPTではディーラーとして運営にも関わっています。
また、日本で主流のノーリミットホールデムとは異なり、複数の種目が混合されたMIXゲームを中心に研究を進め、その成果をnoteで発信しています。 有料記事もありますが、MIXゲームの情報は日本であまり出回っておらずプレイヤー人口も少ないので、まずは自分の持っている知識を共有し、プレイヤー人口を増やし、全体のレベルが向上していけたらいいなという思いでかけた時間や労力に比べて安価に発信しています。

直近の活動としては、9月上旬から10月下旬にかけてポーカー界で著名なAmuさん(GTO WizardのJapan Official Coachで、ポーカーのゲーム理論を研究している)ともラスベガスにポーカー遠征を行いました。同世代で同じ熱意を持ってポーカーに取り組んでいる仲間に加わることができ、大変感謝しています。
遠征では、ステーキングをお受けしていた為、自身のバンクロールでは打つことができない10-20 NLHや40-80 FL mixといったレートをプレーすることができ、とてもいい経験になりました。また、収支も9,000$近くプラスで結果的にも良い遠征となりました。

ラスベガスでポーカーをプレイ中の遠藤さん

~ 遠藤さんのnoteについて ~

2. ラスベガスで本場のポーカーを体験

ーー3回もラスベガスでプレイされているんですね!本場のポーカー体験はいかがでしたか?

実際にラスベガスでプレイしてみて感じたのは、ポーカーの理論やゲーム性を学ぶことは重要ですが、レートの高低にかかわらずメンタルコントロールが非常に大切だということです。実力差があっても、メンタルの弱さから勝てないことがあるからです。
例えば、ある程度上達してくるとハンドレンジが固まったプレイヤー同士の戦いが増えてきますが、どれほどポーカーが上手な人が強いハンドを持っていても、相手の一見不利なハンドに大きなポットを連続して落としてしまうことがあります。 このような時に感情的になることをティルトと呼びますが、理不尽な状況に対して感情的になるプレイヤーは、その人が本来ならばできていたであろうプレイができなくなってしまいます。長時間プレイをする場合は特にこのメンタルコントロールが必須です。

その他に、均衡ではプリフロップは2~3BBのサイズのオープンレイズで参加することがほとんどですが、現地のプレイヤーはリンプや5BBオープンといった均衡とはかけ離れた戦略を取ってくることがあります。こういった相手がどういったアクションを取るのか、それに対してこちらはどうすれば利益的なプレーができるのかを考えるのは、実際にプレーする必要があるといえるでしょう。
勉強することももちろん大事ですが、実際にプレイしながら特殊な相手にどう対処するかを日々考える経験が重要だと感じました。

後は収支についてですが、ある程度勝てるプレイヤーは時給5BBほど稼げることが多く、さらに上手いプレイヤーはその2〜3倍を狙える感覚でした。

またこれはポーカーは関係ないですが、ラスベガス滞在中のポーカー友達とプレイを中断しながら年越しの花火を見て新年を迎えたことが記憶に残っています。ポーカーを通して友人ができ、ポーカー以外のことを楽しめる仲になったのは人生にとってプラスになったと今では感じています。

3. 遠藤さんの感じるポーカーの魅力に迫る

ーー休学してまでラスベガスに行ってプレイする行動力がすごいですね!
ポーカーに関して最近注目していることはありますか?

最近特に注目しているのはMIXゲームとトーナメントです。

まずMIXゲームについてですが、日本国内では、世界に比べて種類が少なく、プレイヤー人口も限られているため、MIXゲームの魅力に気づいている人が少ないと感じています。MIXゲームは複数の種目を組み合わせてプレイするため、1種類のゲームに縛られず、応用力や適応力が求められる点が大きな魅力です。
その中でも、特に『パラダイスピッケム』というゲームにハマっています。このゲームは、さまざまな種目を組み合わせ、各ハンドごとに種目を選んでプレイするというユニークなルールを持っています。テキサスホールデムのように1つの種目に特化するのではなく、プレイヤーはその場で異なるゲームに迅速に適応しなければなりません。これにより、プレイヤーの応用力が試される点が非常に魅力的です。各種目のルールや特徴を理解しながら、各ハンドにどう対応するかを瞬時に判断する必要があります。 また、バラエティと戦略性が奥深く、プレイするたびに新たな発見があります。

次にトーナメントについてですが、キャッシュゲームとは根本的に異なる戦略的アプローチが要求されることに注目しています。
例えば、バブル付近では通常のキャッシュゲームではレイズで参加するハンドをフォールドするケースが多く見受けられます。これは、バブルファクターの上昇に伴い、チップを失い飛ぶことが非常にマイナスだからです。

MIXゲームやトーナメントの魅力をもっと多くの人に知ってもらいたいので、自分自身もプレイヤーとしてさらにスキルを磨きながら、この魅力を広めていこうと思っています。

4. ポーカー業界の発展:プレイヤー人口の増加

ーーMIXゲームは応用力が問われる分、プレイするたびに新しい発見があるというのはとても面白いですね!遠藤さんはこれからポーカー業界がどうなって欲しいと思っていますか?

