命術35複合スキル先読みレビュー

自己紹介&概要

 髪長神社で行われた駆け上がれ!階段レースにて99段までしか登れなかった男のPLをやってるクローバーです。ちくしょう!今年も登れなかった!!!!
 そんなダメ男話はさておき、もう数更新あとかと思っていたらいきなりその姿を現した35スキルたちに興奮するなか、前回もやったいつもの先読みスキルレビューをやります。ちなみに判明後レビューもまたやる予定です。
 なお評価については1〜5の整数としていますが、この評価値はレビューしている私の私見・独断・偏った常識が入りますので一切参考になりません。話題のネタにする程度の気持ちでどうぞお読みくださいませ。
 また気になるスキルのレビューだけが見たいという方は該当スキル名で検索してお飛びください。

命術35系統

命術35 デリュージュ SP300 敵全:水領撃&連続減
評価4
(ビッグウェイブを超えるかどうか)
 まず直系から現れたまさかの敵全。そのうえ領域値を上げることで火力が伸ばせる領撃と来ました。その上で連続減少まで付いてるあたり、ダメージは正直伸ばしづらそうな印象があります。類似スキルとして命術魔術20で取得可能なビッグウェイブがあり、同じ消費SPで敵全:粗雑水撃。火力については今更言及するまでもなく強力であります。
 で、領撃ということは初手で使うとダメージが出せないため、その点でビッグウェイブに遅れを取ってしまいます。しかし、こちらには連続減少の効果もあるため、そちらだけを目当てに初手から連打するという使い方も考えられますが、果たして連続減少がどれほどの効果なのか。ダメージもいかほど出せるかで判明後の点数が大きく変動することでしょう。
武術35命術35 ハイドロラッシュ SP280 敵4:水撃&連続奪取
評価4
(俺が上!おまえは下だ!)
 ここ最近のハザマ戦闘情報局(胡乱)によりますと、装備付加の加速を用いたりアルスマグナを使ったり疾駆スタイルからのAGI増加&隊列補正を利用しての連続行動をしようという動きが見られるようです。そうでなくても敵NPCのプロティアンフォームや追風といった連続行動を増加させるスキルが存在しており、特殊戦などにおいても警戒していないといけない状況となってきています。
 そういう意味では先に挙げたデリュージュと併用することで、相手の連続行動を抑えて戦えるスキルとなることでしょう。ただ、こちらは単体相手かつ連続値を奪う効果が付いてるため、相手の連続行動を抑えつつこちらが連続行動をして状況を有利にしやすくなります。
 懸念としては連続奪取がどれだけ奪えるのか、敵が複数いると狙いがブレてしまうため思うように抑制できないかもしれないの二点。タイマンならば使用に問題はないので、相手の隊列と自分の射程を確認して使うのがいいかもしれません。
魔術35命術35 ツインコンフリクト EP1 SP300 敵:火撃+敵:水撃
評価2
(メド○ーアでも撃ちたいのかな)
 35スキル、ざっと見てると複数属性で殴るスキルがそこそこ見受けられてまして、このスキルもそのひとつなのですがーーーうーんどうでしょう。命術ヤーのみなさまにつきましては滅頂之災やアルスマグナがあるので、水撃化して使うには使えるのですが、そこまでして使うのかと言われるとやっぱりうーーーんってなってしまうスキル。研究されまくって身動き取れないときに使う切り札的に使えることを祈っておきましょう。
命術35時空35 エアレーズング SP300 味傷8:HP増&護衛+自:炎上
評価2
(おまえは一体なにがしたいんだ時空ぇ!)
 わかんない。私、時空ちゃんのこと全然わかんなぁい!30に続いてさらに回復スキルが出てきたのは……まあ、うん、いい……いいとしよう、かな。でもですね、護衛+自:炎上て、炎上て。どこに燃える要素あるの???
 いや護衛はタンクが使うならあり、あり……ありか?タンクが時空に振るのか?振っていいのか?もっと違うスキル取ったほうがいいって。炎上しちゃうからやめよこのスキル、うん。
命術35自然35 水天一碧 EP4 【スキル使用後】
自:直前に使用したスキルが水属性なら水特性増、地属性なら地特性増
評価5
(発動率と増加量次第でワンチャン)
