患者様がお亡くなりになったとき、施術者としてどう対応すべきか?
こんにちは、黒羽です。
訪問鍼灸や訪問マッサージを続けていると、患者様との悲しいお別れを経験することがあります。
長く寄り添ってきた患者様とのお別れは、施術者としてもとても辛い瞬間ですよね。
ですが、このようなときこそ、施術者としてご遺族様に誠意を持った対応をすることが求められます。
今日は、患者様がお亡くなりになった際の対応方法について、具体的な流れをご紹介します。
1. 訃報を受けたときの対応
まず、訃報をいただいた際には、すぐに弔意を伝えることが大切です。
たとえば、こんな言葉を添えてみてください:
「このたびの突然の訃報に、心よりお悔やみ申し上げます。大変なときにご丁寧にご連絡いただき、誠にありがとうございます。」
その上で、弔問のタイミングについて伺いましょう。
「ご迷惑でなければ、お悔やみに伺いたいのですが、いつ頃がよろしいでしょうか?」と、相手の状況に寄り添った言葉を使うことがポイントです。
2. 弔問時の対応
弔問は、お亡くなりになってすぐではなく、1週間ほど経過した頃を目安に伺うのが良いでしょう。
この時期にはご遺族も少し気持ちが落ち着いていることが多いです。
弔問の際には、以下のような準備をしておくと良いでしょう:
香典:一般的な冠婚葬祭マナーに従い、3,000〜5,000円程度を目安に包む。長らくお世話になった方に対しては10,000円位。
お供え物:香りの良いお線香や、お花などが適切です。
ご訪問時には、まずご親族様にお悔やみの言葉を述べ、次のようにお伝えします:
「これまで長きにわたりお世話になりました。お線香をあげさせていただきたいのですが、よろしいでしょうか?」
患者様の思い出話を交えると、ご遺族の心が和らぐことがあります。
「施術中によくこんなことをお話しされていました」など、患者様とのエピソードをお伝えすることで、自然と会話が生まれることが多いです。
3. 療養費の手続き
療養費に関する対応も、避けては通れません。事前にご遺族へ以下を確認しましょう:
ご請求書を郵送するか
お伺いする際に集金するか
ご訪問時に療養費をお渡しし、こうお伝えします:
「こちらが〇〇様の療養費となります。お手数ですがご確認いただけますでしょうか。」
療養費の申請書は、患者様のご逝去後は代筆が必要となります。
記載方法については事前に保険者へ確認し、不備のない対応を心掛けましょう。
4. お別れの際の言葉
ご訪問が終わる際には、感謝とお悔やみの気持ちを伝えましょう。
「このたびは本当にお世話になりました。患者様と過ごした時間は、私にとっても大切な思い出です。どうかお体に気を付けてお過ごしください。」
最後に丁寧にお礼を述べ、ご自宅を後にします。
まとめ:施術者としてできること
患者様がお亡くなりになったときは、ケースバイケースの対応が必要です。
しかし、大切なのはご遺族の気持ちに寄り添い、誠実に対応すること。
それが、訪問鍼灸や訪問マッサージに携わる施術者としての責務です。
今回ご紹介した対応を参考に、ぜひご自身の治療院での対応方針を決めてみてください。
このような経験を通じて、患者様やそのご家族から信頼される施術者へと成長できるはずです。
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