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車椅子ほっこりエピソード

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車椅子ほっこりエピソードをまとめました。
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#車椅子

かわいい案内でほっこり美術館へ

かわいい案内でほっこり美術館へ

今日は
近所の小学校の
図書ボランティア活動の日でした。

ボランティアメンバー3人で活動していると、 
20分休みに
2年生の子どもたち全員がぞろぞろやって来て
「おはなし美術館を作ったので見に来て下さい」と
会場の教室まで案内してくれました。

私の車椅子を
2年生の子どもたちが代わる代わる
押してくれました。

「この廊下の先を左に曲がると美術館になってます」と、
会場に向かう間
横を歩いて

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ワンちゃんのお心遣いにほっこり~車椅子ほっこりエピソード④~

ワンちゃんのお心遣いにほっこり~車椅子ほっこりエピソード④~

一昨日、夫に車椅子を押してもらいながら図書館を出ると先にある歩道の右側から犬とお散歩中のかたが来られていました。
私は犬のボーダーコリーがかわいくて見ていました。
そのボーダーコリーも歩道と図書館への道のちょうど交差する手前で私に気づき、ピタッと歩みを止めて私の方をキラキラな瞳で見ながらしっぽをビュンビュンふってやがて腰をおろしました。
「どうやら先に道を進んでいいですよ」と言ってくれていたようで

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車椅子ほっこりエピソード③(「ゆっくりでいいですよ」シリーズ)

車椅子ほっこりエピソード③(「ゆっくりでいいですよ」シリーズ)

車椅子に乗っているとよく言われる言葉が、
「ゆっくりでいいですよ」。
この言葉のあたたかさ、人のあたたかさに感謝感謝です。

5年前はじめて一人で車椅子で帰省したとき、駅のエレベーターからおりる時に男性の方が「開く」ボタンを押しながら、
「ゆっくりでいいですよ」
と言って下さり、気持ちがほっこりしました。

最近でも病院や薬局でお金を払うときにも、名前を呼ばれてレジへ向かう時に、
「ゆっくりで

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車椅子ほっこりエピソード②

車椅子ほっこりエピソード②

2016年9月下旬のこと。

半年前に予定していた実家への帰省を実行しました。
本来なら楽しみでいっぱいの帰省がドキドキの帰省。
飛行機のチケットを取った半年以上前の2月は、まさか半年後自分が車椅子必要な状態だと思っていませんでした。
しかも、出発前日まで入院していた状態で、医師や看護師さんにも大変心配されました。
・一人で帰ること
・飛行機は乗り継ぎで2便利用すること
・到着空港から実家まで2種

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車椅子ほっこりエピソード①

車椅子ほっこりエピソード①

5年前の2016年9月上旬のこと。
熱の検査と謎の体の揺れのリハビリのため入院中でした。
外泊の許可が出て久しぶりの我が家&お出かけ。

小雨が降るなか夫と久しぶりに近所の郵便局へ。
アットホームな雰囲気の小さな郵便局。
入院するまでは、週に一回は通うほどの常連客だった私。
顔馴染みの局員さんたちが、久しぶりに訪れて更に車椅子姿で現れた私をみて、
「どうしたのですか?」と驚かれた様子。

秋の風物

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