 りすさんの地と水への露骨な贔屓はなんでしょう。いやいや贔屓ではなくてきっと我々には見えてない何かがあってのスキルなのでしょうとありがたく受け取っておきたいスキルです。増加量がもともとの量に依存するかどうかはわかりませんが○霊力と同じ仕様であれば、発動を重ねるほどに増加量が上がってくことになります。
 ただ○霊力のときも書きましたが発動率に懸念があるのと、現状アタッカーのスキル・付加構成において【スキル使用後】枠が非常に渋滞しているという点。五月雨を筆頭に、積んどくと大ダメージを叩き出してくれる強撃、連続行動を増加する加速などと入れたいものが多すぎて、どれに絞るかで頭が痛い状況です。
命術35幻術35 ドラウン SP340 敵:水撃&自滅LV増
評価3
(自滅するまえに倒してしまいそう)
 長期戦を想定かつMHPお化けなボスNPC相手には有用かもしれないなと。自滅自体の発動率はそこまで高いわけではないのですが、自滅LVの高さ次第ではなかなかの痛手を受けてしまうため、呪器ヤーのアタッカーは気をつけて運用しているわけで。その自滅を能動的に付与して1ターンにおけるダメージ合計を伸ばしてくれるのであると嬉しいスキル感。
 ただ、この手のスキルは二度目以降の付与時は増加量が下がってしまいがちなので、ダメージがそこまで出せない場合継続して使うものではないかなと。
命術35呪術35 活殺自在 EP5 
【スキル使用後】敵:闇痛撃&自:HP増+敵:闇痛撃&味傷:HP増
評価2
(だから渋滞してんだって!!!!)
 うーーーーん、最近の命術ヤーは基本水撃化して殴ることが多いので闇痛撃なのはそこまで問題ではないのですが〜HP増、HP増が付いているというあたりで、これそこまでダメージ出ないんじゃないかなって気持ち。名前はかっこいいから2点。
命術35制約35 起死回生 EP3
【HP回復後】対:HPが0以下なら、HP増&SP減&自:起死回生消滅
評価3
(ダメージインフレを上回るかどうか)
 いわゆる復活系スキル。だがしかしSP減が痛い。ここでの減り具合によっては踏みとどまれても通常攻撃を繰り出すしかなく、一手動けないのが苦しいところ。さらにHP増もどれだけ回復するかが問題であり、最近のダメージインフレを上回る回復量でないと踏みとどまることすら難しい状況です。とはいえ35スキルに置かれてるのを期待したいものです。
命術35具現35 生生流転 EP5 【スキル使用後】
自:直前に使用したスキルの説明文に「召喚」が含まれるなら、MHP・MSP増
評価3
(召喚時のデメリット軽減には役立ちそう)
 召喚すると召喚主のMHP・MSPが減らされてしまうのでそこを補うのにちょうどいいスキルと言えます。実際がっつり減らされてしまうため、召喚主を先に殴られる状況だと非常に危険でもあり、MSPが減るということはガス欠もしやすくなります。
 しかしEP5なのが重い。サモナーに必要とされるEPスキルはどれも重いものが多く、あれもこれもと積んでるとあっという間に限界値の25に達してしまいがち。さらに召喚すると言ってもせいぜい1回から2回、複数召喚を可能にするスキルもありますが、同時運用すればさらにEPパズルが厳しくなりますので、本当にこのスキルが必要かどうか検討が必要となりそうです。
命術35使役35 アイスフォール EP2 SP150 敵5:水撃&凍結
評価2
(出てくるタイミングいま?って感じ)
 こう、なんというか25スキルぐらいにいそうな顔してない君?ほら敵5あたりな感じがそんな気が……EPとSPを半端に使う感じがあまりにも期待しづらい。その上凍結を付与、おそらく付与数1ですかねってなる期待しづらさ。ただ、たーだーこれで付与数2以上あると評価が逆転しかねないところがあるので、そこにワンチャン賭けたいですね。
 近頃はボスNPC相手に凍結付与するのが効果的だという事例があるため、サモナーさんが災連装して凍結漬けとする戦法の一助となれるかもしれませんきっとおそらくたぶんめいびー。
命術35変化35 捲土重来 EP14 【戦闘離脱前】
自:「戦闘開始時」のパッシブスキル・付加効果が全て発動+捲土重来消滅
評価4
(まちがいなくロマンがある)
 これは悪用しまくれるスキルですよ!特にアタッカーさんはこれを積んで流転輪廻か蘇生も一緒に積んでおき、ドリンカーなどの自:HP減させるスキルを使って能動的自殺を図りつつ、エンチャントウェポンなどの装備付加Lvを増加するスキルを使用。その上で捲土重来を発動させれば圧倒的パワーをもって相手を殴れること間違いなし!
