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変わらなきゃと思った時

このままじゃダメかも


1年以上前の話ですが、一時期、物事が上手くいっていなくてしんどい時がありました。

子供の前では辛そうな顔は見せないでおかなければと思っていましたが、それもできなくなった時、
「あ、このままの私じゃダメだな」って思いました。

子供が不登校の状態でいつも家にいるのに、ひとりしかいない家族である私が落ち込んでいることで、子供にとって家庭が安心できる場所でなくなってしまうかもしれない。
だから私が落ち込んでいては良くない、なんとかして変わらなければ、と思いました。

「まわり」を見て動いていた


私は元々自己肯定感が低く、いつも自信がありませんでした。
まわりの人が肯定してくれることで、自分を保っていたところがあります。
なので、いつも人の顔色を伺い、人が望みそうな立ち回りをしていました。
なんでもいいから、褒めてほしかったんです。

でも、褒めてもらったら謙遜しなきゃいけないと思っていて、褒めてもらったことを素直に受け取ることもできない状態でした(めんどくさい)。

そんな状況では、人に肯定してもらえない状況になると途端に詰んでしまいます。
自力で自分を立て直せるようになること、家の中の空気を変えることが必要でした。

まずは、自己肯定感に関する本を読み始めました。
それと同時に、家の片付けをすることにしました。
新しいものを取り入れるには、いったん抱えているものを手放して身軽にする必要がある、という話を読んだからです。
空きスペースができないと、新しいものを取り入れようとしても上手くいかないのです。
これは持ち物にもにも思考にもどちらにも言える話ですが、まずは目につきやすい部分である「持ち物」を見直そうと思いました。

持ち物を見直す

家の中を見回すと、ずいぶんたくさん要らない物がありました。

  • 亡夫の遺品整理が、中途半端な状態で止まっていた

  • 成長した子供がもう使わなくなった物がそのままになっていた

  • 私の使わなくなった物が、そのままになっていた

と、まあ全員分の要らない荷物があったわけです。
亡夫も含めて、家族の中で片付けが得意な人が誰もいませんでした(;'∀')

遺品整理は、エネルギーを使います。
それまでも少しずつ進めてはきましたが、亡夫の物が多いことと、私の心がしんどいという理由でなかなか進みませんでした。

でも、これがある程度終わらないと、私はいつまでたっても「夫を亡くした人」のまま生きることになると思いました。
「未亡人」である事実は変わらないけれど、そういう生き方はもうしたくなかった。
それまで、子育てが終わって親を見送ったら、自分の人生はもう終わってもいいと思っていました。
でも、これからは、「わたし」の人生をちゃんと生きよう。
そう決めました。

片付けを始めたことで実際良い方向に物事が動いていくことになったし、後で起きる出来事ともリンクしていたと思います。

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