ヒプノセラピー(催眠療法)。。。グリーフセラピー(悲観療法)の体験談
あなたはもう一度会いたい人、ペットはいますか?
伝えたかった気持ちを伝えれなかった後悔はありませんか?
ヒプノセラピーは怪しいと思っていませんか?
ヒプノセラピーとは、催眠療法のことで、世界中で既に広く行われている心理療法の一つです。
イメージトレーニング、リハーサル、ラマーズ出産法などもヒプノセラピーの一つです。
テレビで見る催眠術とは全く別物です。
ですから、催眠であなたを完全にコントロールしてしまうことはありません。
ヒプノセラピーのセッション中(催眠下)でも、しっかり意識があります。
眠ってしまっているわけではありません。
催眠中の感じ方は人によって異なります。
催眠はかけられてしまうもの…
自分の意識がなくなるものという先入観を持たないでください。
催眠状態は日常生活で何度も体験するのと同じです。
寝入りばなや起きたばかりの時の感覚のようなもので、特別な現象ではありません。
その人によって深さや感じ方は様々で、セッションを回数を重ねるごとに深くなるのが一般的です。
退行催眠の場合にはっきりした映像を見る人もいますが、映像よりも身体感覚や感情を強く感じる人もいます。
映像がはっきり見えないと、自分は本当に催眠下にあったのだろううか?
と確信が持てない場合もあります。
それは、どうしても、リアルな映像を期待してしまうからです。
しかし、実は映像としてはっきりみえる人は、10人中3人程度と言われています。
そして、映像として見えることよりも、感情を感じることの方が深い癒しが起こると言われています。
たとえば、何故だか自然と涙が溢れ出す…
といったようなことの方が癒しが起きているのです。
抑圧した感情はさまざまな症状となって現れることがありますから、ヒプノセラピーの本当の目的は、過去の抑圧した感情につながり、それを感じ開放することです。
ただ、イメージの場合は比較的映像化しやすいかもしれないというだけです。
自分は催眠に入れない人、そんな特別な体験はできるはずがないという先入観がある場合もうまくいかない場合があります。
思い出すことへの強い恐怖感や、顕在意識では思い出したいのに、あまりにも辛すぎて思い出したくないなど、様々な防衛が潜在意識の中にあり、映像も身体感覚も感情も感じられない場合もあります。
また、セラピストとの相性や信頼関係も重要となります。
セラピストと初対面の場合、極度に緊張して最初はうまくいかない場合もあります。
時間や回数を重ねる必要があることもあります。
劇的に人生や人格が変わることもありません。
ヒプノセラピーの中にもいろいろあります。
その中の一つに悲観療法(グリーフセラピー)というのがあります。
グリーフセラピーとは、愛する人を亡くした喪失感から立ち直れないような場合に用いる方法です。
催眠下で故人との魂のコミュニケーションをおこなうことの誘導を、セラピストがサポートします。
大切な人との別れ、受け入れることのできない突然の別れ、それが予測できない別れであったときほど、辛い感情は残ります。
伝えたかった思い、気持ちを自分の無意識(潜在意識)の中にある死者と再会し、対話させることによって、心を癒していく療法です。
残された者は悲しみや喪失感だけではなく、後悔やご自分を責める事、その辛い思いの中に生きていかなければならなくなる場合があります。
もし、故人とコミュニテケーションが取れたなら、感謝の気持ち、謝りたい気持ち、愛の言葉を伝えられたらどんなに悲しみが癒えるでしょう。
想いを伝えられたなら、どんなにか心が楽になり、一日も早く笑顔を取り戻せるかもしれません。
グリーフセラピーによって故人との素敵な思い出となり、前向きに生きていけるようになるのを目的としています。
セラピーでもう一度、愛する人、大切な人に会うことで喪失感、孤独感が深く癒されます。
可愛がっていたペットが亡くなった哀しみに対しても、同様にセラピーを受けることができます。
私の母は乳癌で18年前に亡くなったのですが、当時、手術で全部取り切れなかった事など、全部を話していませんでした。
今は、本人に伏せるということはあまりないようですが、当時は伏せるかどうかを、まず、家族に確認して、本人にどこまで説明するかを医師と話し合うことが多かったのです。
そんな世の中でした。
でも、そのことで伏せることを選んだことを、ずっと後悔していました。
取りきれなかったことのショックを気にして、話さないことを私達家族は決めたのですが、聞いた事で治療をどうするかを、本人自身で決めたほうがよかったんじゃないかと後から悔やんだのです。
抗がん剤をしなければ一年持たない…
そう言われて、抗がん剤治療を頑張ってほしい!
