見出し画像

同意書が難しい…診断書をもらう時の注意点とは?


こんにちは、黒羽です。

訪問鍼灸をやっていると、「医師が同意書を書いてくれない…」 という状況に直面することがあります。

「同意書が難しいなら診断書で代用できる?」
「診断書なら何の病名でも大丈夫?」
「医師に『この病名でお願いします』と伝えるのはアリ?」

今回は、診断書をもらう時の注意点 について解説します。

診断書で鍼灸治療を受ける場合、病名は何でもOK?
結論から言うと、「鍼灸の対象6疾患」に該当する病名でないと保険適用はできません。

✅ 神経痛(坐骨神経痛など)
✅ リウマチ
✅ 頚腕症候群(首や肩の痛み)
✅ 五十肩
✅ 腰痛症
✅ 頚椎捻挫後遺症(むち打ちなど)

例えば、「肩こり」「筋肉痛」「変形性関節症」といった病名では、保険適用にならない んですよね。

なので、診断書をもらう際には、「対象疾患の診断名になっているか」を必ず確認 する必要があります。

診断書をもらう時に「病名を誘導する」のはOK?
ここがポイントになる部分ですが…

医師に「この病名でお願いします」と伝えるのはNG。

なぜなら、我々鍼灸マッサージ師には診断権がないため、病名を指定することはできない からです。

ただし、診断書を書いてもらう際に、「この病名じゃないと保険適用にならない」ことを医師に伝えるのはOK です。

例えば、こんな伝え方なら問題ありません。

❌ NG例
「先生、診断名は『腰痛症』でお願いします!」

⭕ OK例
「先生、鍼灸の保険適用は『神経痛・リウマチ・腰痛症などの6疾患』と決められています。この範囲に該当する診断名で診断書を書いていただくことは可能でしょうか?」

こう伝えれば、医師が「これは保険適用になるかどうか」を判断しやすくなる んですよね。

診断書をもらう時に「付箋メモ」を渡してもいい?
医師に診断書を書いてもらう際に、「診断名は〇〇でお願いします」 と書いたメモを貼るのは避けたほうがいいでしょう。

理由は…
✔ 診断名を指定するのは診断権の侵害になる可能性がある
✔ 医師によっては「圧力をかけられている」と感じることがある
✔ 不正請求とみなされるリスクがある

ただし、付箋を活用する方法として、「往療の必要性」を書いてもらうよう促す のはOKです。

例えば、
✅ 「往療の必要性があることを記載いただけますか?」
✅ 「患者さんの歩行困難の状況を記載していただけると助かります」

こういった形で伝えるのは、医師が判断しやすくなるので問題ありません。

診断書をもらう際のポイント
✔ 診断名は「鍼灸の対象6疾患」に該当するものを確認
✔ 診断名を直接指定するのはNG、でも「保険適用の範囲」を伝えるのはOK
✔ 「往療の必要性」を記載してもらうように促すのはアリ
✔ 診断書を頼む際には、医師に負担をかけないようにスムーズに依頼する

同意書がもらえないからといって焦って無理なお願いをすると、医師との関係が悪化して、今後の紹介や同意書発行がますます難しくなる 可能性もあります。

「先生、診断書を書いていただく際に、こういう条件が必要になるのですが、可能でしょうか?」と、あくまで相談ベースで依頼する のがポイントですね。



📢 訪問鍼灸マッサージ成功の秘訣を無料で学べる!

有料級の情報を【毎日無料】で配信中✨

✅ 新規患者の増やし方
✅ 医師やケアマネとの信頼構築
✅ 資金管理と黒字経営の秘訣
✅ 差別化できる施術ノウハウ
✅ 保険適用での注意点

メルマガ登録は、プロフィール欄のリンクから‼️



#訪問鍼灸 #訪問マッサージ #同意書 #診断書 #医療保険 #鍼灸保険 #往療の必要性 #高齢者ケア #訪問治療 #鍼灸師 #マッサージ師 #ケアマネと繋がりたい #在宅リハビリ #訪問医療 #鍼灸のある暮らし #治療家の仕事

いいなと思ったら応援しよう!