見えてなかったものが見えてくる
何と言いますか、僕がこう言うタイトルを書いているのを見て
"あ、ついにこいつ幻覚見始めたな"
と思う方は恐らく一定数いらっしゃると思いますが、幻覚の話じゃないのです。単に今作っている曲で使うトラックの話でございます。
何と言いますか、前にも話した通り自分以上に細かい部分に目が行く方をお招きして作ろうとしているのですがその際、今まで以上に自分の雑さが見えてくるなぁって。
今まで見えてなかった自分の雑さやトラックメイクにおける拙さが見えてくるのは、一人で完結させるタイプとしては目から鱗のように感じるのです。指摘したりして貰えるのは本当にありがたい。
ドラムのちょっとしたズレがメインの修正課題なんですけど、
"あれ・・・今までズレて聴こえなかったのに・・・なんでだろう?"
となるし、これまでの自分のトラックを振り返って聴き直してみて、今だからこそ見える雑さのようなものがあったり。
まだお招きしている段階の初歩でトラックのジャッジが降りないので誰を客演に呼ぼうとしているかが言えないのがもどかしい。ただ、昨日?日付的には今日改めて直して送ったトラックは今度こそズレてない!
・・・と、思いたい。
どうしても自分一人の空間で完結させようとすると盲目的になるから危ないですね、外部の方の視点って本当にありがたい。
ちなみに、以前Twitterで書いたことと重複するのですが、自分を信じることは大事なことではあるけど疑うことも物作りにおいて大事なプロセスだなと。そして(知り合いも言ってたけど)自分が信じる人に相談する、と言うのも大事なことだなぁって。
この場合、僕はDJ Kay-Zさんや今回お招きしようとしてる方だったり、はたまた44成izmの2Pであったり。
僕の場合、あえてそうしていると言うのもあるんですけど使用機材をMPC2000XLのみ(無論レコードからのサンプリングなのでターンテーブル+ミキサーは使うけど)にしていて、組み終わったそれは基本シンプル。
そこでDAW(僕の場合はProTools、しかも最新のヴァージョンではなく)にパラアウトしてミックスするんです。
今回MPCでドラムパターンを組み直してみて、プレイバックしてみると、MPC内では目立つズレはほぼほぼ皆無、と言うことはミックスの段階か、パラアウトしたものがズレているかの二択になって、結果ミックスで波形を見ながら編集したら、恐らく、多分、うん、大丈夫。
サンプリングにおけるトラックメイクも、結構楽じゃないのです。楽と思われるかもですけど、組むのは楽。でも、ミックスが・・・って言う。
色々ミックスとか上手くなりたい。
・・・元を辿る、と言うか、今でもそうであるようにラッパー/MCだけど。