昔と比べると、「世界のヨコサワ」さん等Youtuberやインフルエンサーが発信するポーカーの分かりやすい解説・プレイ動画や面白いコンテンツが増えてきて、ポーカーに興味を持つ人が増えているように感じます。

今の流れは自分は非常に良いと思っていて、まずは多くの人がポーカーに触れる機会が増えて、「ポーカーをプレイしたことがある」と言える人達がもっと増えることが業界がもっと盛り上がるためにも重要だと思っています。
現在、上級者と初心者の間に大きな実力差があり、初心者がプレイに混ざることができなかったり、始めずらかったりと参入のハードルが高いと感じています。そのため、初心者や一般プレイヤー向けにわかりやすい情報を発信したり、始めるきっかけを提供したりすることで、プレイヤー人口の増加を図ることも重要な要素の一つだと思います。

上級者向けの学習環境を整えることももちろん重要ですが、まずは多くの人にポーカーを楽しんでもらい、その多様性が新たな成長のきっかけになるといいと思います。
また、僕自身ポーカーが好きなので、同じようにポーカーが好きな人が増えて、そうした人たちがより楽しめる環境が広まっていけば嬉しいです。

5. おすすめのポーカー勉強法:環境と意欲的な学習

ーー私の周りでもポーカーをしている人は少ないので、プレイヤー人口が増えてほしいと感じます!ポーカーのおすすめの勉強方法はありますか?

一番の方法は、上手い人がいる環境で学ぶことだと思います。

僕の場合、アミューズメント施設ではなく、主に社会人との交流もあるサークル活動を通じてプレイしてきました。幸運にもリテラシーが高いプレイヤーが集まる環境で学ぶ機会に恵まれ、自分よりも勉強法やゲーム理解に優れた方々から教わることで、着実に上達を実感しました。

特に、早い段階で「トイゲーム」という概念に出会えたことが大きかったです。中でも有名な「AKQゲーム」という、ポーカーを学ぶにあたって本質的なものが詰まっているゲームです。
たとえば、バリューレンジやブラフレンジに属さない中途半端なマージナルハンドをベットではなくチェックする方が良い理由など、理論的な部分を早い段階学ぶことができました。この経験が現在のポーカー学習にも大きく影響していると感じています。

もちろん、勉強して強くなっていくこともポーカーの楽しみ方の一つだと思いますが、まずはゲームを楽しむことが最も大切だと考えています。ポーカーを楽しめないと、そもそも勉強する意欲も湧いてこないと思うので、まずはしっかり楽しんで、その中で強くなることに興味を持ってもらえたら嬉しいです。

意欲的に取り組むと、教える側のモチベーションも上がり、教えてもらえる内容の質も上がるので、より上達できるはずです。
そのために、私たちが提供しているPOKER Q’zではAIを活用し、良い環境で意欲的に学習できるようなサービスを作っています。

6. POKER Q’zの魅力:遊んでいたら、学んでいた

ーーたしかにまずは楽しむことが大事ですよね!POKER Q’zの魅力について詳しく教えていただけますか?

現在の日本では、GTO Wizard(ゲーム理論的に最適なプレイの情報が閲覧できるサービス)が広く使用されていますが、主に上級者向けの内容が多く高価格帯のため、初心者にとっては敷居が高いのが現状だと感じています。

一方、POKER Q’zは初心者でも理解しやすい内容を豊富に提供しています。基本的な戦略から始まり、徐々に複雑な概念へと進んでいくため、ポーカーを学び始めたばかりの人でも無理なく学習を進めることができます。

ポーカーの学習はとっつきにくい、敬遠されるイメージがあると思いますが、POKER Q’zを実際使ったらそんなことはなく、どんどん自分から意欲的に学習ができるようなツールになっていると思います。

また、POKER Q’zはアプリだけではなく、X(旧Twitter)やLINEオープンチャットで定期的にポーカーに関するクイズが出たり、対面で初心者向けにイベントを行っていて「遊んでいたら、学んでいた」という体験ができるので、ぜひPokerQ'zに触れていただけると嬉しいです。

ーー遠藤さん、本日はインタビューありがとうございました!

こちらこそありがとうございました。僕たちの取り組みに興味がある、一緒にサービス開発に携わりたいと感じていただいた方がいましたら、ぜひ下記リンクよりお問い合わせください!


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■ 会社概要
名称    : CLOViZ株式会社
所在地   : 東京都世田谷区赤堤4丁目13番7号
設立    : 2024年5月7日
代表取締役    : 真崎 颯太郎
URL    : https://cloviz.co.jp/

■ 本件に関するお問い合わせ先
CLOViZ株式会社
info@cloviz.co.jp

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CLOViZ(クロービズ)は、「遊んでいたら、学んでいた」というビジョンの実現に向け、AIと不完全情報ゲーム理論を活用した革新的な教育プラットフォームを創造しています。テクノロジーと教育の融合に興味がある方、創造的で挑戦を恐れない方、世界中の人々の学習体験を変革したい方、ぜひエントリーをお待ちしております。

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