ありぱんです。noteはすっかりお久しぶりなのだが、意を決して、ずっとずっと、どうしてもやりたかった企画を、今日から始めることにした。
それは「銭湯日記」だ。
銭湯にいるときには、大抵何らかの思考が整理されるし、かつそれを忘れてしまう。こうやって書き留めることで、後から振り返って思い出せたり、あるいは共感してくれる人もいるかもしれない、という期待もあり、書き進めていくことにする。
銭湯は大抵写真禁止のため、文字の多い記事になることうけあいだが、ついでに東京〜神奈川界隈の銭湯に詳しくなるおまけ付きだ(と思う)。
銭湯好きの方には是非読んでいってほしい。
1銭湯目:ひばり湯
思考が混濁していたので、平日夜閉店間際にいつもの銭湯へ駆け込み。今日考えたこと↓
微病み状態だったが、銭湯に行けて少しスッキリしたのでよかった。また、今回は銭湯に入る前に麦茶を買ったのが大正解ムーブだった。水分不足は良くない(あたりまえ体操)。
2銭湯目:朝日湯源泉ゆいる
(銭湯ではないような気もするが)久しぶりにアウフグースしてもらいたくなり、川崎・朝日湯源泉ゆいるへ。今日考えたこと↓
ゆいるで考えたことを書こうと思ったのに、結局ゆいるの宣伝になってしまう。料金が安くはないのでたまにの贅沢でまた来たい(とか言いながら結局隔月くらいでは来ているのだが・・・)。
3銭湯目:天神湯
休日のこれまた閉店間際に滑り込み。今日考えたこと↓
水風呂のほうがなぜか落ち着く、という不思議な銭湯体験。
4銭湯目:小杉湯
高尾山に登頂したのち、汗でぐちょぐちょになった姿で(高尾山口駅横のスーパー銭湯にも興味があったが、疲れすぎて眠すぎたので電車で爆睡してから)助けを求めた高円寺・小杉湯。ミルク風呂が好きすぎて、混雑が苦手な私でもなお行きたくなるのだが、今回は入場制限ギリギリだった…すごい…今日考えたこと↓
都知事選当日でもあり、選挙に行った人にタオルサービスをしていたのが印象的だった。
七夕でもあったので、しっかり短冊も書いた。子どもなどがいないとどうしても季節感に取り残されてしまうので、こういう機会は積極的に乗っかっておきたい。
5銭湯目:中野寿湯温泉
華金、ずっと食べたかったお好み焼きを食べて満足してからの銭湯。今日考えたこと↓
ちなみに中野寿湯温泉は中野区で唯一の温泉銭湯なんだとか!今まで何度か何の気なしに行ってたけど、どーりでとろんとしたお湯なわけだ…!
6銭湯目:朝日湯源泉ゆいる
日中、あひるのペックルのグッズを発売当日に買いに行くも、全売り切れ。タッチの差で最後の1個をおじさんに取られる。悲しすぎて泣きながら銭湯へ。今日考えたこと↓
油断してダラダラしていたらバスが終わっていて冷や汗。本当に最後の最後は鶴見線で浜川崎駅から鶴見駅に向かうといいということを学んだ。URLは再掲になっちゃうけどとりあえず。
7銭湯目:ひばり湯
お友達が遊びに来ていたので、一緒に銭湯へ。今日考えたこと↓
私は銭湯に行く道よりもさっぱり爽快な帰り道が好きで、特に夏はこの開放感がたまらなく良いな、ということを感じていた。
(再掲だけど↓)
8銭湯目:野田の湯
有給を取得しピューロランドへ。日中楽しく幸せな出来事がたくさんあったのもつかの間、あまりよくないことが起きて精神的に疲弊してしまい、家で鬱々とした状態だったので思い切って銭湯へお出かけ。今日考えたこと↓
この日は内向きに思考が拡散していく感覚を、うまく銭湯できれいにできたような気がして嬉しかった。コーピングとして最高。
それから、近くのローソンが(主にサンリオ的な意味で)始まっており、最高だった。これからひばり湯に並んで、通う。
9銭湯目:万年湯
仕事終わりに『ルックバック』を鑑賞。いつも映画を見ると、脳内に感想や考察がぶわっと駆け巡るのだが、今回はそういうことをあまりしたくないような、不思議な気持ちになった。とにかく号泣してしまったのだが、ハンカチを出すのに失敗してぐちゃぐちゃ。帰りがけに近くの銭湯。ここはリニューアル後何度か来ているが、夜は初来訪かも。今日考えたこと↓
銭湯を出たのは閉店直後の0時頃。流石に7月も後半になると熱帯夜感が強く、大久保の町並みも相まって、さながら海外にいるような気持ちになった。
10銭湯目:常盤湯
昼間は妹の引っ越し手伝いで重労働を行い、夕方からは清澄白河で友人らとご飯。美味しいごはんに舌鼓を打ち、その後「せっかく東側に来たんだから…」と気になっていた銭湯にIN。今日考えたこと↓
今回は「思考の進捗」というよりは、ととのいを味わった日だった。こういう機能性に全振りする日もあっていいよな。
11銭湯目:伊勢志摩温泉「ともやまの湯」
7月の銭湯〆は家族旅行。伊勢→志摩→熊野古道→ジブリパークというトンデモ移動距離の(運転をしている父を中心に)過酷な旅行でした(同乗者である私は寝たり起きたりしているだけでした)。この日は36度の猛暑日!ホテルに到着するなり即・風呂!朝も即・風呂!とばかりに温泉にIN。今日考えたこと↓
7月の最後を(家族旅行は毎回何らかの揉め事が起こりがちなのだが、今回は奇跡的に)穏やかに終えることが出来、その一翼を担ったであろう温泉に感謝したのだった。
総括:11銭湯を巡って
今回は「今月行った銭湯/温泉を無邪気に日記にしてみよう」という試みを、まずは1ヶ月やってみた。
まず驚いたのは月に11銭湯も訪れていたという事実。自分の生活が銭湯や温泉にいかに支えられているかということに、定量的に気付かされた。
そしてそれは文字にして約10,000字の日記となった。内容に目を通すと、定性的にも、自分のその時のホットトピックが目まぐるしく変わっていく様子が、日記を通じて明らかになった。自分の人生が、まさに銭湯時間の隣に存在しているのだ、と痛感した。
また、それに伴い、「出費もそれなりなのではないか」というのもふと頭をよぎったのだが、銭湯は1回せいぜい500円。スーパー銭湯や温泉はその限りではないが、それでも2,000円〜3,000円と思うと、コスパの良いコーピング手段であるなと感じている。
これからも、きっと私の人生の隣には、銭湯があるだろう。だから、来月以降しばらくは、銭湯日記を書き続けていこうと思う。いつかそれをまとめてエッセイの形にしてみようかな、なんてちょっぴり野心的なことも考えている。
これからの進化にもちょっぴり期待していただきつつ、変わらぬ日常を記録していきたいと思う。