桃鉄から知る日本#4 『浜頓別』
学生時代から歴史と地理に弱かった私が、最近は学校教材になったゲーム『桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!〜』に登場する物件から、全国各地の名産・名所の学習を試みていきます。
概要
北海道最北端に位置するオホーツク海に面した小さな町。かつての砂金採掘の歴史と現在の酪農業、そして豊かな水産資源が融合した独特な魅力がある。
桃太郎電鉄のデータ
地方: 北海道
駅名: 浜頓別
砂金アイス屋
分類:食品
価格:1000万
調べてみたところ、『黄金伝説』というアイスクリームが元ネタのようです。
情報が少なく、詳細は不明です。おそらく、池田牧場さんで作られて、ウソタンナイ砂金採掘公園で販売されていたのではないかと思います。しかし物件名はアイス屋なので本当に『黄金伝説』のことなのかは微妙です…。
乳牛牧場
分類:農林
価格:3億
『池田牧場』が元ネタになっていると考えられます。
浜頓別町は酪農が盛んな地域で、特に池田牧場は代表的な牧場のひとつ。また、国内で最初にペレ(ペレニアルライグラス)を導入した牧場としても知られている。ペレとは世界で最も利用されている牧草で、栄養価に優れ、生育が早いという特徴がある。
ホタテ貝漁
分類:水産
価格:4億
オホーツク海で育ったホタテは、冷たく栄養豊富な海水のおかげで、肉厚で甘みが強い。ホタテの旬は主に夏(5〜8月)と冬(12〜3月)であり、季節によって味わいが異なる。
砂金パーク
分類:観光
価格:6億
『ウソタンナイ砂金採掘公園』が元ネタ。
浜頓別町の砂金採掘の歴史を体験できる観光スポット。かつて、砂金採掘が盛んだったウソタンナイ川周辺に位置し、実際に砂金採掘を体験することができる。
毛蟹漁
分類:水産
価格:8億
浜頓別町を含む、オホーツク海沿岸は、高品質の毛蟹の漁獲地として有名。ホタテ同様、冷たい海水と豊富な栄養分のおかげで、この地域の毛蟹は身が詰まっていて味が濃厚だと評価されている。
歴史的背景
浜頓別の歴史は、アイヌ民族の居住地域としての長い歴史に始まり、明治時代以降の開拓と近代化の過程を経ている。特に1900年代初頭からの砂金採掘ブームと、戦後の酪農業や水産業の発展が現在の産業や文化に大きな影響を与えている。
観光したい場所
ウソタンナイ砂金採掘公園
先述のとおり、実際に砂金採掘を体験でき、地域の歴史を学べる貴重なスポット。
クッチャロ湖
ラムサール条約登録湿地であり、渡り鳥の中継地として有名。自然観察や野鳥観察に最適な場所のようです。
浜頓別町郷土資料館
地域の歴史や文化、自然について詳しく学べる施設。レンガ造りの建物が良い味を出しています。
食べたいもの・買いたいお土産
詳細不明ですが、本当に砂金アイスや黄金伝説が販売されているのなら、ぜひ食べてみたいです。
アイス以外にもヨーグルトやチーズなどの乳製品、ホタテや(季節は限られるかもしれませんが)毛蟹などの海産物は情報を見ているだけで食指が動きますが、調べてもお店の情報があまり出てこないです。逆に言えば、現地でお店を探す楽しみがあります。
お土産は、調べた範囲では、松屋菓子店の『牛乳もなか』が良さそうに思いました。お店の名物は『松の実もなか』のようなので、訪れた際には両方買いたいですね!