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【乳化LABO】極上の豆乳とチョコから作る豆腐チョコムース・ケーキ
はじめに
「乳化」を極めることで、料理の可能性が広がります。CLOSER FINEMIXは、その技術を活かし、チョコレートと豆乳、オイルを均一に微細な粒子レベルで分散・融合させることで、より一体感のある食感と深いコクを生み出します。その結果、これまでにないほど滑らかで濃厚なムースケーキが完成しました。
本レシピでは、CLOSER FINEMIXを活用することで、普通の材料からプロ級の口どけを生み出す方法を紹介します。
1.なぜCLOSER FINEMIXなのか?
一般的なチョコレートムースは生クリームで乳化を行いますが、CLOSER FINEMIXで乳化を活用し、豆腐作りのプロセスを組み合わせることで、脂肪分を抑えつつもクリーミーな食感を実現できます。豆乳をベースにすることで、動物性脂肪を使用せずにタンパク質と健康的なMCTオイルのバランスが取れた、よりヘルシーかつ濃厚なムースの味わいを楽しめます。
2.材料
(1)ケーキ台の材料
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市販ビスケット(森永製菓 マリー) 6枚(35g)
チョコレート(クーベルチュール ビタースイートフレーク カカオ65%) 35g
(2)チョコムースの材料
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無調整豆乳 200cc
チョコレート(クーベルチュール ビタースイートフレーク カカオ65%) 100g
MCTオイル 20g
にがり 10g
3.作り方
(1)ケーキの土台を作る – サクサクのベース作り
・ビスケットをビニール袋に入れてめん棒などを用いてビスケットを細かく砕きます。
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・砕いたビスケットとチョコレートを耐熱容器に入れて、電子レンジで温め、チョコレートが全て溶ける状態まで温めて、ビスケットにチョコレートをまぶすように均一に全体を混ぜます。
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・混ぜた材料をケーキ型の底に敷き詰め、ケーキ台の準備完了です。
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(2)CLOSER FINEMIXで極上ムースを作る
・豆乳、チョコレート、MCTオイルを耐熱容器に入れ、電子レンジで50〜60℃に温めます。温まった後、材料をチョコレートが完全に溶けるまで混ぜます。
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・混ぜた材料をCLOSER FINEMIXへ2回に分けて注ぎ、2~3分運転(乳化)します。この時、なめらかさが一気に変わることが確認できます。
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・乳化した液ににがりを加え、スプーンでゆっくりと正逆交互に10回ずつ混ぜます。均一に混ざることで、凝固が安定し、ムースの滑らかさが向上します。
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・電子レンジで75〜85℃に温め、材料が豆腐のよう表面が固まっていることを確認します。電子レンジの加熱は、温度が60℃以上は10秒刻みで確認しながら温度を固まる(75〜85℃)まで加熱します。加熱時間はレンジのワット数によって異なるため、状態を確認しながら調整してください。
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・豆腐状に固まっていることを確認後、5分ほど余熱で固め、その後、ケーキ型に流し込みます。表面を平らにならし、粗熱をとった後、冷蔵庫で8時間以上冷やします。
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(3)仕上げ – プロの見た目に
・冷蔵庫で8時間以上冷やしたムースケーキを冷蔵庫から取り出し、ケーキ型からから外します。ムースがしっかり固まって、簡単に取り外せると思います。
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・今回はデコレーションとして、ココアパウダーを振りかけました。
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・ナイフで1/4にカットし、お皿に取り分けました。今回はカカオ成分65%のクーベルチュールのみの甘さで、砂糖などの調味料は一切加えていないので、孫用には少し甘みを加えるためにトッピングにホイップクリームといちごジャムを添えました。嫁と娘にはトッピング無しで味わってもらいました。その結果、子供も大人も老人も大感激のデザートとなり、罪悪感がほとんどなく食べられる、本格的な濃厚なチョコムース・ケーキが出来上がりました。今回は大成功の乳化LABOになりました(笑)。
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最高ででいた!
4.まとめ – CLOSERが生み出す新食感
CLOSER FINEMIXを使うことで、普通の材料から驚くほどなめらかなムースケーキが作れます。
✅ チョコレート、豆乳、オイルの完璧な乳化 → ムースが口どけ良く仕上がります。
✅ にがりで自然な凝固 → 安定した食感を実現します。
✅ 生クリーム不要でヘルシー → 罪悪感なしの濃厚スイーツになります。
ぜひCLOSER FINEMIXを活用し、家庭でプロの味を体験してみてください!
5.補足:豆乳の凝固メカニズムと乳化の影響
豆乳の凝固は、主にタンパク質がにがり(塩化マグネシウム)と反応し、ネットワークを形成することで起こります。このネットワークが水分を抱き込み、滑らかで弾力のある食感を生み出します。
乳化が凝固に与える影響
通常の豆乳ににがりを加えると、タンパク質が凝集しながら水を保持し、豆腐のように固まります。しかし、オイルを加えて乳化させることで、タンパク質のネットワークがより細かく分散し、水分の抱き込みが向上します。その結果、より滑らかで濃厚なムースのような食感が生まれます。
また、オイルが乳化されることで脂肪が均一に分散し、舌触りがクリーミーになると同時に、より深みのある味わいが生まれます。
今後、乳化の条件(油分量や温度、攪拌時間)による影響をより詳しく調べることで、さらなる食感の最適化が可能になるでしょう。
以上