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桃鉄から知る日本#6 『名寄』

学生時代から歴史と地理に弱かった私が、最近は学校教材になったゲーム『桃太郎電鉄〜昭和平成令和も定番!〜』に登場する物件から、全国各地の名産・名所の学習を試みていきます。


概要

名寄は、北海道地方の道北に位置する都市であり、農業と自然の豊かさで知られる地域である。

桃太郎電鉄のデータ

地方: 北海道
駅名: 名寄

にしん数の子屋

分類:食品
価格:1000万

『ニシン・カズノコ弁当』が元ネタと考えられます。オンライン上に公式情報がないのですが、いくつかの個人ページを見た限りでは、かつて角舘商会が製造していた、今はなき名寄駅の駅弁のようです。2009年の角舘商会頃の廃業に伴い、終売したようです。

ニシン漁については礼文の記事にも書いたとおりです。ニシンの卵が数の子なので、サーモンいくら丼のような感じですね。

ひまわりグッズ屋

分類:観光
価格:1000万

『北海道立サンピラーパーク』内のお店が元ネタだと思われます。
サンピラーパークは、名寄市にある総合公園で、「サンピラー」とは太陽柱を意味します。ひまわりにちなんだ様々なグッズも販売されていて、名寄の夏の風物詩として親しまれているようです。

ひまわり畑

分類:農林
価格:5000万

『なよろひまわり畑』または『名寄智恵文ひまわり畑』が元ネタです。前者はサンピラーパーク内、後者はMOA名寄農場内にあります。

8月には広大な敷地にひまわりが咲き誇ります。名寄市はひまわりのあるまちを目指していて、市内各所にひまわりが点在しているそうです。
ちなみに、Wikipediaによると、名寄市のシンボルとされている花は、ひまわりではなくオオバナノエンレイソウとのこと。

アスパラガス畑

分類:農林
価格:5000万

元ネタ不明です。ネット上では、『みのしまファーム』が元ネタだとする情報があるのですが、Google検索しても『みのしまファーム』の公式情報が出てきません。

ただ、名寄市は全国有数のアスパラガスの産地として知られています。名寄の気候はアスパラガスの適していて、グリーンアスパラガスを一般化させたのは名寄だとする説もあるようです。

余談ですが、私はアスパラ好きです。

歴史的背景

名寄は盆地特有の寒暖差を活かした農業地帯として発展してきた。アスパラガスやもち米の生産が盛んで、日本最北の酒造場でも知られる。近年は、広大なひまわり畑と天文台『きたすばる』が新たな地域のシンボルとなっている。


観光したい場所

名寄市立天文台「きたすばる」

国内最大級の大型望遠鏡と最新式プラネタリウムが併設された天文台です。国内トップクラスと言われる星空を、ぜひ見てみたいです。

北海道立サンピラーパーク

上記の『きたすばる』もサンピラーパーク内なのですが、お許しを。夏には広大なひまわり畑が楽しめ、四季折々の自然を満喫できる公園です。

名寄市北国博物館

名寄の自然や歴史、文化を学べる施設。特に、アイヌ民族の資料や開拓時代の展示が充実しているそうです。

食べたいもの・買いたいお土産

なよろ産アスパラガス

上述のとおり、名寄では上質のアスパラガスを味わうことができます。アスパラ好きにはたまらないです。

温玉煮込みジンギスカン

名寄発祥の煮込みジンギスカンとのことです。下記ページの写真見るだけで食欲湧いてきます。



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