『LOL』というゲームの、時を止めるアイテムが無敵たのしい話

前回の記事では九つあるサモナースペルのうちのひとつ、フラッシュについて書いてみました。LOLはじめたてのころ、現実でもフラッシュで抜けれそうな壁を探していました。

今回は２００を超えるLOLのアイテムのうちのひとつ、ストップウォッチについて書いていこうと思います。

LOLに少しでも興味があったり、推しのVtuberが配信で急にLOLをしたときにこういう画面を見たことはないでしょうか。MMOやソシャゲを経験していたとしてもこれだけたくさんのアイテムがあると思うとぞっとしますよね…。

この画面は、試合中に敵を倒すなどして手に入れたお金（ゴールド）の使い道で、様々なファンタジーなアイテムを売っているショップで買えるアイテムの一覧です。
もちろんひとつひとつに違う効果があり、最終的にはすべてのアイテムの効果を知ったうえで試合をすることを目指します。シンプルなものでは攻撃力を上げてくれるロングソードや、魔力を上げてくれる増魔の書、防御力を上げてくれるクロースアーマーなど、RPGでは馴染み深い、装備するとステータスが上昇するアイテムや、使用することでHPを回復することができるポーションなどのアイテムを購入することができます。

その中でも異色を放つアイテムがストップウォッチです。

試合中、一度だけ購入できるアイテムで一度使用すると壊れたストップウォッチになってしまい、二度とつかうことはできません。

効果は使用するとすぐさま2.5秒間だけ時を止め、
自分のキャラクターが無敵になる、というもの。

しかしその2.5秒間はキャラクターを一切操作することは出来ません。
スキルを撃つことも出来ませんし、一歩も歩くことができないのです。

時を止め、自分だけ動けるアイテムなら（ザ・ワールドと叫びながら）簡単に使えそうなものですが、一切動けずただ無敵になるアイテムにどのような使い道があるのでしょうか？

使い道としては即時的に無敵になる特性を利用し、当たったら絶対に死ぬビーム（魔力9999のファイナルスパーク）をやり過ごすために使ったり、絶対に殺す忍者（20killを持ったzed）が体の中に入ってきて当たったら絶対に死ぬ手裏剣を投げようとしてくるときなどに使います。
防御的に使用するのであれば、小学生が遊びでやりがちな「はい、バリアー！（バリアなので無敵）」を実現したようなアイテムですね。実際のLOLの試合でも、狙われたら死んでしまうような場合はそのように使えるとベストです。

防御的に使うことはもちろん、攻撃的に使うことも可能で、様々なキャラクターや戦術に奥深さを与えているアイテムでもあります。

たとえば『2.5秒間に一度、近くにいる敵をひとり倒せるスキル』があるとして、そのスキルを使ってすぐさまストップウォッチを使用、もう一度スキルを使うことで安全に2killすることが出来ます。実際にそんなキャラクターが敵にいたら泣きながら降参投票を開始しちゃいますが・・・。
実際の試合でアサシンに分類されるキャラクターや、スキルを使い切ってしまうと無防備になるメイジに分類されるキャラクターが攻撃的かつ防御的に使用する場合はそのようなイメージでストップウォッチが使われます。

ですが2.5秒後に無敵が切れることは敵側としても分かっていることなので無敵が無くなってしまうタイミングを狙って強力なスキルを置いておく、などの駆け引きが生まれます。
_______さらにそのタイミングを狙ったスキルを避けるために指定した地点に瞬間移動することができるフラッシュを使えばいいのでは！？と考えた方がもしいらしたらちょっと察しが良すぎますが、もちろんそれも有効な選択肢です。奥がふけーですね。

これだけ様々な使い道があるストップウォッチですが、最初に書いた通り、一試合に一度しか使うことはできません。

どうやってストップウォッチを使うか考えるだけで一日ぐらいは過ごせそうですね。現実で使うことができるならどう使うのがいいでしょうか。

そんな感じで今回はLOLに登場する様々なアイテムのうち個人的に大好きなアイテムのひとつ、ストップウォッチについて書いてみました。
次回はLOLの世界でのお金の稼ぎ方について書いてみようと思います。