![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/147925745/rectangle_large_type_2_da3bf472344941db30971a5f1bf12de4.png?width=1200)
#20 ひらがなのぜんりょく!【ひなた坂46ライブ Day2感想】
コロナ禍以降、ライブの配信文化が当たり前になりましたが、自分が見た配信についてはセトリと感想をメモするようにしています。
数えてみたら今回で13枚目。歴史を感じますね。
そんな日向坂の歴史の新たな1ページ。
今回は、11thのひなた坂46ライブの感想を書こうと思います。
セトリについて
Day2は本編17曲、アンコール4曲、ダブルアンコール1曲の計22曲の披露がありました。
ブロックごとに分けながら、振り返っていこうと思います。
本編
錆剣のカラフル衣装で始まったこのライブ。
卒業セレモニーを控えた高本がセンターで「ってか」を披露し勢いよくスタートを切ると、「One Choice」では山口が最高の煽りで会場のボルテージを上げていく。
3曲目の「You're in my way」では、センター平岡のソロダンスや、曲中のセリフにも鳥肌が立ちました!
ここからは期別曲パート。
「青春ポップコーン」では、センター石塚がリフトジャンプ?で登場。ポップコーンのように弾ける笑顔が印象的でした。
「世界にはThank you!が溢れている」では、センター清水がソロでフラッグを披露。
Zeppツアーを彷彿とさせるその姿は、陽のオーラに包まれていました。
「どうする?どうする?どうする?」では、一期生高瀬が安定感のあるパフォーマンス。
「ゴーフルと君」では、タオルを振り回して煽るセンター竹内の笑顔がとても良かったです。
「これまでの全曲復習しておいてください」と言われていた今回のライブ。ユニットパートでは、数年披露されてこなかった曲もありました。
「夏色のミュール」では、幻の緑衣装を含めた当時の衣装が見れて嬉しく、4期生にとても似合っていて良かったです。
「割れないシャボン玉」も何年も披露が無かった曲で、平岡・清水・高瀬が曲の雰囲気に合っていて良かったです。
山口・森本の2人で披露した「一番好きだと〜」(ひなのソロ曲)は、聴き入ってしまう歌声で3期生の成長を感じました。
濱岸・高本の「男友達だから」は2人の関係性が見える素晴らしいハーモニー。
髙橋がソロで披露した「わずかな光」は、リスペクトを感じつつも自分の曲にしていてとても良かったです。
ダンストラックを挟んで、ライブは終盤戦に。
「My fans」では、センター渡辺が空間を支配していて、とてつもない可能性を感じました。
「Dash&Rush」では森本の持つ陽のパワーを、「愛はこっちのものだ」では濱岸の表現力を見せつけられました。
小西センターの「恋した魚は空を飛ぶ」は、元々小西の曲だったと錯覚してしまうくらい似合っていて、鬼気迫る表情が素晴らしかったです。
VTRで今回のライブの目標がそれぞれ語られた後、本編ラストの「錆つかない剣を持て!」を披露。
髙橋の刀捌きも良かったですが、何よりここに全力を懸けたメンバーの熱気がすごく、これぞひなた坂といえる圧巻のパフォーマンスでした!
