相性良いと思ってたのに〜
まだまだ残暑残って暑いですねぇ。
ホント溶けちゃう。
家に半年以上前から残ってるアイスに手を出したくなる欲望と戦ってなんとか勝ち続けてる。
だってラクトアイスなんだもん。
癌発覚前に毎日のように食べてたお気に入りのアイスですよ！
そりゃ癌なるよねって思い至ったくらいアイス毎日食べてました。
とあるクリニックの先生に
「なんで癌になったと思われますか？」
って聞かれて、即座に
「アイスの食べ過ぎだと思います。」
って答えてポカーンとした顔されたけどね。
だって、どう考えても癌発覚前から家の米は玄米100%だし、塩糀、醤油糀、玉ねぎ糀を主な調味料としてご飯作ってたし、ベーコンやウィンナーも外食とかでない限り買ってなかったし、無農薬とかまで気を遣ってなかったけど、そこらへんの人よりは気を遣った食事内容だったと思う。
考え方とかそういうのが大きかったんやろうなぁと今は思うけど、クリニックの先生から聞かれた時は自分の食生活の悪癖で思い浮かぶのはこれだ！ってなったんだよね。
なので、今甘いものとかもそこまで完全除去してない中で、最後の砦のようにラクトアイスと、アイスキャンデーだけは食べるまい！と誓って守ってる。
ラクトアイスほんとやばいらしいですぜ、みなさん！
毎日食べてた私が言うのもなんだけど…
っていうか、だから説得力があるのか？？
っていうか、今更やけど、それだけ毎日闘うくらいならさっさと捨ててしまえばいいんじゃね？とホント今更やけど思ったわ（笑）
さてさて、めっちゃ話脱線してるぅぅぅぅ。
ザキヤマがくるぅぅぅぅ。（←言いたいだけ）
題名の相性はアイスではござんせん。
前置き…どころか全然関係ない話を長々どうもすいやせん！
今使ってる化学療法薬。
髪の毛は抜けてるよ？なんなら掃除面倒だから抜け切る前に丸坊主にしたよ？
じゃじゃーーーん！本邦初公開の私の姿！！
キャッ！つるっぱげ！…とまではいかないか？
もっと髭剃りぐらいまでいきたかったけど、看護師さんからあまり刺激を与えすぎると薬終わったら生えるはずの髪が生えなくなるって言われてたからバリカンも恐る恐る、「刺激ないよね？傷つけてないよね？」とか思いながら最初6mmでやったけど、（え？これまだまだ掃除面倒じゃね？）と思って2mmで思いとどまった。
（全然恐る恐るじゃないやん！笑）
まぁ髪の毛の話は置いといて…
他にも白血球の数値下がるとか、手足の痺れがでてくるとか、皮膚がおかしくなるとか（荒れるか、シミか、なんかそんなんやったはず。）（←自分の体に関する事やのに適当すぎるぞ！おいっ！）色々副作用が出てくるはずが他は全然大丈夫！
だからめっちゃ相性いいって思ってたし、お休み期間に体調悪くなるから「薬早くうちたい〜」って麻薬患者のように薬求めてた。
でもねぇ、うっすら感じてはいたんだけど、どうやら効いてないらしい。
最近、抗がん剤治療して1週間も経たないうちに腹水パンパンで食欲減退して動けなくなってた。
なんなら腹水っていうより癌細胞増加してるよね？って自分でも感じてた。だって皮膚の下の臓器が硬くなってるの外から触ってわかっちゃうんだよなぁ。
そしてとうとう投薬治療の通院の日にドクターから提案されてしまった。
「今回お休みして来週に新しい化学療法に変えませんか？」
思い返すと、ドクターは入院中から新薬の講演会（？なんかドクターが行くやつ）に東京まで行って情報集めてきてくれたらしく、もし今のが効かなくなった後にそれが使えるかどうか型を確かめるために前の病院から検体かりて適合するかどうか検査してもいいですか？って確認されてた。
今の薬を始めたばかりの時やったから、「もう次の心配？」とは感じてた。
どうやら、最初からドクターは効きが悪いって感じてたみたい。
新しい化学療法薬を勧められたときに、
「今の薬が効く人にはお腹がペタンコになってたんです。腹水にはよく効く薬ですが、癌細胞そのものに効果を発揮してないのか増殖して腹水の抑制も追いついてないかもしれません。」
って言われた。
あぁ、先生ずっと前から感じてたのに今まで黙って見守ってくれてたのねぇ。ありがとう！！
（今のドクターめっちゃ好きやから何でもいいように受け取る。笑）
ただ、その週末は大学時代の友人達が遠路はるばる新幹線とか使って何時間もかけて会いにきてくれる予定があったので、その時の体調のまま週末すごすの絶対無理！！って思ったので、最後にワンチャン賭けて今の薬を今日させてください！ってお願いして受けさせてもらった。
