TABキーを押すだけの簡単なお仕事(プログラミング)です
(注意:この記事はVSCodeやGitHub Copilotを使っている人推奨。)
もうChatGPTがリリースされてから随分経って、プログラマーにも普及していると思われる。
最近コードを書いていて思うのが、コードを書いていないという事である。
書いているのはコメントを書いているぐらいである。
プログラミングとはコメントを書くことである。
、いや嘘でした。
コメントすらまともに書いてない。
最初に設計の外枠、ファイル構造、関数定義をChatGPTで生成。
その後、
具体的な関数の実装をGitHub Copilotにさせる。
GitHub Copilotが一発で臨んだものが出ない場合、一行ずつ書く(?)。
あとはこれを繰り返す、おおよそこんな感じである。
だが気が付くのが上の「一行ずつ書く」とあるが実際はコメントを書けば、生成してくれる。
そしてそのコメントすら先読みで
「おまえが書きたいのはこれだろ?」って感じで提示してくる。
最初の頃は不気味さを感じていたが、それが嬉しさに変わるのに時間はかからなかった。
0文字から数文字を自分の手で打って、TAB、ENTER、TAB、ENTER、TAB、ENTER、、、。
頷きながらひたすら、TAB、ENTER、TAB、ENTER、TAB、ENTER。
これは漫画などでよくある社長が承認のハンコを押しているのと変わりない。
前からインテリセンスを多用していたので文字を打つことが減っていたが、さらに激減した。
さらにケアレスミスが減ってJavaScriptのコーディングがすごく楽になった。
C#の強力なインテリセンスに依存していたので、インテリセンスが弱いJavaScriptなどはケアレスミスや呼び出しメンバー名の間違いが頻発するなど億劫になる言語だった。
生成AIが気が付かせてくれた事は基本プログラミングの多くの部分が、いかに汎用的で一般的で冗長的なタスクであるかという事。
特にオブジェクト指向で書いていると、各パーツが抽象化されて汎用的な形になるのでその傾向が強いと思う。
去年はGPT3やCodeDavinciやJavaScript Sandboxなどで悪戦苦闘していたが、今年がこんなに変わっているとは思わなかった。
GitHub Copilotもさらにパワーアップしていてファイルを飛び越えたクラスにもかなり反応してくれるし、クラスを丸ごと提示してくれたりもする。
プログラマーの本当にやるべき事を考えさせられる。
ちょっとした反抗心からあえて自分で書いてやろうとして、わざわざ冗長なコードが多い部分を書いてエラーにハマって、結局AIにやらせれば良かったという事が幾度かある。
とにかく冗長な事ほどAIにさせたほうがいい。(インテリセンスが反応しない場所では特に注意。)
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