夫の子育てへの意欲に救われる妊婦生活【フリーランス夫婦】
現在、第1子妊娠6ヶ月目の妊婦です。
初期は、出血で入院、流産リスクに怯え、つわりに翻弄され、中期に入ると今度は子宮筋腫によるお腹の張りや、ツライ便秘に悩み、妊婦検診のたびに何か問題があったらどうしよう、切迫早産で入院になったらどうしよう、と毎回ビクビクする。
きっと後期に入っても、胎児の発育は大丈夫か、逆子になっていないか、胎動はちゃんと毎日感じられるか、などなど不安は尽きないんだろうな、と覚悟はしてます。もともと心配性な性格なので。
不安は消えない、でも夫婦での子育てへのポジティブな気持ちが支えに
こんな不安定なメンタルの中でも、子育てが楽しみだという気持ちを保てているのは、間違いなく夫のおかげだと思います。
妊娠がわかったとき、私が一番不安に思ったのが、私一人で子どもを見る自信がないということと、仕事をなるべくストップしたくないということ。せっかく妊娠したのに、結局仕事のことを考えてしまっている私は母親失格かもしれない、と落ち込んだりもしました。
でも、そんな気持ちを夫に話した時、夫が躊躇なく言ってくれたのが
「自分は仕事よりも子どもを優先したい」
「ミオが仕事したいなら自分が育児担当する」
という言葉。この言葉が私にとって何よりも大きな安心感になりました。
私は、フリーランスとしてずーっと一人を好んで仕事をしてきたのに、子育てに関しては一人で子どもと向き合うのがとてつもなく怖いのです。
だからこそ「夫が近くにいて一緒に子育てができる」という未来が見えた瞬間、私にとって産後がとてつもない恐怖から一気に楽しみに変化しました。
経済的には私が家族を守る、支えるという覚悟
うちの夫婦は子どもが生まれてしばらくは二人とも仕事を控えて、半年間は徹底的に育児に専念すると決めました。
どちらか一人ではなく、二人ともです。
そのために二人ともがフリーランスという働き方の選択肢を選び、子どもが生まれるまでの間に、時間や場所にとらわれない働き方をできる限り確立できるようにがんばっています。
仕事よりも育児を優先するという夫の気持ちに応えるべく、経済面では私が責任を持ちたいなと思っています。
もともと、フリーランスとして自分のための産休・育休の期間のお金は貯めてきました。さらに去年は新型ウィルスの件で妊娠・出産は考えていなかったので、夫婦二人と子どもで半年くらいは働かなくても、家とご飯には困らない貯蓄はあります。さらにさらに!各企業共済の掛け金を解約すれば、1年は暮らしていけます。マジでよくがんばったよ自分。なんだかんだお金は大事ですね。
ふたりとも仕事を辞めて、本気の子育てができるという幸せ
夫の育児への意欲と、金銭面での安定のおかげで、子育てに対する不安は本当に少なくなりました。
もちろん無事に生まれてきてくれるまで油断はできないし、生まれてからも不安や心配はずっと消えないと思います。
そんな中、お互いに依存したり責任を押し付けあうのではなく、とことん話し合って、頼り合って、私たちなりに子育てをしていきたいなと思っています。