英文法解説【Be動詞】

1.そもそもBe動詞とは?

中学校から大学生で学ぶ全ての英文法の土台となるのがBe動詞です。

簡単に言えば、Be動詞は単語や文章をつなぐ、日本語で言うところの「~は」に近い意味を持っています。

また、文章によってその形を変わるため、状況によって使い分ける必要があります。

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2.Be動詞の種類(am / is / are)

先ほど、「文章によってその形を変わる」と言いましたね。
以下では、Be動詞がどのように変化していくのかを見ていきましょう!

大きく分けてBe動詞は3つに分類されます。
am / is / are
それでは早速、例文を参考に一つずつ見ていきましょう。

【am
①I am a Japanese. (私は日本人です。)
②I am happy.(私は幸せです。)

Be動詞amは基本的にI(自分)にのみ使うことができます。
例文①と②をみるとわかるように、自分が何者なのか自分がどういう状態なのかを表す名詞形容詞(例:a Japanese / happy)を主語(I)と紐づけるために使うのがamです。

【is】
①This is a book.(これは本です。)
②He is a student.(彼は学生です。)

Be動詞isは大きく分けて二種類の主語に対して使うことができます。
1つ目は「単一の物体」。これはどういうことかというと例文①のような1つのものに対して使えます。
2つ目は「自分と相手以外の1人の人物」。例文②のような「彼」や「彼女」、「人名」等の主語に対してもisを使うことができるのです。


【are】
You are a basketball player.(あなたはバスケ選手です。)
They are apples.(それらはリンゴです。)
They are university students.(彼らは大学生です。)

Be動詞areは大きく分けて三種類の主語に対して使うことができます。
1つ目は「あなた(you)」。
2つ目は「複数の物体」。例文②のような数えられる複数の物体に対して使えます。
3つ目は「複数人」。例文③のようなTheyや「You and I(あなたと私)」、「Ken and Hana」などの個人名に対しても使うことができます。


3.Be動詞が持つたった2つの意味

①「~である。」

例:
I am a junioir high school student.(私 は 中学生 である。)
They are young.(彼ら は 若い です。)

②「~は~にある。」「~は~にいる。
※場所や時間を表す英文をBe動詞の後に置くことができる。

例:
The birds are in the sky.(鳥たちは空にいる。)
The sports festival is today.(スポーツ大会は今日あります。)


4.否定文のつくり方

Be動詞が含まれている文章(肯定文)を否定文に書き換える方法を説明します。

方法はいたって簡単で、Be動詞の直後に「not」を置くだけ!
日本語訳は「~は~でない。」になります。

例:
She is not (isn't) a good student.(彼女良い学生ではない。)
I am not happy.(私は幸せではない。)
You are (aren't) not my friend.(あなた友達ではない

ちなみに、上記にある通り「is not」と「are not」は一単語に省略することができるのです。書き方は、isやareに「~n’t」をつけるだけ。
注意が必要なのが「am not」は省略できないことは覚えておきましょう。

テストや口頭ではどちらの言い方でも構いませんが、エッセイなどのフォーマルな文章では省略しない方が好ましい場合があります。

また、主語とBe動詞が省略できることも覚えられるとなお良いです。
たとえば、
He is → He's  /  She is → She's  /  That is → That's
You are → You're  /  They are → They're
I am → I’m


5.疑問文のつくり方

Be動詞が含まれている文章(肯定文)を否定文に書き換える方法を説明します。

方法は簡単。Be動詞を文の先頭にもってきて、文末のピリオド(  .)を「?」に書き換えるだけ!
日本語訳は「~は~ですか。」「~は~にいますか。」になります。

例:
Is it a monkey?(それサルですか。)
Are you a football player?(あなたフットボール選手ですか。)
Am I at school?(私学校にいるのですか。)

もちろん、否定文におけるBe動詞も文頭に置かれることで単語の最初は大文字になるので忘れないようにしましょう。

では、上記の例文のような質問をされた時、どのように答えれば良いのでしょうか。例文を参考に、YesとNoの答え方を説明していきます。

Is it a monkey?  - Yes, it is. / No, it is not (isn't).
Are
you a football player?  - Yes, I am. / No, I am not (I'm not).
Am
I at school?  -  Yes, you are. / No, you are not (aren't).

Be動詞の形によって短縮できる箇所が異なるので注意が必要です。
というのも、amI'mのように主語とくっつけることは可能ですが、notとくっつけることができないことは覚えておきましょう。


おわりに

いかがだったでしょうか。Be動詞は、これからあなたが学ぶ英語の土台となる非常に重要な単元の一つです。Be動詞(am, is, are)が主語によって使い分けられ、場合によっては主語やnotと合体してその形を変えることも覚えておきましょう。



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