と家族の私たちは思いました。
でも、結果は抗がん剤が効きませんでした。
抗がん剤治療から、1年もせず他界しました。
本当は治療をしなければどうなるか…
実際は医師もわからないんですよね。
統計的にみて、可能性があるというだけのことなんですよね。
絶対!
はありません。
医師も同じ人間ですから、すべてを把握しているわけではありません。
母には、手術は成功したのだけれど、どこかに癌が潜んでいるかもしれないから、抗がん剤治療をしましょう!
という事になっていました。
抗がん剤は癌細胞だけを叩くのであればいいのですが、正常な細胞にもダメージがあります。
効かなかったうえに、母の体力は落ちていくばかり…
たまたま、同じ病室の方で、母よりも高齢で、母のように取りきれなかったことを患者さん本人もわかっていて抗がん剤治療をしている人が居ました。
その方をみて、母はもし私だったら、もう治療しないかもって言ったのです。
私はハッとしました😨
母は当時59歳だったので、その方が高齢だからそう思ったのか、年齢関係なく取りきれなかったからそう思ったのかはわかりませんが、母にきちんと話すべきだったんじゃないかと、その時から後悔するようになりました。
5年後の生存率が20%という状況を目の当たりにした方ショックが大きいと思うと、伏せてたほうがいいんじゃないか?
と、私たち家族は伏せることを選択したので、私以外の家族は後悔していないようでしたが…
私は、母が亡くなってからも後悔が消えません。
そこで、グリーフセラピーで、その思いを伝えることにしました。
セラピーが始まりました。
真っ白な部屋に私は誘導されました。
そこに椅子を置きます。
その椅子に母に座ってもらいます。
母の格好、表情など、ゆっくりと観察します。
そして、ゆっくりと、時間をかけて、思いを伝えました。
後悔したことを正直に話し、伝えれなかった思い、全部ぜーんぶ伝えます。
母はいいよ!
いいよ!
私のことを思ってしてくれたことなんだから、もういいよ!
ってなだめてくれます。
私は涙が溢れ出してきました。
セラピストさんはゆっくり時間をとってくれました。
黙って待ってくれています。
落ち着いたのを見計らって、催眠下から元に戻してくれました。
完全にスッキリ!
というわけではありません。
でも、何かが違います。
私が勝手に想像しただけかもしれません。
自分のいいように解釈しているのかもしれません。
でも、私の想像の中だとしても、母が笑顔だったことが、前向きに捉えられるようになっています。
自然と涙が溢れ出してきたことで、心が軽くなった気がします。
後悔がなくなったわけではありませんが、なんでしょう?
重くのしかかったマイナスの感情が、プラスの方向に少し動いたような…
さっきまでとは違う自分になっています。
よく、霊能者に故人の気持ちを教えてもらったという話がありますよね?
それとは全く違います。
もしかしたら、自分の想像の中で、いいように解決させているからかもしれません。
でも、それが、その人にとってプラスに働くなら、ヒプノセラピーは意味があることだと私は思いました。
私自身が体験してみて、たくさんの人にヒプノセラピーを知ってもらいたいと感じたのが、勉強した理由です。
セラピストとなったものの、実際に仕事の依頼を受けることは、なかなか現実、厳しい状況ですが、まずはヒプノセラピーが怪しいと思っている人の誤解を解けたらいいなと思って書いています。
テレビであるような催眠術とは違いますし、霊的なものでもありません。
劇的に変化するわけでもありませんが、癒されることで、前向きになれるなら体験してみる価値はあると思います。
ただ、本当に、残念ながら、セラピストさんによっては依存させられることも考えられるので、どこででも気軽に受けてみましょう!
とお勧めできないという難しさはあるのですが…
相性や、関係性も大切なので、単純に口コミだけでなく、自分の目で、セラピストさんに会ってみて、受けるかどうか判断されるのが1番かもしれませんね。
私も、仕事だからと宣伝を大々的にして、誰でもウエルカムではなく、私とご縁がある人と必要なタイミングで出会いがあると信じて、セラピストとしてお役に立てるご縁を待ちたいと思っています。
偶然は必然…
皆様にいいご縁がありますように…
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
こんな私ですが、ヒプノセラピーを体験してみませんか?
詳しくはホームページもみてくれると嬉しいです。
https://2020-hesediel.jimdofree.com
まだ、凄く人数がすくないのですが、公式LINE登録もよろしくお願いします🙇♀️
https://lin.ee/PBRf7rq
あくまで個人的見解、体験談ですが、またご縁がありましたら🧚
一期一会🌏