弾けると“出来る”は違う
お久しぶりっこ 古!!
今週から外来リハ再開しましたが、予約制であったり、場所が違ったり、制限が多くてもうバタバタであります。
ストレスマックスであります。
が、しかし
約3ヶ月休診してたのに、周りの病院はほとんど外来リハ休診なんかしてないのに、ほぼ皆さん何処にも受診せず再開を喜んで予約を入れて受診してくれる。
ありがたいことです。
ただ、皆さん悪化されており申し訳なさもMAXです。。。
頑張りますよ。とにかく。はい。
さて、本題です。
今日のテーマは
“弾けると出来るは違う”
です。
学生の頃、5歳年上の同期の人と一緒に住んでいました。何も分からない10代後半の私はその人からいろんな事を学びました。
もう、そりゃホントいろんなことを 笑
その人は地元でバンド活動をされており、ベーシストでしたが、ギターも弾けるし、ドラムもたたける、楽器が全く駄目な私には憧れでした。
「なんでも出来るんすね〜 いいなあ〜」というと、
「違う、俺はベースしか出来ん、弾けると出来るは違うんよ」
と返されました。
カッコ良くないですか?
私は今でもめちゃカッコ良いって思う言葉です。
たぶん、自分はベーシストだからとかベースが一番好きとかそういう事ではなく、それに費やした時間と数という裏付けがあるかないかだと思います。 (勝手な推測ですが。。)
これって臨床における技術や研究にも言えることですよね。
臨床おける技術や研究において、最も大事なのは時間と数です。
時間と数にはどんな理屈もかないません。その積み重ねがあって
胸をはって出来ると言えるんだと思います。
さて
ここまで読んで多分多くの人が、弾けると出来るは違うの「出来る」に目がいったでしょ。確かに大事です。
しかーし
僕がこの言葉で本当にカッコ良いって思う部分は
「俺はベースしか出来ない」って部分です。
何かを出来ると言えるようになると、他は出来ないといえるようになる。
胸をはって出来ないと言える人は、
胸をはって出来ると言えるものを持ってるんだなあ〜って。。
まあ胸はって「何も出来ない!」と言える猛者もいますので、例外もあるけどね。
でも何でも出来るって人より信用できます。笑
なかなか、出来ないって言えませんよね。
でも僕の周りの尊敬する先輩達は
皆、胸をはって「わかんない」「できない」って言われます。もうさっぱりと 笑
その代わり知っていること、出来る事が半端ない。(^_^;)
もし、あなたが出来ない事を「出来ない」って胸張っていえる日が来たら、
「何か」が「出来る」って言えるレベルに達してきてるかも
わかんないけど・・笑
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