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第228週

動物の権利運動の理論的基盤
最新のデータと議論にもとづき本文の3分の2を書き換え、さらに気候変動や新型ウイルスなど新たなトピックを盛り込んで、21世紀の緊急課題に応える。
序論=ユヴァル・ノア・ハラリ(『サピエンス全史』)
装丁=川名潤

ピーター・シンガー『新・動物の解放』井上太一訳、晶文社

各界識者絶賛
「すべての存在に公正な社会を目指す新世代の意欲をかきたてるだろう」──ホアキン・フェニックス
「70年代に本書を読んで以来、私は肉を食べるのをやめた。もしこの改訂版を読んでいたら、もっと早くビーガンになっていただろう」──ジェーン・グドール
「動物解放運動の原点ともいえる必読書が新たに生まれ変わった」──J・M・クッツェー
「シンガーの徹底した利他主義が我々を不快にするなら、それだけで本書を読む理由がある」──リチャード・ドーキンス

目次
序論 ユヴァル・ノア・ハラリ
二〇二三年版緒言
第一章 全ての動物は平等である
 あるいは、人間の平等を基礎づける倫理原則が平等な配慮を動物たちにも広げるべきだと求める理由
第二章 研究のための道具
 違う、これは人命を救うこととは何の関係もない
第三章 工場式畜産に抗して
 あるいは、あなたの晩餐が動物だった時に起きたこと
第四章 種差別なき生活
 気候変動と闘い、健康な生活を楽しみながら
第五章 人の支配
 種差別小史
第六章 今日の種差別
 動物解放への反論と、その克服による前進
謝辞
レシピ集
訳者解題
原注
索引

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