ぼけつバリほり
洒落にならない御報告
2023年3月18日に「洒落にならない御報告」がTwitterで流れてきた
本当に洒落にならなかった
どうせKANのことだから、そんなこと言っちゃってツアーや新曲の発表の後ダジャレで終わるんだろうって思っていたら、本当に洒落にならなかった。がんを患ったという。メッケル憩室癌。初めて聞いた。
ツアーを中止し、ラジオも休むという。
こんな風に報告するのが彼らしい。本人が一番不安だろうに。
とのことなので、応援することにした。まずは聴くこと。そして、書くこと。簡単に楽観とはいかないけど、必要以上に心配しないように。自分がすごく心配したって、KANの病気がどうなるわけじゃない。
KANと僕
KANを知ったのは、その頃の子供のご多分に漏れず「やまだかつてないTV」の「愛は勝つ」でしょう。単純に知ったのは。だけどハマったのは「ぼけつバリほり」という書籍だった。
「めずらしい人生」というベストアルバムが出たのと同時期に出た書籍。先にそのアルバムを買って聴いて素晴らしかったから、その書籍も買った。「めずらしい人生」は、一曲目がタイトル曲でKAN本人の半生を歌っている。その曲がとてもいいのだ。「愛は勝つ」の明るさではなく、ピアノでじっくり歌っている感じ。
もう手元にないのであまり内容は覚えていないけど「ぼけつバリほり」も彼の半生を書いていた覚えがある。ピアノに行かされてたとか、学生時代のこととか。「めずらしい人生」の世界を深堀りしたような感じで読んでいた。
今思えばよくあるアイドル本・芸能人本だったのかもしれない。人気に便乗して売れたらいいかくらいの感じで出版社は出したのかもしれない。でも、中学生の自分がKANにハマるにはちょうどよかった。まんまとやられた。
すでにダジャレのセンスは絶好調で「めずらしい人生」をアナグラムで「ズメライシ星人」とか書いてあったような気がする(多分。テレビやラジオで言ってたかも…)。今でも「めずらしい人生」を聴くと「ズメライシ星人」を勝手に自分でビジュアル化した宇宙人が頭をよぎる。
紹介したいけど、サブスクにはないから。
では、股。
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