アンコール、高本彩花卒業セレモニー
アンコールでは、高本の卒業セレモニーが執り行われました。
感謝が詰まった手紙で高本の卒業の挨拶が終わると、1期生がステージに登場。「おいで夏の境界線」は、ひらがなけやきの頃を思い出して感動しました。
さらに小坂菜緒も加わり、「Footsteps」を披露。オリジナルメンバーで披露するのは最後でも、メンバーの笑顔が印象的でした。
「永遠の白線」では、なんとメンバー全員がステージに登場。年々短くなった白線が、本当の意味で永遠になった瞬間でした。最後に素晴らしいものを遺してくれた高本に感謝ですね…。
セレモニー最後の曲「JOYFUL LOVE」は、メンバーの花束贈呈と共に。たくさんの愛に溢れたプリンセスの姿は、最高に可愛かったです。
ダブルアンコール
感動のセレモニーの後、このライブを締めくくるダブルアンコールでもう一度「錆つかない剣を持て!」を披露。
空いた1人のポジションが寂しくもありましたが、このライブを駆け抜けたメンバーの笑顔でパフォーマンスする姿がとても印象的でした。
セトリ総評
今回のセットリストは、これまでにない試みが数多くなされていました。
期別曲の全体披露に、オリジナルメンバー以外でのユニット曲披露。そこには、期を超えた交流や新たな化学反応がありました。
また、12人全員がセンターを務めたことも印象的で、それぞれのキャラクターに合った曲が披露されたように感じます。
石塚と竹内はこんなにも3期曲がハマるのかと思いましたし、渡辺の「My fans」は圧巻でした。
卒業セレモニーの後、ダブルアンコールでひなた坂だけの錆剣2回目が披露されたことは、“ひなた坂46ライブとして締めくくる”という意味を感じて良かったです。
被せができない生歌で、普段と違う12人編成。
初めてばかりの挑戦でしたが、これを乗り越えられたことはメンバーの自信になると感じました!
メンバーについて
12人全員に見どころがありましたが、特に触れておきたいのは高本彩花、高瀬愛奈、濱岸ひよりの3名です。
高本は選抜制の発表があった当初から、「ひなた坂でライブがしたい」と公言していました。
それは、ひなた坂のメンバーの良さを誰よりもわかっているからこそ、その披露の場がほしいと願っていたのだと思います。
卒業セレモニーで語られたように、彼女の素直で真っ直ぐな言葉に多くのメンバーが救われ、ライブの成功に繋がったのかなと思います。
高本が残してくれたものは、きっとこれからの日向坂で輝き続けるでしょう。
高瀬は卒業する高本と同じ一期生で、このライブでの一番先輩でした。
これまで自分から引っ張っていくのは苦手なのかと思っていましたが、MCの回しを担当したり、パフォーマンスでリードしたりと、頼れる先輩としての姿が見れて嬉しかったです。
一方で、高本への花束贈呈では、普段見せない涙で別れを惜しんでいて、本編中に寂しさを感じさせないプロ意識とのギャップに胸を打たれました。
濱岸は、随所にパフォーマンスのレベルの高さが見えました。
1人当たりの歌割りが増える12人編成において、濱岸の歌は飛び抜けて安定感がありました。「愛はこっちのものだ」でのソロダンスも最高に良かったです。
楽曲に深みを与える存在で、これから欠かせないメンバーになるだろうなと感じました。
3人とも、先輩としての矜持を感じるとともに、パフォーマンスの底上げを担った“ひなた坂の屋台骨”でした。
自分に任された役割を全うする姿が最高にカッコよかったです!
ひなた坂とはなんだったのか?
以前のnoteで、「ひなた坂のひらがなの意味」について個人的な考えを書いていました。
最後は、これの答え合わせをしようと思います。
このnoteでは、ひらがなの意味を「ひらがな時代のフロンティア精神や貪欲さの継承」としていました。
これは、半分正解だけど足りなかったな、と思います。
ひらがなの意味、それは「メンバーが自信を持って、自分とグループをアピールする場」だと感じました。
メンバーから多く聞かれたキーワードは、「成長」と「自信」でした。
初めての12人編成、初めての歌割り、初めてのパフォーマンス…
初めてだらけの挑戦は、多くの困難や挫折があったと思います。
ですが、それらを乗り越えたことで得た「自信」は、これから先の活動の助けになると思います。
特に、3期生の3人は初めて“主役”を務め上げたことで、最後のピースだった「自信」を手にしたと確信しています。
これから先、日向坂を引っ張っていくこの3人の未来は明るいと感じました!
おわりに
ということで、11thひなた坂46ライブの感想を書いてきました。
初めてのひなた坂ライブがこの12人で良かったと思える、素晴らしいライブでした。
来たる12枚目では新たな選抜が発表され、ひなた坂メンバーも変わります。
どちらに選ばれることになっても、初代ひなた坂のメンバーはきっと輝けるはず。
これからのひなた坂、そして日向坂46全メンバーが楽しんで活動できるよう、これからもぜんりょくで応援していきます!