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読書記録その5
いつの間にか月が変わっていましたね。9月はなかなか忙しかったため、更新できませんでした。
とはいえ、すこしは本を読めたので発信します。
今回の書籍
青山美智子『木曜日にはココアを』
あらすじ
東京のある川のほとりにあるカフェ・マーブルに訪れる客とシドニーで展開される人間模様が描かれている。12編の短編集。
毎週木曜日にカフェに来てホットココアを注文する女性客と店をまかされている青年とのエピソードからスタートする。各回の登場人物がもたらす、とあるささいなきっかけで次のストーリーに進む。
読んでみて思ったこと・感じたこと
ミステリーでもないのに最後の最後に伏線が回収されているのが見事。また、各回のタイトルに色がついているが、その色彩が読んでいて想像できるストーリーになっている。シドニーの色彩は著者が2年間シドニーで生活していたところから得たものであろう。
2時間あれば読みきれる。読みきったときになんだか前向きになれる。
さいごに
今回ははじめて小説について書きましたが、小説の場合は短くなりますので…。そこはお許しを…。
ではまた