見出し画像

「ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!」を映画館で3回観た!

今公開中の「ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!」という映画が大好きすぎて、実は、昨日も観に行ってしまった。何と3回目!Twitter見てると3回くらい見てる人は結構いるから、きっとそんなに異常な回数ではないはず。満席の映画館も珍しくなく、一時期は立ち見のチケットも売り切れるほどになったほど、日本でも大好評になった。

因みに、オランダの「ノーザン映画祭」という映画祭で最優秀作品賞を受賞したらしいけど、いかにもオランダ人が好きそうな作品だ。いくらメタルがダサいからといって、この映画は否定なんて出来はしない!

実はこの記事で既にヘヴィ・トリップについても書いた。

ヘヴィ・トリップは、ほんとに「これでもか!」ってくらい、とにかくハチャメチャな「異端」を扱っている。例えば、バンドの宣材写真を撮るのに、高速道路の「自動速度取締機」を使ったりする。それがこの写真。(公式パンフレットより)

画像1

ただのオカシイ人たちではあるんだけど、正直、僕はこれ思いついてやっちゃいたくなる類のことだなと思った。僕の思考のパターンに確実にある(犯罪ではあるんけど)。何というか、「常識」の範囲で考えることがいかにつまらないかが、この映画全体を通して表現されている。自分が理解できないことや想像出来ないことを否定したりバカにしたりする人もいるけど、そういうことに逆にワクワクする人もいて、そういう人たちの可能性はほんとに「未知数」だと思う。

それと、(フィクションだけど)このバンドは「終末シンフォニック・トナカイ粉砕・反キリスト・戦争推進メタル」というジャンルを標榜してる。普通に賛同できないし、普通だったら近づかないと思う。でも、そんなとにかくヤバそうな人たちが何千人もの人たちを熱狂の渦に包み込むんだよね(フィクションだけど)。変な先入観やイメージだけで人を判断するのかがいかに機会を潰してしまうのかを物語っている。

この映画の監督がこの映画を制作した理由の一つ目にかなり共感した。

この映画はたまたまヘヴィ・メタルを題材に使っているけど、やはり自分を貫きつづける人はカッコいいし、大業を成すのはやっぱそういう人なんだと思う!

残念ながら新宿シネマートでの上映は終わってしまうみたいだけど、まだまだ各地で上映するみたいなので、お近くの映画館でぜひ観てみてほしい!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?