【為替チャートを構成する3つの要素】


FXやバイナリーオプションをする際に

「色々なツールを使ったり分析をしてみたけどいまいち結果が出ない」
「自分に合った分析方法を探している」
「そもそもチャート分析で重要なことってなにっ??」

このような方に向けて記事を書いています。
この記事がお役に立てると幸いです。
この記事は5分ほどで読めます。



<為替チャートとは?>



私たちが為替を扱う上で必ず必要になってくる

「為替チャート」

そもそも為替チャートとは何でしょうか?

当たり前ではありますが為替チャートは 
通貨ペアが持つ軌跡を画面上にプロットしたグラフです。

インジケータは星の数ほどありますが
基本的にはチャート上の情報をこねくり回して見やすくしたしたものがほとんどです。


インジケータって大事そうなところを分かりやすく可視化してくれるので
非常に便利ですよね。

インジケータをとんでもない数入れて分析に使っている人がいれば
ほとんどインジケータを使わないような人もいる。

双方、利益を得ている側も損失を被る側もいるわけですが
共通していることは

トレード判断を下すための情報をチャート上から得ている。

ということ。


日々、トレードに集中しているとローソク足にばかり目が行ってしまい
チャート自体に焦点を当てることとは少ないと思います。

でもこの根源的な部分を考えておかないと
トレードに迷ったときに自分で判断することが出来なくなってしまいます。


自分で判断が出来ないと結果的に
詐欺的な商材に騙されてしまったり
リスクを履き違えたトレードをしてしまうことになるので


「チャートについて深く考えたことが無かった(;・∀・)」


心当たりがあれば
面倒だと思いますが一度考えてみることをおススメします。
きっと頭が整理できてスッキリするはずです。



<チャートを構成する3要素>


チャートは何から構成されているのでしょうか?

・チャートは投資家心理が作っている。
・チャートはレンジとトレンドで構成されている。


など、この定義は色々とあるとは思いますが
私はチャートをこのように捉える事にしました。


チャートは価格(y)と時間(x)と出来高(z)から構成されたグラフ

この3要素がチャートを作っています。

次に、この前提から分析方法を考えてみると
大きく分けて7個の方法が考えられます。

①価格
②時間
③出来高
④価格×時間(値動き)
⑤時間×出来高
⑥価格×出来高
⑦価格×時間×出来高


チャートを分析するために使われるインジケータ。
このインジケータがどんな要素で成り立っているかを考えてみると
ほとんどが値動きにフォーカスして作られています。

例えば、
移動平均線は価格データの平均値を時系列に繋げた線ですので値動きにフォーカスしたツールです。

ほとんどのインジケータがこの考えの応用で作られています。
なぜなら、私たちが最終的に予測したいと願っているのは値動き。
だから値動きを見ていれば何となく予測出来そうな気がするからです。



ですがチャートは時間と価格と出来高から構成されるグラフ。

なのに値動きにフォーカスしたツールだけを使って為替を捉えることが本当に可能なのでしょうか?(先ほどの①~⑦で表現すると値動きは④)

もしかしたら私が分からないだけで出来るのかもしれません。

でも一つだけ言えるのは


「もったいない!!」


せっかくチャートの分析パターンには7種類もあるのに
その中の1つしか使わないというのはもったいない。

他の分析も併用することで僕たちが認識できる範囲が広がるのに…

なのにわざわざ解像度を1/7にして大事な資金を投下する。



仮に値動きの分析で認識できる要素が 10 個あったとします。

つまりどれだけ頭を悩ませて一生懸命に分析をしても認識できる最大が
10 個なのでそれ以上はどう足掻いても見つけることが出来ません。

では、ここに時間データを追加したときどうなるでしょう?

仮に時間データが持つ要素数が5個しかない場合でも
この時に認識できる最大要素数は10×5となるので50個となります。


いつもの分析に他の要素を持つ分析を一つ足すだけで
私たちが今まで認識すら出来ていなかったポイントが見えるようになるため
相場を正しく認識出来る可能性も高くなるはず。

「いつも同じ条件でエントリーしてたのになぜ?」
という疑問を解決できるようになるかもしれません。



<3要素を上手に扱う方法>



3要素を使った分析には大きく分けて7種類ありました。
そして属性の異なる分析を併用することで今まで認識すらできなかったポイントを見つけることが出来るようになるという話をしました。

でもその反面
「認識出来る要素数が多くなるほどに選択肢も増えてしまい
どのポイントを選んでいいのかが分からなくなる」

という問題も出てきてしまいます。

この時に役に立つのがそれに特化した分析ツールです。
分析ツールを使わないで分析しようとすると作業の工数が多すぎて
疲弊してしまい継続出来ません。

こういう時は分析ツールに頼るのがベストです。
自作出来る人はもちろん自作一択です。
その方が自分の思考を解像度高くツール化することが出来ます。


「自作はハードル高い…」
っていう場合には探せば色々と出てくると思うので自分が求める要素を含むツールを探してみて下さい(^-^)

特に経験的にデータを蓄積するツールがおススメです。

相場は常に変化すると言われます。
ということは変化していることをいち早く察知する必要があるわけですが
そのためには過去と比較しなければなりません。

という事は過去のデータが蓄積されるようなツールでないと
その作業を自分が肩代わりしなければないけなくなります。

データの蓄積なんてPCの得意とする部分ですから
任せられる部分は任せちゃいましょう(^^)/



<まとめ>


今回は為替チャートとは何か?から考え
その構成要素から何に意識をして分析を行う方が良いのかをまとめました。
この記事があなたのトレードライフの参考になると嬉しいです(^^♪



※「出来高」に関しては意味の有る無しで賛否両論あると思いますが
 個人的にはプラットフォームによって有効性は変わると考えています。
 デタラメなプラットフォームと有効なプラットフォームに関しては
 興味がある人がもしいれば記事にするかもしれません。




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