 とまあ興奮してしまうぐらいには面白いスキルなのですが、いかんせんEP14という過去最大の重さ。上記のような運用をするには専用構成を組まねばならず、かつ蘇生付加は非常に手に入れにくく、流転輪廻はEP8とこれまた重く両方積んでしまうとEP22と残り3しか空きがありません。
 ついでに言えばPTで使おうとするとヒーラーの回復をどう設定するかで悩まされる問題も出てくる始末。そして属性特化のアタッカーが使うのはEPの問題でまず無理。装備付加もこれを前提して特化させたものを作る必要があるため、非常に手間が掛かることになるでしょう。その分完成した際の爆発力はおそらくとんでもないのですが、これを敵NPCがやってこないことを祈るばかりです。
命術35響鳴35 アクアパルス SP180 敵全3:水撃
評価2
(レインオーケストラを思い出す)
 なんでしょうね、この特になんの追加効果もない敵全3。その上消費SPがデリュージュと比べてひっくいあたり、ダメージには期待できそうにありません。もしかしたら【攻撃命中後】スキルとの併用を想定されているのかもしれませんが、イバラシティでは対象が増えれば増えるほど【攻撃命中後】などのパッシブスキルは発動率が落ちてしまいます。そのため併用しても期待するほどの結果は得られないでしょうし、魔弾大砲を揃えてまで使うかと言われると……別のスキル使いましょうって話。
命術35百薬35 リザレクポーション SP300 味傷:守護+瀕死ならHP増
評価2
(守護貼ってないで回復して)
 瀕死ならHP増ってあたりタイトロープの親戚でしょうか。ダメージインフレが起きてるせいで守護の影が薄くなってきてるため、積極的に使いたいと思えるスキルではないかもしれません。そもヒーラーであれば確実に回復できるスキルを優先したいでしょうし、瀕死時を狙って使うのはリスクが高いです。
命術35領域35 ブリザード SP260 敵:7連鎖凍結水領撃
評価1
(非常に未知数なうえ使う人がいるのかレベル)
 これ、付与した凍結消費しちゃうんですよね。で、さらに領撃なので当然領域値を上げてからじゃないとダメージ出せないわけで。しかも全部当てるなら凍結を7以上付与してないとダメとかいう準備がめんどう!!!!!ってなるスキル。
 ただ似たようなスキルにグレイブシンプトム、こちらは猛毒を消費する5連鎖撃なのですがダメージがけっこうお高い。猛毒付与は簡単にできるため案外使えるスキルなのですが、条件が二つあるブリザードくんは……そうだね別のスキル使おうかって話になります。
命術35解析35 フローズンアイズ EP1 SP280
敵2:SP水撃&凍結・束縛・麻痺&スキル・付加効果内のダイス目が低めになる
評価4
(束縛付与できるオンリーワンさ)
 現状、使えるスキルのなかで束縛を付与できるスキルは非常に少なく、そのなかでも有用なのは時の牢ぐらいのみ。ほかはどうしてか自分を束縛してしまうスキルばかりで、なんだろうドM御用達なのかなってどうでもいい考えが浮かんできてしまう始末。
 そんななか出てきた束縛を能動的に付与できるスキル。期待しないわけにはいかない、と言いたいのですが難点は効果の多さ。凍結・束縛・麻痺と変調の種類が全部別なうえ、最後にダイス目が低くなるという特殊な効果まで付いているため、変調付与数に期待がしづらいです。
 なのでどこに重点を置いて使うかでこのスキルの価値は変わるので、束縛いらないよって人には1の評価されても仕方ないかなって。

レビューを終えて

 いかがでしたでしょうか(お約束)30スキルに劣らず尖ったスキルだらけでどんな効果なのかワクワクしてきますね!と、同時に「これからのスキル取得計画が狂ったあああああ!」なんて声がちらほらと聞こえてくるのが恒例の悲鳴になりつつあります。
 個人的に注目しているのは呪術料理35で取得できる謎飯作成。素材を1/2の確率で料理にできてしまうというメシマズもびっくりなスキル。え、これあると色々面白いことできちゃうじゃん!こんなん取るしかないじゃん!って以前にもまして呪術上げたい衝動に駆られてしまうというデジャブ感。
 それでは効果が判明する2更新後にまたお会いしましょう。

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