柔道整復師が訪問鍼灸マッサージを実現するための方法と道筋

こんにちは、黒羽です。

「柔道整復師の資格だけで訪問鍼灸マッサージを始めることは可能なのか？」

この疑問を持つ方は多いですよね。法律上、柔整師の資格では鍼灸やマッサージそのものを行うことはできません。

ただし、 やり方次第では訪問鍼灸マッサージの分野に関わることが可能 です。

今日は、柔整師の方が訪問鍼灸マッサージに携わるための 具体的な道筋と現実的な方法 をお伝えします。



柔整師が訪問鍼灸マッサージを行うための方法



1. マッサージ師や鍼灸師のスタッフを雇用する


柔整師の資格では、訪問鍼灸やマッサージを直接行うことはできませんが、 あん摩マッサージ指圧師や鍼灸師の資格を持つスタッフを雇用 すれば、事業として訪問鍼灸マッサージを提供することが可能です。

あなたは事業の運営や管理、患者さんの紹介ルートの構築に専念し、資格を持つスタッフが施術を行う形になります。

これなら法律にも違反せずに訪問鍼灸マッサージを保険適用で提供できます。特に訪問施術は、整骨院のような大規模な設備を必要とせず、固定費を抑えながら始められるのが魅力です。

2.鍼灸師・マッサージ師資格の取得を目指す

もう一つの選択肢は、あなた自身が 鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師の資格を取得する ことです。

資格取得には3年ほどの時間と学費が必要ですが、資格を取得すれば訪問鍼灸マッサージを直接行えるようになり、保険請求も可能になります。資格取得後は、手ぬぐいと自転車さえあれば始められるくらい初期投資が少なく済むので、整骨院を開業するよりもはるかに低リスクです。

3.柔道整復師のスキルを活かして「将来の武器」に

柔道整復師として身につけたスキルや知識は、将来あなたが鍼灸師やマッサージ師の資格を取得した際、大きな武器になります。

例えば、 運動器の機能改善に関する知識 や、患者さんとのコミュニケーション力、施術の際の解剖学的な理解などは、訪問鍼灸マッサージの現場でそのまま活かせるものです。

資格を取得した際に、既に豊富な実務経験とスキルがあることで、患者さんからの信頼も得やすく、スタートダッシュを切ることができるでしょう。

訪問鍼灸マッサージに携わるメリット

• 需要の高い分野に参入できる

　通院が難しい高齢者や体に不自由がある患者さんからのニーズが非常に大きい。

• 固定費が抑えられる

　訪問施術は場所代がかからず、整骨院のような大規模な設備投資も不要。

• 柔整師としてのスキルを活かせる


　運動指導やリハビリで貢献することで、独自の価値を提供可能。

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