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新卒で入社したAWSを退職する理由と、CloudFitで挑戦したいこと

2024年6月に株式会社CloudFitに入社しました、沼幹太(ぬまかんた)です。新卒入社し3年間勤めたAWS Japanを退職し、中途での入社となります。

まずCloudFitってどこ?どんな会社?となった方は、代表瀬沼の創業エントリをご覧ください

前職は非常に大きな会社でしたが、CloudFitはまだ創業数年のスタートアップということで、全く新しいチャレンジにワクワクしています!

今回のnoteではCloudFitへ入社を決意した理由と入社後の抱負を書きたいと思います。主に私と近い世代で、大手→スタートアップへの転職を検討されている方の参考になると嬉しいです!


これまでのキャリア

私は新卒でAWS Japanに入社をしました。入社前の学生時代は3社ほど長期インターンを経験し、その中のITスタートアップ企業での経験から自然とIT業界を志望するようになりました。

ちょうど私の就活の頃は世界中でクラウドサービスが急速に普及し、国内でも新たなSaaS企業が次々と台頭しビジネスのあり方を大きく変えていました。そしてその変革の中心にいるのがAWSであり、自分もその一員になりたいと考えなんとか選考を突破し入社することができました。

入社後は、3ヶ月の研修を経て一般的にインサイドセールス(SDR/BDR)といわれるDemand Generationという部署に配属になり、日本を代表する大手企業やSaaS業界、スタートアップなど様々なフェーズのお客様を担当しました。また他にも新卒の育成・研修や社内開発のサービスの活用など様々な社内プロジェクトにも積極的に関わることができました。

退職時に撮影した1枚

AWS Japanでの仕事はとてもやりがいがありました。私の場合コロナ禍の入社だったため、DX需要の高まりに伴いクラウドサービスへの期待はさらに高まり、それに応えられる業務に強くやりがいを感じました。後半1年は生成AIの台頭、それに伴う新たなビジネスニーズの発生に直面したり主にアーリーステージのスタートアップの方々と関わることでスタートアップのエコシステムに非常に興味が湧きました。

他にも日本を代表する企業の方々の挑戦を直近で見れたり、お金を払っても話せないような先進的なスタートアップ経営者の方々と話せたり・・。労働環境や同期、同僚、上司など人にも恵まれ、目線が広がるこれ以上ないファーストキャリアだったと感じます。

ただ一方で、チャレンジをしているお客様から刺激を受ける一方で、自分なりに頑張っていたものの自分自身を見つめ返した際に停滞感を感じるようにもなりました。自分の枠を超えるチャレンジができてないのでは?価値があるのは自分自身ではなく会社ではないか?という考えも芽生えました。

同時にもっと自分に責任と負荷がかかる環境で、もっと自分自身に実力をつけて、自分自身が社会や顧客に価値を提供できる人になりたいと強く感じ、ビジネスメディアでの決算分析を経験したり、仲間と小さくビジネスをやってみたりしました。その過程であぁやっぱり小さなチームでもいいから1から価値を作ることに自分はワクワクするなと感じ、社内外問わず環境を変えるという選択肢を持つようになりました。


CloudFitとの出会い

そんな悶々とした思いを抱える中で、学生時代のインターン先の先輩の近藤さん(同僚になったため以下「近藤」)が入社されたことでCloudFitを知りました。近藤は2022年にCloudFitに新卒入社しており、学年こそ1つ上でしたが1つ上とは思えないほどビジネスマンとしても人としても成熟している人間です。

近藤のCloudFit新卒入社時の入社エントリ

近藤は社会人になってからも仲良く、定期的にカフェで朝活をし近況報告・情報交換をする関係性でした。当時、彼は全く私を勧誘するつもりはなかったと思いますが、彼の口から聞くCloudFitの話はとても魅力的に感じ徐々に詳しく話を聞くようになりました。

具体的に私が魅力的に感じたのは次のような点です。

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1.ビジネス×デジタルのプロが集まる環境
CloudFitには代表瀬沼、COO菅野を中心に、DX領域でのコンサルティングのバックグラウンドを持ちつつリクルートなどの事業会社を経験している、バランスの良いメンバーが集まっています。その他エンジニア、PdM、デザイナー等様々なメンバーがいますが、それぞれデジタルのバックグラウンドに強みを持ちながら、ビジネス成果に目を向けられるメンバーが多いです。私自身、前職のインサイドセールスの経験からより営業・マーケティング全体のテクノロジー活用を深めていきたい思いがあったため学びの多い環境だと感じました。

