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ドイツの植民地支配

・1904-08年 ドイツ領南西アフリカ(現ナミビア)で、民族集団ヘレロ、ナマの反乱が起こる→ドイツは徹底的に鎮圧
⇒ヘレロを砂漠に追い込み、餓死させる「ヘレロ絶滅命令」を出す
⇒2021年ドイツ政府が(現代の視点で見れば)虐殺であったことを認め、11億ユーロを提供することを表明
⇒「20世紀最初のジェノサイド」と呼ばれるアルメニア人虐殺が1915-16年であったことからこちらが「20世紀最初のジェノサイド」という説も

・ナマのゲリラを強制収容所に入れて強制労働や殺害
⇒約8万人のヘレロの8割、約2万人のナマの5~6割が死亡

その後、植民地でのジェノサイドと後のホロコーストとの連続性をめぐり議論が起きる
・連続説:「絶滅」の意図を示す軍人や収容所の存在
⇒ヒトラーがポッと出の特異点的存在でない可能性を主張
・不連続説:他国の植民地暴力も当然存在する

まとめ


・ドイツがジェノサイドを認める
・今のナミビアでヘレロとナマに激しい植民地暴力
・ヒトラーの登場は順当か?


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