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その幸せの名は「あじたま」
味玉制作に目覚めたのですよ。
我が家は、卵料理のレパートリーが少ない。
「だし巻き玉子」か「スクランブルエッグ」か「薄焼き玉子のオムライス」かの3つだ。
娘が幼児期に卵アレルギーを発症していて、四年ほど完全除去食ですごしていた。これは親である私の言い聞かせ方に問題があったなと悔やまれるのだが、「卵が入ってるからダメよ、かゆくなっちゃうからね」と言ってしまっていたのだ。
幼いながらも、「卵=自分を害する」とすっかり刷り込まれてしまったため、アレルギーが寛解して食べられるようになった今でも、卵が主役級の料理は食べてくれない。先述した3品はしっかり火を通した料理なので食べてはくれるが、「親子丼」「トロトロ半熟系オムライス」「目玉焼き」「卵かけご飯」「卵とじ系」といった料理はダメなのだ。つらい。
そういうわけで、卵の消費がなかなか進まない。でも、やはり消費したい。献立のメインじゃなければ良いのでは?副菜的な? そう、副菜であればその一品だけ子に出さなければいいだけ。一品を差し引いたくらいであれば、子の食事量的にはほとんど影響ない。副菜ならばあまり手間がかかるのは避けたい。うーん。あ、味玉?
と、ピコーンときた。味玉なら浸ける時間だけ見積もっておけば調理時間そのものはかからない。そして夫は味玉ラブである。
早速レシピを探しとりかかる。
沸騰した鍋にお酢を少し投入し、卵を乗せたお玉をそっと鍋にいれ卵を6分半茹でる。
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茹で終わったら冷水で一気に冷やす。
そうすることで、殻が綺麗にツルンと剥ける。
砂糖、醤油、みりん、おろしにんにく、水を混ぜて調味液を作り、袋の中にいれて卵を浸ける。
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袋の中の空気を抜くようにし、口を閉じる。そうすることで、調味液が卵に満遍なく浸かる。
調理時間10分。これを子どもたちが登校したあとに仕込む。そうすると夕食時には良い塩梅に浸かっている。このように、副菜として活躍。立派に一品。
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調味液を変えるとまた食べたときの印象が変わるので、いろいろ試したい。