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好きすぎて五回も見た映画をネタバレせずにオススメしていくよ

今までに見た映画の中でもまちがいなく3本の指に入る大好きな映画がAmazon prime videoの『あなたへのおすすめ映画』に並んでいるのを見つけた。

もう二回見たってば…とキレながらもう三回見たので今日はその映画のはなしがしたい。

マネー・ショート〜華麗なる大逆転〜

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あの映画の邦題がダサい、という話はたまに目にするけどこの映画の邦題はどちらかというと翻訳ミスに近い邦題。
原題のTHE BIG SHORTのほうがむしろ伝わりやすいという評価もしばしば。

このショートというのは、信用取引などにおける売りポジションのことでマネー・ショートだとかろうじてお金の話だとわかるくらいで、なんのことだかわからない。
サブタイトルの〜華麗なる大逆転〜というのも映画の内容に則しているかかなーりあやしい。
映画の本筋として逆転はしていないから、とにかく金融業界の用語なんて全然出てこないよ!ジョニーデップも出るしなんといっても〜華麗なる大逆転〜なんだから見においで!というノリでついたタイトルなのだろう。

信用取引での儲け話といえばこれから急激に価値が上がるものへの投資、つまり安い時に買って高い値で売る買い(ロングポジション)がイメージしやすい。


タイムマシンに乗って、まだ世界を席巻しそうにもないGAFAの株を買えるだけ買うことが出来たなら?
ピザ二枚を買うのに1万ビットコインを支払っていたころにビットコインを購入していたなら?
(現在では400億円に相当する)


華があってわかりやすい。買いポジションでの投資は来る華々しい未来を見据えた投資なのだ。

THE BIG SHORT。
これは当たり前に回っているように見える世界が崩壊することに賭ける男達が仕掛けた、実話ベースのどデカイショート取引の話なのです。

++++++++++

タイトルで必死に金融業界の用語なんて出てきませんけど!感を出しているものの、もちろん内容は金融業界の用語だらけ。
この映画のとってもお茶目なところは、映画の内容を理解するには必須な金融業界の難しい用語が出てきたときに

超有名女優や有名シェフ、行動経済学者が出てきて観客に向けたレクチャーをしてくれる

ところ。
あわあわお風呂に浸かる金髪美女から授業が受けれるなら一生受けていたい…ですよね。fuck off(消えろ)って言われるけど。

ラスベガスでのブラックジャックの賭けに喩えた解説のシーンは本当に見事でゾクゾクが止まらなくなること必至です。

分からなかったら画面の15秒前へ戻るボタンを押せば何度でも見れる。そんなお家でのデジタルデバイスを使った見かたとの相性もバッチリなのがとてもおすすめなポイント。

セリフが二行あれば一回はファックが誰かの口から…いや二語に一回はファックって言ってるかも…いやむしろファーーーーック!!だけのセリフまであって、聞いてて爽快感すらあるセリフ回しにも大注目。

見たら教えてね。そんなかんじ!

プライム会員用視聴リンクです。押したら見にいけます。


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