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「起業」と「開業」と「創業」と「独立」の違いってなんですか?(学生・22歳)

「起業」と「開業」と「創業」と「独立」と似たような言葉があるけど、それぞれ違いはありますか?

(22歳 ぼんやりと起業を考えていて、様々なセミナーに参加している。)


ご質問ありがとうございます。CLIP長岡 代表の高橋です。

確かにセミナーやスクールに参加していると「起業塾」「創業塾」「〇〇独立開業セミナー」「創業支援センター」などいろいろありますよね。

起業、開業、創業、独立、どれも似ています。

辞書で調べてみると、それぞれこんな感じです。

  • 起業 … 新しく事業を始めること。最近、「ベンチャー起業」のように従来にない新種の事業を起こす、という意味で使われることがある。

  • 創業 … 事業を始めること。会社や店を新しく興すこと。

事業を新しく始める点では同じですが、起業家とは言うけど、創業家(そうぎょうか)とは言わない。(「そうぎょうけ」とは言う。)

起業○周年とは言わないけど、創業○周年とは言う。

似ているようで、2つはちょっと違う感じがしますね。

僕のイメージは、これから未来のことを指すことが多いのが「起業」で、過去のことを指すことが多いのが「創業」です。

起業家になりたい、とは言うけど、創業者になりたい、とはあまり聞かないですよね。

  • 開業 … 新しく事業や商売を始めること。事業や商売をしていること。

  • 独立 … 自分の力で生計を営むこと。また、自分で事業を営むこと。

「開業」は、税務署に提出する「個人事業の開業・廃業等届出書」という書類があることから、個人で事業を始める人が多く使っているイメージです。

会社というよりも、飲食店や美容室など店舗で事業を始める人が使っている言葉ですね。「開業医」という言葉もあります。

「独立」は、親から独立する、などビジネス以外でも使うことがありますが、起業に関して言えば、所属している会社や組織から離れ、自分で事業を始めることです。

それでは「起業」「創業」「開業」「独立」の違いは何か?

それは、意味やニュアンスは少し違いますが、「新たに業を起こす」ところは同じ、と僕は思います。

僕たちは「起業」支援センターですが、あなたの「起業」も「開業」も「創業」も「独立」も支援します!

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