2.コンサル的な課題解決と新規事業立ち上げの経験の両取り環境
CloudFitはあらゆるクラウドサービスを使いこなす専門的な組織であり、三菱地所様、三井物産様を中心に日本を代表する企業のDX・クラウド活用を支援しています。スタートアップながら既に多くの大手企業の信頼を獲得し、社会的にもインパクトのある領域で事業展開できている点が魅力的でした。

CloudFitの支援企業例

それだけではなく同時に、CloudFit社内は新規事業が複数立ち上がってる環境です。つまり同時にコンサルとしても新規事業を創造する事業会社としての経験も両取りできる環境です。社内のそこら中に自分の経験・実践につながるチャンスが落ちている贅沢な環境だと思います。

3.すごい会社だけどまだ完全に世の中に見つかっていない感
最後は1.2とは異なりとても感覚的な部分になりますが(笑)、客観的に少数精鋭にも関わらず上述したような企業群の中核となるDX部の方々に示唆を提供し頼りにされるCloudFitは素直にすごい会社だなと感じました。一方で、現状規模や実績、成長スピードの割に外部にとても知名度が高い会社ではないと思います。

でもだからこそ、これから組織をもっと大きく太くする当事者に慣れますし、内部のメンバーにも良質なチャンスがたくさん回ってきます。ビジョンや事業内容への共感度が高いメンバーも多いと感じます。

入社前に実際に代表瀬沼やCOO菅野、他メンバーの仕事ぶりを拝見しましたが、前職や他の環境と比較しても熱量が高くスペシャルなメンバーが集まってると確信しました。CloudFitがより成長し大きなインパクトを生み出し、世の中に見つかる瞬間を楽しみにしています。

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近藤からの話に加え、CloudFitのご飯会やメンバーの方々と関わらせていただき、次の環境としてCloudFitを選択することを検討するようになりました。

正直元々は前職を数年で辞める想定はなく非常に迷ったのですが、転職する理由/しない理由を羅列する過程で「しない理由」が守りの理由が多く、むしろ「する理由」は失うものがない今しかないのでは?人生は意外と短く(私の価値観では)思い切ったキャリアチェンジができるのは意外とあと5年間くらいなのでは?と徐々に考えがまとまっていきました。

最終的には決意を固め、私の方から代表瀬沼へ入社へ興味がある旨をお伝えし、受け入れてもらいました。


CloudFitでやること・やりたいこと

CloudFitでは営業・マーケティング領域のDX案件や新規事業に携わる予定です。
これまでキャリアとして経験のないPMロールにチャレンジする予定であり、成果を出すためにスキルも経験も底上げが必要な状況です。

これまで既に持ってる知識や経験の使い回しではなく、自分の外に答えがある場合も多く想定されるので、貪欲に新たな知識を学び続けるスタンス(いわゆるアンラーン)を実践したいと思います!

また個人的に代表瀬沼、COO菅野がロールモデルだと感じており、まずはこの2人の持つ経験や考え方を盗み続け、業務や役割を巻き取っていくことが私自身のキャリアとしても会社としてもプラスになると考えています。短期的には2人の業務をより経営に注力できるよう貢献し、中長期的には2人に並び顧客や市場にインパクトを出せる人間になりたいです。


未来のCloudFitメンバーへひとこと

ここまで私のキャリアやCloudFitへ転職するに至った経緯を書いてきました。

読んで下さった方の中には、このままのキャリアで本当に良いのか?悩んでいる方もいるかもしれません。私自身も今回の転職は今のところ大正解だと確信していますが、将来もしかしたらまた悩む機会が来るかもしれません。

それでも結局キャリアや人生に正解などなく、「自分で正解にする」スタンスが重要なのだと思います。私は私自身の決断を正解にできるよう、全力で頑張りたいと思います。

長くなりましたが、以上になります!

もしこの記事を読んでCloudFitや私のキャリアを持った方がいればぜひお気軽にDMをください!カジュアルにお話しする機会も大歓迎です。

https://twitter.com/kannumata


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