ちょっと気になるSpicyトピック〜2025年の崖の対策とは?〜【クラウズ*スパイス株式会社】

2025年の壁

「2025年の崖」を知ってますか?

近ごろ、デジタルトランスフォーメーション(DX)という言葉をよく目にするようになりました。政府はデジタル庁を設置し、行政のDXもいよいよ本格始動します。

このように、デジタル化の重要性は認識されるようになってきましたが、実際、システムの導入や改修、合わせての業務改革を進めるには、クリアしなければいけない課題が多すぎるのが現状だと思います。

しかし、DXが進まなければ、2025年以降、最大12兆円/年(現在の3倍)の経済損失が生じる可能性があるとされています。経済産業省はこれを「2025年の崖」として提唱しています。

昨年からのコロナ禍の影響で、テレワークが推奨される今、これまでのワークスタイルの常識がすごいスピードで変わってきました。ここでシフトチェンジ出来なければ、取り残されてしまうのかもしれません。DXの本質を見失わず、スピーディーに変革していけるかどうかが、今後の事業に大きく影響していくのではないでしょうか。

キーワードは「迅速」&「継続」

昨年12月、経産省は調査報告書「DXレポート2」の中間とりまとめで以下のように述べています。

変化に迅速に適応し続けること、その中ではITシステムのみならず企業文化(固定観念)を変革することがDXの本質であり、企業の目指すべき方向性」

「コロナ禍によって人々の固定観念が変化した今こそ企業文化を変革する機会。ビジネスにおける価値創出の中心は急速にデジタルに移行しており、今すぐ企業文化を変革し、ビジネスを変革できない企業は、デジタル競争の敗者に

最後に、DXを急いだ方が良いのはわかるが、どこから始めれば良いのか。いきなり全部は変えられない。まずは長期的な視点で自社にとって今必要な改革は何か見極めましょう!そして、効果が大きく成功確率の高い業務から段階的に取り組んでいくと良いでしょう。