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もし『幸福値バトル』があったらぼくは意識される権利(1万円)を買う人にボコられる
『死にたい』と思い続けてしまう自分から離れられない。
重たい書き出しだけど実際に死ぬための努力をしているかというとそんなことはなくって、むしろ寝る前にはマルチビタミンのサプリ、亜鉛のサプリ、GABAのサプリを摂って健康に気をつけている。
それに昨日の夜は自分が死にそうな流れの夢を見て怖くて飛び起きた。ごめんなさい、ぜんぜん死にたくなんてないです。
頭の中では『死にたい』と思い続けてしまうのは、何が幸せなのかが分からなくなってバグっているからなのだと思う。
幸せのダイバーシティって言ってしまえば体良くまとまってしまうのがつくづく憎くて、幸せの価値観や幸せになる方法がいろいろある方が社会全体の幸福の総量が増えるっていう理屈はわかる。
ただいまいち自分のことを幸せと思いきれないぼくにとって、例えばプペルを見ればみるだけ幸せな人とか、一万円を払って意識される権利を買って幸せな人とかが羨ましい。ぼくが表面上の行為を模倣したとしても、ぜんぜん幸せは感じられないはずだ。
もしも幸福値でバトルできる機能が現実世界に実装されたら、プペラーたちはnerfが必要なくらいの強キャラになると思う。
きっと10割コンボとかしてくるし、銃を撃ったら全部ヘッドショットになったりするんだ、たぶん。
SNSの時代になって、幸福のバリエーションがものすごい勢いで増殖している。
twitterで感じる幸福も、tiktokで感じる幸福も、youtubeで感じる幸福もそれぞれが新しい多様な幸福の形だ。そういう幸せになんとなくついていけなくなって息苦しい。
そんなわけでアーティストの落合陽一さんと、予防医学者で社会科学に詳しい石川善樹さんが『幸福をアップデートせよ』というテーマで語り合う動画を見て、『幸せになる方法』がなんとわかってしまったのでシェアしていくよ。
①寝る
寝てない人に比べて寝ている人の方が幸せを感じやすい、というのは確実に言えることだそうです。睡眠は神コンテンツ!
②雑談をする
ネガティブな雑談(悪口、陰口)はメンタルに悪影響ですが、ポジティブな楽しい雑談をすることは幸福感を高めてくれるそうですよ。
夜眠るようにしてからぜんぜん人と話さなくなってしまったぼくには耳が痛い!
③ポジティブスケジューリングをする
自分にとって楽しい!好き!なことをスケジュールに組み込んでその楽しい!好き!なことをその時間に実行する、というもの。
ポジティブなスケジューリングってことですね。3時になったらコーヒーを飲む!みたいな些細なことでもよくって、なるべく時間通りに実行するのがコツだそうです。
幸せになりたすぎるのでポジティブスケジューリングを試してみているのですがいい感じかもです。
というのもこれ、当たり前ですが自分が好き!楽しい!って思うことが何なのか分かっていないと出来ないんです。
守護霊を呼び出す訓練じゃないですけど(エクスペクト・パトローナム!)自分がたのしい、好きって感じることを覚えておく、っていうのは大事ですね。
落合陽一さんがこのどれにも当て嵌まらない生き方をしているにも関わらず「毎日楽しい」とおっしゃっていて、
石川善樹さんが「…それが社会科学の難しいところなんですよね…っていうか落合さんは流石に例外ですから!落合さんに当て嵌まらないからってこの理論を否定しないでください!w」という会話でオチるのが『幸福をアップデートせよ』の好きなところだったり。
元動画は有料会員じゃないと見れないですが、興味のある方はぜひ探してみてください。
コーヒー淹れて、ヨルシカ聞いて今日もがんばるぞーい!