サーフについてやること[キャストの前に]
初めてサーフでルアーを投げる時の大事な事を書き記します。
まず、普段の堤防や河川と何が違う?
一番の違いはストラクチャーの有無かも、「どこ狙えばいいんだよ!」と闇雲に投げてホゲてサーフから遠のく...よくある話です。
まず狙うべきはやはり離岸流なのですが初めてでどこにあるのか分からん!という時に効率良く見つける方法、自分なりの方法等記していこうと思います。
[注意]エイに刺されたり踏んで滑ったりよくあります、ウェーディングする方はエイガードを、そしてヒップウェーダーの方も必要以上に海に入らないようにしましょう、私は入ってもくるぶしまでです。
◇基本は常にほかと少しでも違うところが大事
①上から見れるなら、または行く前に全体的な地形を見る
ワンドと呼ばれる部分は基本奥まったところが一番深くなります、岬の部分や奥のどちらかに離岸流ができる場合も多いです、よりうねったところを探しましょう!
②波打ち際の形状
波打ち際は緩やかになってたり急になってたりします、基本的に崖みたいに削られているところは並岸流が流れておりそのせいで波打ち際が削り取られてます、その急な崖の左右どちらかの終わりに離岸流が流れていることが多いです。
また、地面が他より固くなっている所は他より流れが強い所です。
③波やサラシの有無
波がある場合波が崩れるところは基本浅いです、ということはその向こうは駆け上がりになっていることが多いです。
また、全体的に波がある時に一部分波がないところ、そこは深いor離岸流になってる場合が多いです、狙いましょう!
サラシは多ければ出てないところ、ほぼなければ逆にサラシになっている所を狙ってみましょう、探すのは常に他と違うところです。
④そもそもなぜ離岸流を?
これは魚が着きやすい、回遊ルートにしやすいという事もありますが、個人的に夜メインであり、ホームのサーフが激浅で更に満干の差が少ない日本海では「常に流れにのせてあげないとスローに誘えない」という事があります。
シンペンでは流れに当てて浮かせないと底を擦ります、擦らない速度となるとミスバイトやバレに繋がりやすくそもそも追ってこないことが多いです。
個人的には夜、よりスローに誘うために流れは大事なのです。
⑤それを踏まえて最初の2投は・・・
可能な広さがあるなら左右に一回づつ斜めになげてください
必ずといって差し支えないと思いますが全体的な左右の流れがあります
・左右投げた際に右に投げた方がルアーに抵抗があった→左から右に流れています、この後の釣行基本右めに投げて潮下をとりましょう。左になげて抵抗があるならそっちに。
この斜めに投げる事、流れの力を使ってシンペンを浮かせるだけでなく真っ直ぐ投げたら一瞬で通り過ぎる駆け上がりを斜めに通せるのでより長く魚にルアーを見せれることになるので一石二鳥なのです。
最後に
最初はフローティングとシンペンの2種あれば良いと思います。
・流れが強ければシンペン(フローティングは流れが強いと底突く)
・流れが弱ければフローティング(シンペンでスローに誘えない)
これを基本に自分なりのパターンを掴んで行くと良いです。
「人に教わるのもな・・・」「今更聞けないしな・・・」みたいな抵抗あるかもしれませんがやはり現地で慣れてる人、上手い人を参考にしたり聞いたり見たりすると自分でも応用できるようになります。
「人は聞いて 見て やって 覚える」という言葉の通り
聞いた事で知る
聞いたものを見て初めて頭の中でイメージが合致する
やってみて初めて自分のものとなる
あまりにもセオリーや当たり前の事が多いのでサーフ行ってる方からすると「いやいやこんなん当然じゃん?」ってのばかりかもしれませんが需要があれば、自分のメモも兼ねてに書いていきたいと思います。