トイレの水洗ボタンの位置・形状・機能を統一すべき
今日は珍しく、外出時にデパートのトイレ(個室)に入った。衛生上の理由から外では「大」をしないことにしているので、外で個室に入ったのは数10年ぶりだった。
そこで驚くべきことに気がついた。水洗トイレの「流す」ボタンが見当たらないのだ。
「流す」ボタンといえば、レバーか押しボタンかと思っていたが、その手のボタンが便器にも壁面にも見当たらない。よくよく見たら、壁面の目立たないような低い位置に、手のひらサイズの膨らんだボタンがあって、そこに「流す」といったような文字が書いてある。押しても物理的にへこみもしない。タッチセンサーかと思ったがそうでもなさそうだ。カバーを開くと中にもう一つ小さめの四角いスイッチがついていたが、それを動かそうとしたけど、動かない。よくわからなかったので、用は足さずに出た。
あとで奥さんに聞いたところ、そのデパートのトイレの「水洗」ボタンには何種類かあって、トイレの場所によって違っているのだそうだ。とくに、ふくらみのある手のひらサイズのボタンは、押してから作動するまでの時間にばらつきがあるという。
家に帰ってから、ネットで検索してみたところ、トイレの「水洗ボタン」の不統一については問題になっているのだそうだ。
こういう生活の基本に関わるような機能は、誰もが迷わないようなユニバーサルデザインに統一すべきだ。
見た目の美しいデザインを優先して、本来の目的をないがしろにしてしまうのは間違ってる。