ともよ 友よ!〜文学散歩 のおまけ付き

とも よ、
わたしのために 笑ってくれる 友よ

とも よ、
わたしのために 泣いてくれる 友よ

きみがいるから 今のわたしがある。


書くそばから、内田百閒 の ノラや を
思い出して しょうがない、、。

小学生のころ、武者小路実篤の
「友情」を文庫で読み、面白いと思った。
面白いという記憶はあれど、なぜか、
内容は まったく覚えていない。
そんなことって、ある?
 
友との関わりを描いた話で思い浮かぶのは
「一房の葡萄」、「風の又三郎」…。、
こちらは ちゃんと記憶があって、好きな話。
漱石の「こころ」は、嫌になるほど
(無礼をお許しください)  読んだ。
ロバート・B・パーカーの 
「初秋」も好き。
スペンサーと少年の
友情の物語 と受け止めている。

友情 が、お出汁、あるいは
ブイヨンとなっている作品も、数しれない。
かのシャーロック・ホームズだって、
ワトソンくんがいてこそ、
語られるわけだし、奇異な才能が光る。
エルキュール・ポアロにいたっては、
ヘイスティングスを "mon ami" 、
我が友よ!と 躊躇せずに呼んでいる。

で、
やっぱり好きなのは、

アーノルド・ローベルさんの
"がまくんとかえるくん’’。 
自然と「さん」を付けるほど尊敬してます。
ヒャッホー!とさけびたくなる好きな話です。

2人(2匹)の距離感がいい。
ときどき失敗したり、緊張したりするけれど、
ユーモラスなやりとりに
懐の深い愛があるんだな。

 本の話は、わかったようなことを
 書くほどに恥ずかしくなる。
 つまりは、本が好き ということで、
 ご勘弁ください。

かなり短い文学散歩を終えて。

伝えたい言葉は、目の前にある。

いい大人だから、
あえて、
ためらわずに言おう。

友よ!
きみがいるから 今のわたしがある。

—「友よ! 
  はて。きみは、
  メロスか、
  セリヌンティウスか⁉︎」

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