平日忙しかったあなたに。週末に実践したい【何もしない休み方niksen(ニクセン)】とは
お仕事お疲れさまでした。いきなり質問ですが、
「最後に何もしなかったのはいつですか?」
平日は膨大な仕事に忙殺されて、土日も勉強や家族サービスなどに大忙し...
私も「何かしないと」という謎の強迫観念に追われています。そこで今回は忙しいみなさんにオススメしたいオランダ発のリラックス法ニクセンをご紹介します。
今回参考にしたの本は
【週末は、Niksen。 “何もしない時間”が、人生に幸せを呼び込む 】
ニクセンとは何か
Niksenはオランダ語の動詞で、「何もしない」という意味で、大まかに「nixing」と翻訳できます。ストレスや燃え尽き症候群などの仕事関連の健康問題と戦う方法として探求されてきました。Wikipediaより
何もしないことする、というなんとも矛盾していそうな話です。
窓の外をボーッと眺めるたり、ソファに寝転がって音楽を聴いたり、陽だまりの中で日光を浴びながらボーッと座るのが典型的な例です。
昼間にも活動のあとにちょっとしたニクセンの時間を設けるのがいいそうですが、一番効果的なのは、夜しっかり寝ることです。それらの時間を捻出するために、まずやらなければならない仕事を減らすことから始めます。次の予定を考えたり、あれこれ悩んだりせずに、自分が抱えている問題をいったん脇に置いて、心を浮遊させる。毎日少しの時間でも、意識的に生産性や義務感から自分を解放すると、ストレスが軽減され、バーンアウトを防いだり、免疫力を高めたりする効果があります。
ニクセン上手に共通しているのは、人生のプライオリティをつけ、自分で自分の時間をコントロールしていること。働く時間を長くすれば収入も増えるのでしょうが、それは「ここまで」と自分で線を引き、あとはニクセンできる時間を大切にしています。
どんな効果があるのか
免疫力を高める
ハーバードメディカルスクールの教授の研究によると、ボーッとして脳を休めることでストレス反応を引き起こす引き金となる脳内の「扁桃体」が働かず気持ちが静まるのだそうです。この扁桃体の働きを抑制しているのが「セロトニン」という神経伝達物質で「幸せホルモン」と呼ばれているものです。
忙しい1日の中で時々ニクセンすることでセロトニンを分泌し血流をよくし免疫力を高め病気を防ぐことにつながります。
クリエイティブを生み出す
ボーッとすることで脳内の処理能力に余裕が生まれ、ペンディングになっていた問題が処理されて、突然いいアイデアが浮かんだりするのだそうです。このボーッとしているときの脳の活動は、「デフォルト・モード・ネットワーク」と呼ばれていて、脳が記憶の断片をつなぎ合わせたり、情報を整理したりするのに役立っている、とのことです。シャワーでよく閃くのもこれと同じことですね。
具体的にはどうするのか
今すぐにできるニクセンの例は、窓の外を眺めること。あなたは今日、窓の外を見たでしょうか?空はどんな色をしていましたか?雲はどんな形をしていましたか?これらに全く見向きもせずに1日を終えてしまうことがほとんどです。いきなりたいそうなことをする必要はありません。最後に本書に紹介されていたニクセンの例をご紹介します。
歩く
自転車で移動する
太陽を浴びる
ほどほどに、ガーデニング
花と暮らす
動物と戯れる
コーヒーで一息
ラフに働く
叱りつけないで子育てする
手抜きだらけのお弁当
自分自身が楽しめる程度に料理
絵本でリラックス
時には仕事よりスポーツ観戦
休暇中はメールも見ない
旅はノープラン
お土産は買わない
宿題のない夏休み
海辺で風を感じる
家が一番という考え方
フラットな人付き合い
見栄を張らない持ち寄りパーティー
誕生日のお祝いはコーヒーとケーキだけ
ご祝儀引き出物なし
たくさんありますね。。。どれも簡単なことなのでぜひ自分に合いそうなものを選んで「何もしないこと」をしてみましょう!
テレワークでだからこそニクセンしやすい
テレワークは1人で仕事をする時間が多くなります。それはつまり、同僚から話しかけられたりする機会が減り「何もしない」時間を作りやすいからです。しかし、一方で同僚に気軽に話しかけられなくなって仕事のコミュニケーションで不便を感じるようになった。そう感じている方におすすめなのが、仮想オフィスです!
自分がニクセンしてい流ことを同僚に知らせるために
自分のステータスを「ニクセン中」としたりすることも可能です!
そして気軽な雑談や相談が必要な時は相手のステータスを見て、オフィスと同じように話しかけることができます。これで1人の集中モードやニクセン、同僚とのコラボレーションワークとのメリハリがついて生産性UP間違いなしです。もしご興味あれば以下のリンクをご覧ください。
今回もnoteをご覧いただきありがとうございました!