通読できるラテン語文法
放送大学でギリシャローマ文学の講義を担当されていた逸身喜一郎先生の本を再読しています。
入学したばかりの頃に履修した逸身先生のギリシャローマ文学は、まるAを取りました。同じくまるAを取れたギリシャ哲学と共に好きな科目です。
その逸身先生が書かれた著書ということで、とても楽しく再読しています。
ラテン語は、いまのフランス語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、英語の起源とされていて、フランス語を学ぶ力の無い私には、入り口として最適解なのです。
特に、フランス語、スペイン語、イタリア語との共通点は多く、また、英語の演劇作品(ブルータスお前もか)で有名なジュリアスシーザーの台詞は、ラテン語で「et tu, Brute」と書かれています。
これを見ると、フランス語を彷彿とさせることがよくわかります。
こんな感じで、苦手だったフランス語の入り口が、得意なラテン文化の中に見いだせたことにとても喜びを感じています。
ラテン語は、死語ではなく、バチカンなどではまだ普通に通用するそうです。ギリシャローマの研究をするには必須。神田駿河台のアテネフランセで講義も受けられます。
うーん、行きたいと思わなかったバチカンが、すごく身近に感じられます。
これはもう、チャンスとしかいいようがないですね。アテネフランセで検索して、該当するコースを見つけてしまいました。
授業料も、カルチャーセンターと同じくらいです。にんまり。
とういうわけで、申し込んでしまいました。夫が同意してくれたら、授業料を振り込み、来週から学習開始です。
どうなることやら、お楽しみに。
たあこ