F5 bigip　VEをeve-ngにdeployする方法など執筆中無料

はじめに

サーバ負荷分散とはなにか？

サーバ負荷とは：サーバの処理そのものになります。サーバが何かの処理をするとCPUやメモリやディスクなどを利用しサーバの負荷が上がります。
サーバ負荷分散とは、1台のサーバで処理する場合、サーバの限界を迎えるとスケールアップ（高性能なサーバに買い替える、入れ替える）する必要が有ります。負荷分散装置は、同じサービスを提供している複数のサーバに分散する装置をさします。

サーバ負荷分散の例

　例えば、Webサーバへのアクセスを分散する。（サーバの負荷を振り分ける。）ということですがどうやってサーバの負荷を振り分けるか？という手段が有ります。
　Web通信を含めて基本的にクライアントとサーバの関係が有ります。（どちらかが情報を欲して（クライアント）、その情報を返す機器（サーバ）がいます。
　サーバ負荷分散技術によって、サーバの限界を迎えたときにスケールアップ（高性能なサーバに買い替える、入れ替える）ではなく、スケールアウト（同じ機能のサーバ追加）により、処理できるサービスの増加を実現します。

※サーバ負荷分散装置を導入することにより、スケールアップによるサーバの買換えが不要になり、新規サーバ1台のみの場合、1台のサーバ故障によるサービス停止などを避けることが可能になるなどメリットが有ります。

サーバ負荷分散装置を導入する3つのメリット

1．処理能力の向上

　既に記載した内容になりますが、サーバが処理能力を上げる手段は2つしかありません。スケールアップ（高性能なサーバに買い替える、入れ替える）または、スケールアウト（同じ機能のサーバ追加）になります。
　サーバ負荷分散装置を導入することにより、柔軟性の高い処理能力向上ができます。

２．耐障害性の向上

　耐障害性とは、システムの壊れにくさのことです。インターネットサービスが重要性を増している中、止まらないシステムは絶対です。
　1台のサーバのプロセス障害やCPU、メモリ障害などで起動しなくなった時やサービスが停止した時に、複数台のうちの1台を切り離し残しのサーバのみでサービスを提供することができます。

３．メンテナンス性の向上

　メンテナンス性の向上、サーバのパッチ適用やソフトウェアのバージョンアップなどサービスのメンテナンスはサービスを提供し続けるうえでずっとつきまといます。
　1台のサーバでサービスを提供していると、メンテナンスのためにすべてのサービス提供が停止してしまいますが、複数台でサービスを提供している場合、サーバ負荷分散装置を導入した場合、メンテナンスをするサーバを切り離して残りのサーバでサービスを提供し続けることができます。

BIG-IP LTM Viratual Editionのセットアップ

BIG-IP LTM Viratual Editionのダウンロード

F5社へアクセスする

BIG-IP LTM Viratual Editionは、以下のURLF5社サイトからダウンロードすることができます。以下のサイトにアクセスしてください。

https://www.f5.com/ja_jp/products/big-ip-services/virtual-editions

30日間の無料トライアルをクリックすると、以下の内容が表示されますので、MyF5へのログイン/登録から進めてみましょう

Myf5のログイン画面
URLは以下のURLになります。
https://account.f5.com/myf5#

MyF5ログイン後の画面1

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Trial offers　＞ F5 BIG-IP trial offers

コンプライアンスの同意

ざっくり以下のようなメッセージが表示されます。
ダウンロード可能なソフトウェアには、米国輸出管理規則（EAR）に基づき輸出規制されている暗号化が含まれています。このようなソフトウェアを受け取る者は、ライセンスまたはその他の許可なく、このソフトウェアを輸出、再輸出、または譲渡することはできません。
これらのプログラム条件に同意することにより、あなたは本ソフトウェアが米国の輸出規制の対象であることを理解し、EARのパート772で定義されている「政府のエンドユーザー」が使用するために本ソフトウェアをダウンロードする意図はないことを認めることになります。
米国政府機関以外のためにこのソフトウェアをダウンロードしていますか？
〇はい、政府機関に同意してダウンロードします。
〇いいえ、政府機関を同意できずダウンロードしません。

Trialのセッティング中の画面

MyTrial画面の表示

レジストレーションキーの表示

レジストレーションキーが表示れます。

ざっくり翻訳
製品の説明
BIG-IPおよびBIG-IQ VEのトライアルにサインアップすると、ライセンス・キーのセットが届きます。各キーは、以下に示すコンポーネントに対応します：

BIG-IP Virtual Edition (VE) (CM) - BIG-IP VEは、プライベート・データ・センターまたはクラウド環境でアプリケーションを保護および最適化するための高度なアプリケーション・サービスを提供します。BIG-IP Local Traffic Manager（LTM）、BIG-IP DNS、BIG-IP Access Policy Manager（APM）、BIG-IP Advanced WAF、および BIG-IP Advanced Firewall Manager（AFM）が含まれます。BIG-IP LTMとBIG-IP DNSは、高度なローカル/グローバルトラフィック管理と最適化機能を提供し、BIG-IP APMは統合アプリケーションアクセス制御を提供し、BIG-IP AFMはネットワークとインフラストラクチャ層のセキュリティを提供し、BIG-IP Advanced WAFは悪意のある脅威からアプリケーションとAPIを保護します。

BIG-IQ Centralized Management (CM) - アナリティクス、ライセンス、構成、オートスケーリングポリシーなど、BIG-IPインスタンスのライフサイクルを管理します。

BIG-IQ Data Collection Device (DCD) - トラフィックとBIG-IPインスタンスのログと分析を集約し、BIG-IQで使用します。

PRODUCT USAGEBIG-IP VE & BIG-IQ VE FREE TRIAL画面内の
「Getting started Select and download the latest version.」をクリックすると以下のURLに転送されます。

https://my.f5.com/manage/s/downloads?productFamily=BIG-IP

Download画面の同意

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