Thanks CloudSign It’s Friday第一回を開催!「法律学とクラウドサイン開発について」 #nofilterdays
こんにちは、クラウドサインイネーブルメントチームの米川です!
Thanks CloudSign It’s Friday(TCIF)という社内イベント第一回目を開催しました。クラウドサイン内で社内コミュニケーションを取りたいという声があがり、Google社がTGIFというイベントをしているのを知って参考にしてみました。
クラウドサインのTCIFでは、テーマ別の勉強会を実施した後にその内容についての質問や議論が出来るようにしました。
弁護士資格を持つ、弁護士ドットコム取締役クラウドサイン事業本部長の橘( @d_ta2bana )さんから「法律学とクラウドサイン開発について」のテーマで話され、質問も橘さんから直接回答をして進行して行きました。
「法律学とクラウドサイン開発について」の勉強会
正直、テーマを見て法律学って難しそう…と思っていた社員が多かった様です。しかし、勉強会後の日報などでは、入りの話の掴みもよくてめちゃくちゃ良い。興味深い内容だった。分かりやすかった。などの感想が多く見られとても嬉しかったです!
民法と刑法での違いに驚く
勉強会の冒頭で民法と刑法の違いを説明するために例に挙げられたのが、分かりやすい法律の例として(題材としては少し刺激的でしたが)殺人罪が挙げられました。条文の「人」の解釈だけでも、民法と刑法で解釈が異なることが説明され、驚きました。感想でも頂いてましたが、入りの話からがっしり勉強会参加者の興味を掴んでの勉強会スタートとなりました。
if then構文を知る
法律はXXをしたらYYが発生すると書かれていて、基本的に全ての条文は要件と効果があり、if then構文とも呼ばれているそうです。
クラウドサインで良く出てくる、"契約"という行為については、意思表示に対して承諾があると成立すると民法に書かれています。
電子署名法という、私たちクラウドサインの中で身近な法律も、if then構文で条文が記載されていることを初めて知りました。条文はどれも難しい文章に見えていましたが、この様に構成を理解して読むと内容が読みやすくなりました。まさに目から鱗でした!
クラウドサインは実体法なのか?手続法なのか?
実体法とは、権利義務の発生や消滅、変更などの内容について定める法律です。一方で手続法とは実体法で発生や消滅、変更した内容を実現するための手続きを定めている法律のことです。
なんと、クラウドサインは手続法と実体法の両方が関わってくるプロダクトであり、会議などでもこの2つの法の観点でも議論がされていたそうです。ちなみに、クラウドサインでもよく耳にする、電子署名法は手続法であり無権代理は実体法であると学びました。
また他にも訴訟についてや、これからの紛争解決の手段についての話もあり、様々な紛争の解決方法がある様でこれからの未来どのように解決方法の手段が増えるのか興味が湧きました!
勉強会を終えて
私自身もテーマを見て難しそうだなと構えての参加でしたが、とても面白い内容かつ法律についてさらに詳しくなれたので嬉しくなりました。
参加者からは「法律学を学ぶ上でのオススメ書籍があるか」など沢山の質問がよせられてました。また、「営業としても法律の構成や背景を理解していることは重要だと思いました」などの声も頂きました。
勉強会の配信終了後は、橘さんもパブリックビューイングをしていた部屋に合流して乾杯をし、勉強会についての質問や感想を話し合ったりしました。おつまみやピザをつまみながら談笑することもあり、学びあり笑いありのとても良い会になりました。
オフライン参加の方からも好評いただいたのでとても嬉しかったです。
今回はご時世的に参加者は希望者を募っての人数限定の開催となりましたがとても社内交流も出来て良い会になりました🎉
また開催しますのでレポートをお楽しみに!
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