センチメンタルドライブレコード
昭和61年でさえ、オリンピックの年から12年経っている。
10分間雑記
Twitterで見かけた動画
「昭和61年と令和5年の首都高速都心環状線 完全シンクロ比較動画 Shuto Expressway C1 1986 vs. 2023 Synchronized Video (HD-60p)」
1986年と2023年の首都高の比較。昔の合流は怖そうだとか、今は情報が多いなとか、流石に昔の方にはインプラントの看板はないかとか、比較は面白い。
この動画を見ていて、父親を思い出していた。
もう13回忌を迎える父親は、車関係の仕事をしていた。2023年の首都高を見たら父親は驚くだろう。注意を促すサインが液晶になって見やすいとか、大きなビルが増えたとか。亡くなる数ヶ月前までは運転していたから、10年やそこらでは変わってないかなとか。
1986年は父親が40歳くらい。今現在の自分の年齢よりも10歳くらい若い。2人の子供を育てるためにめちゃめちゃ頑張って働いてくれていた(と思う)。夜勤もあって、一般の人が休みのときには忙しい仕事。子供心に土日やお盆に遊びに行けないことが嫌だった。
そしてこの数年後に中学生になった長男は、思春期爆発で父親とあまり話さなくなる。「お母さん!お父さんと一緒の洗濯機でパンツ洗わないでよ!」とは言わなかったけど。なぜか、嫌いだった。いろいろこじらせ素直になれなかった長男のそれは20代まで続いた。
父親が50代後半に長野に単身赴任になった頃、やっと腹を割って話せるようになった。たまに単身赴任先へ遊びに行ったり、長野の観光地をまわったりした。今の自分が10歳くらい老けた時、一人で家族の元を離れて働くことができるだろうか。家族を気にして頻繁に帰っては戻りを繰り返すことができるだろうか。
何なんだあの人は。すごいじゃないか。
それなのになんで早く逝ってしまったのか。一生懸命に家族のために働いて、やっと定年を迎えたというのに。自分の時間がやっと持てるようになったのに。その数年後にいなくなるなんて。
ごめんなさいもありがとうございますもきちんと言えないままに。親孝行なんてとんでもない。本当に申し訳ない気持ちが込み上げてくる。もう言い古された事かもしれないけど、自分の人生をきちんと生きることが親孝行なのだ。
きちんと生きているのか。そこの長男、よく考えろ、褌を締めなおせ。
今の一曲
長野に単身赴任していた頃、2週間に1回は自分の運転で帰ってきていた。父親は、往復中にリピートで聴いてると話していた。
今月の「今の一曲」まとめ
「10分間雑記」のルール
目的
自分の考えを短時間で論理的に、明快に、かつユーモラスにアウトプットし、ライティングスタイルの一つとして確立する。
目標
10分でしっかりとした文章を書ききれるようになること。
ガイドライン
・タイトルに時間をかけず、思いつきで書く。
・見出しは「10分間雑記」と「今の一曲」の2つ。
・10分経過したらそこで終了。
・2、3行くらい書いたら、適当な位置で改行を入れる。
・誤字脱字誤変換等の校正をしない。
・読み返したとき、内容やつながりがおかしいと思っても直さない。
・訂正したい内容があるときは、別の日に訂正する。
・「またしっかりどこかで書いたりしゃべったりしようと思う(ここに宣言することで実行する確率を上げようとしている。)」としたところはなるべく後日「10分間雑記」としてでなく書く。
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