おかげさまで友人たちと楽しい時間を過ごせた。
大学卒業ぶりの子もいて、な、な、なんと22年ぶり！
っていうか大学卒業して22年も経ったん！マジか！！
そりゃ皺もシミも増えるはずだ（汗）
でも友人達は全然変わってなくてなんかホント22年ぶりとは思えないあの頃のままの会話が繰り広げられてた。
でも、関西ノリ久々で、おっとりな今の土地に馴染んでる私は、言うなれば大縄跳びしてたのが急にダブルダッチにルールが変更したように会話のテンポが早すぎて
「え？どうやって入る？」
ってなって、途中から観客となってみんなの会話を楽しんだ。
ほんの14〜5年前はあんな会話してたんよね、私？
環境ってすごいな。
なんか標準語でキモいって言われるし。
確かに関西弁あんまり出てない。
でも息子が言う関西弁のイントネーションが気持ち悪いって思う関西人根性は全然残ってるよ。
なんなんだろうね？地方の人が使う関西弁の気持ち悪さ。
ロンブーの淳がいう「うち（女子が私の事を指す時に使う）」が違うねん！気持ち悪いねん！って思い続けてた。
（絶対同じ気持ちの人多いはず！）
まぁ、そんなこんなで楽しい週末過ごせた。
けどねぇ。やっぱりねぇ。
もたなかった…。
本当は16日から入院して17日に新しい化学療法スタートって話だったけど、週明けの9日の時点で胃からの逆流感じて夜寝る時の闘いが始まりだした…。吐くまでいかないけどゲップが出て、たまに「あ、これヤバいやつ」って我慢しないとそのまま胃液出てきそうな感覚があって呼吸法で腹膜膨らましたり凹まして胃から出ていってくれるように頑張る。
ヤバいよヤバいよヤバいよヤバいよヤバいよ
と、私の中で稲川淳二が騒ぎ出す。
（そういや最近夏になってもお見かけしない。お元気にされてるのだろうか？）
1ヶ月くらい前の入院前の状況が思い出される。
三日三晩睡眠もとれずに緑色の液体吐き続ける日々。
嫌だ！あの日々だけには戻りたくない！！
週末に次男の吹奏楽の演奏と夫の祭りの神輿かつぎやら上のるのやらとイベントが頭をよぎる。
私のせいであまり練習とかに参加できてないけど、厄年で同級生たちと一緒に中心となって参加する夫のある意味一生に一度の祭り。厄祓いの意味もあるし見にいって映像におさめたり声かけしてあげたかった。
次男の吹奏楽も練習頑張ってトランペットの高音がなかなか出せなくて格闘してるのを知ってる。どうなってるのか見に行ってあげたかった。
でも、このまま頑張っても来週まで保ちそうな気がじぇんじぇんしない。結局、見に行く事もできないままもがき苦しんで週末過ごす自分が見えた気がした。
なので今回は無理せずサクッと決断。
最短で13日から投薬できると聞いてたので週末待たずに入院させてもらうように病院へ連絡。
実はコロナ患者が増えてて病室の空きがないからもともと13日から希望だしてたけど16日から入院という話になってたけど、連絡した事でなんなら投薬を12日にしてくれて11日から入院という段取りに変更してくれた。
ホント今のドクターすき！
病棟の看護士さんたちも無理聞いてくれてホントありがとう！！
みんな神ーーーーーー！！
と言うわけで今病室にいます。
次の薬は癌細胞多いほど吐き気がキツイらしく腹膜播種とかしちゃってる私、確実吐き気に襲われるやん！！って感じやけど、ドクターがゆっくり時間かけて投薬したら吐き気が抑えられるらしいので12時間かけてゆっくり投薬します。との事。
もう今のドクターに絶対的信頼を寄せてるので、きっと副作用もそんなにでない！と単純な私は思ってる。
なんならこのまま癌細胞なくなる。
というわけで、この本に書かれた瞑想をしながら明日の投薬に備えて入院スタートでござる。
ま、「早く投薬を〜」とか入院早めてる時点でまだまだこの瞑想の完成点まで到達できてないんやろなぁとは思うけど…（汗）
まぁ、成せばなる、成さねばならぬ、何事も。
大学時代の友人から手土産としていただいたものの１つ
病室出る時はマスクするけど、病室で鏡にうつった自分の顔色が少しでも明るいとテンション上がるしお守りのように使ってる。リップ塗り終わった時ってなんかニコッで終わるよね？
笑顔になるアイテム！！
そういう意味でプレゼントしてくれたのかな？？
めっちゃありがたし！！
しかもCHANELとか！？最初開けた時鳥肌たったわ！！
ホント幸せすぎてヤバい！
病人でいる事にあぐらをかきまくる前に、お返しできる健康体人間にならねば！！
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