#03 【入社エントリ】副業から正社員へ
新卒で10年勤めた会社を退職し、副業をしていたCloudFitに正社員としてジョインされた百瀬さん。転職活動当時、転職先の候補としてCloudFitは上がっていなかったとのことですが、選考を通してどのような気持ちの変化があったのか、入社経緯をお聞きしてみました。
1. CloudFitとの出会いについて
――CloudFitに入社したのはいつですか?
2023年7月1日からなので、ちょうど2ヶ月です。
――何か変化はありました?
入社してからの変化というところでは、環境に慣れてきたとか、そういったところですかね。元々1年間、副業で働いていたこともあって、そこまで大きくギャップを感じていることはないですが、他の副業の方も含め、様々なバックグラウンドを持たれている方が集まっている会社であるということを改めて実感しています。
――副業はいつからされてらっしゃったんですか?
副業は、昨年の2022年3月から入っています。
――そこから、なぜ、Cloud Fitに正社員としてジョインされたのですか?
実は、はじめはCloudFitは転職先の候補に上がっていなかったんです。(笑)
他社の選考過程で、リファレンスチェック(前職や現職で一緒に働いている第三者から、書類や面接では分からない情報を取得すること)をCloudFitの社員の方や案件でご一緒させていただいた他の副業の方にお願いしたことがキッカケです。
私が転職活動をしていることが代表の瀬沼さんに伝わり、「うちどうですか?」という形で選考に進むことになりました。
――なるほど。。。では、リファレンスチェックをお願いしていなければ、百瀬さんはこの場にいらっしゃらなかったのかもしれない?
そうなりますね(笑)
オファー段階に入っていたので、そのまま承諾していた可能性は高いです。
――検討段階に上がっていなかったところから、どのような気持ちの変化があったのでしょうか?
正直、そのときの私の認識だと、どれだけ積極的に正社員というポジションで募集しているのかがわからなくて、若干、声をかけづらい部分がありました。副業メンバー中心にチームが作られているイメージがあり、正社員は募集していないのかなとも思っていたんですよね。
その後、他社選考のリファレンスチェックをきっかけに、瀬沼さんから正社員としてのオファーをいただき、会社の将来像など詳しいお話を伺う中でCloudFitへの転職意向が高まっていったという感じです。
2. 転職活動について
――3年前から緩く転職活動をされていたとのことですが、今年に入って本格的に動かれたきっかけはありますか?
そうですね、一つが30代になったということ。また、新卒で前職に入社して10年目の節目でもあったので、次の10年は仕事内容や環境を変えて、新しい自分のキャリアを歩みたいという気持ちがありました。
――次の10年を捧げる上で、こういう会社で働きたいといった軸などはあったんですか?
新しいプロダクトやサービスをどんどん世に生み出せる環境に身を置きたいと考えていました。
前職は、上場していて、良くも悪くも安定していた会社ではありましたが、会社自体が古いし、結構お堅い会社なんです。ルールもかなりかっちりしていて、どちらかというとスピードよりも規律を重んじるみたいな、そういう会社でした。
古い会社で、古い製品だけじゃこの先やっていけないねみたいなところで、新しいビジネスを生み出そうといった取り組みはありましたが、旧来のルールや手続きみたいなものが邪魔をして、会社の思うようには進んでいなかったという実情がありました。
そういった中で、私も新しいプロダクトをもっと作り出していきたいといった想いがだんだん強くなってきて、会社環境と自分のビジョンというところの乖離が出てきたなというところが大きかったです。それが転職動機にあたる部分じゃないかなと思います。
――なるほど、ではCloudFitは百瀬さんのその違和感を払拭し、ビジョンを実現できる環境だと感じられたのでしょうか?
まさにそうですね。少人数制なので、一人一人の裁量権が基本的に大きいところはすごくフィットしました。また、社名の由来でもあるところだとは思いますが、CloudFitって基本的にはDX化の推進やご支援をしている会社じゃないですか。
私が、自動化できるものを手作業でやることがすごく嫌いで、効率化を極めたい人間なんです。そういう意味でも事業的なビジョンとか、会社でやっていることが、すごく私の価値観にフィットしましたね。
――前職とは会社の規模感がかなり変わったかと思いますが、カルチャーの部分で、違和感やギャップなどはありませんでしたか?
学生時代にベンチャーで3年以上働いていたことがありまして、ベンチャーとかスタートアップの雰囲気は別にある程度知っていたので、そこまで違和感はありませんでしたね。
金曜日の15時になると、会社の冷蔵庫からみんなビールを取り出して乾杯し始めるような環境でした。(笑)
何か新しいものを創り出すときって柔軟な環境の方が生まれやすいですし、自分自身も過ごしやすかったので、すぐに馴染めましたね。
――学生時代スタートアップにもいたという話ですが、どういったキャリアの経歴をたどってこられたんですか?
基本的には今まで話した通りで、学生時代にベンチャーで3年働いていたのはIT企業、スタートアップの会社です。そこから新卒で前職に入社しました。
前職は、自社開発系のパッケージを使ってお客さんの課題解決をする会社で、古くからシステム運用の自動化や帳票管理、データ連携みたいなところに強みを持っていました。私が従事していたのは新規事業領域で、エンジニアとしてはインフラ、バックエンド、フロントエンドの設計開発など、とにかく製品の開発に必要なことは全てやっていて、転職直前ですと、プロダクトマネージャーという形でプロダクトも持っていました。
私の持っていたプロダクトは社内の他の部署で開発しているクラウドサービスの基盤となるプラットフォームだったのですが、プロダクトマネージャーとしては、社内関係者にニーズの情報収集のためのインタビューをしたり、新リリースに向けての要件定義などプロジェクトマネジメント全般のほか、上位組織の戦略策定などにも関わっていました。
3. 副業について
――元々、CloudFitで副業するきっかけになったのはなんだったのですか?
Offersというスカウト型のサイトで瀬沼さんからオファーをいただき、ジョインすることになりました。
前の会社で副業が解禁されたのが、2021年の9月とかなんです。もちろん副業という扱いなので本業をしっかりした上で、許可されるというものだったのですが、当時は仕事を探す手間が惜しかったのもあり、一旦スカウト型のサイトでどういった声がかかるのか見てみようと思って登録をしました。
自分の持っているスキルでどういう声がかかるのかとか、どういうポジションがあるのかみたいなところで様子を見ようと思っていたんです。
――他にも声がかかったと思いますが、CloudFitで働いてみようと思ったきっかけとかあったんですか?
副業でCloudFitが良かったところは、柔軟な働き方ができる部分ですね。
前職の会社では、就業規則上、勤怠時間中の途中抜けができなかったんです。コアタイム中の途中抜けが基本的に許可されていなくて、コアタイムが終わってからの副業となると案件の幅が限られていました。
他の何社からもオファーを頂いたりはしていましたが、どうしても日中の会議や定例に出てくれというのが結構あったりして、なかなかそこの部分で厳しそうだったというところが何社かあります。
とは言え、中に入ってみると、社員の皆さんの調整の上で成り立っていたのだと身をもって実感しています。(笑)
もちろん大変な部分もありますが、業務の特性上、どうしても副業の方のお力を借りてプロジェクトを進めていくという形になると思うので、副業の皆さんが参入する上での障壁を取り除いていくことは大事にしていきたいですね。
――これまでのどのようなスキルが活かせているなと感じますか?
大手企業での新規事業の開発に携わらせていただいているのですが、前職でやっていた開発系の設計スキルや開発スキルが役立っているなと感じます。
少人数のチームで構成される組織で働いていたので、少人数でプロダクトを作り上げることには慣れていました。現在も3、4人などで進めていて、且つスピード感が求められるので、環境としては似ていますね。
短い期間で効率的に物を作り上げるにはどうしたらいいか、というところは、前職で培った知識やスキルが役立っています。
――CloudFitでのやりがいや醍醐味、面白さを教えてください
クライアントのデジタル化に伴う課題解決に、直接関われるところが大きな魅力ですね。
あとは、まだまだベンチャー・スタートアップというところだと思いますので、基本的には大きな裁量権が1人1人に与えられていると思っています。そういった中で、自分の意見を事業戦略などにダイレクトに反映できるのがやりがいになっていますね。
適度なプレッシャーと面白さを感じられています。
――今後のキャリアプランなどはありますか?
私が10年前に思い描いていたキャリアプランと、今思い描いているキャリアプランって全然違うと思っています。
キャリアプランって常にアップデートしていくものですし、時代の変化や技術の変化に合わせてアップデートしていくものだと思っているので、仮に今ここでお話するキャリアプランが10年後、本当に実現しているかどうかとか、同じことを思っているかどうかはわかりませんが、自分の事業を持っていたいですね。あわよくばそれは確立した事業であって、世の中にある程度自分の名前が知られている、そういうポジション・立場になっていたいです。
――キャリアプランを実現する為に、CloudFItで実現されたいことはありますか?
組織をもっと大きくしていくための組織ビルディングみたいなところはやっていきたいです。
人が何らかの目的を持った組織や集団に集まる理由って、基本的にはそのビジョンや価値観に共感してくれた人が集まってくるものだと思っているんです。なので、自分たちがやりたいことを大義名分でもいいんですけれども、ビジョンとして思い描いて、それを広い層に訴えかけて、共感してくれる人を集めたいです。
ただ、会社のビジョンや価値観という面では、まだ設立数年目で社員も数人しかおらず、正直なところまだ曖昧な部分もあるのが現状だと思うんですけども、そこをもっと具体化、明確化していって、同じバスに乗って同じ方向を向いて進んでいける人たちを集めていきたいですね。
4. CloudFitに向いている人
――どういう方がCloudFitに向いていると思われますか?
これは会社の成長のステージによっても変わってくる部分だとは思いますが、現状という意味だと間違いなく自発的に動ける人です。自発的に行動して意見を発信できる人は、間違いないと思います。
あとは発想力が豊かな人です。どのクライアントワークをやっていても、新規事業とかやっていても、データをどう活かしていくかとか、どう料理して価値のあるデータにしていくかみたいなところは必ず出てくる部分なので、データに強い人も合っていると思います。
――CloudFitで働くことに興味がある方へ、何かメッセージやアドバイスがあればお願いします。
今いるメンバーの方、皆さん考え方が豊かですし、すごく裁量権を持って働ける環境だと思っています。自分のやりたいことを実現できる環境だと思っています。そういう意味では、何か新しくやりたいことがあるとか、チャレンジしたいことがある人にはすごく合っている環境だと思います。
――心強いコメントありがとうございます。これからも引き続きよろしくお願いいたします。本日はお時間いただきありがとうございました!
CloudFitについて
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