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友ヶ島釣り完全ガイド:絶景と豊かな漁場を楽しむ釣り人の楽園

友ヶ島は、和歌山県の加太港から約20分のフェリーで行ける無人島群です。美しい自然と豊かな漁場に恵まれ、釣り人にとって魅力的なスポットとして知られています。この記事では、友ヶ島での釣りの魅力や注意点、おすすめのポイントなどを詳しく解説します。


友ヶ島の魅力:釣り人を惹きつける理由

友ヶ島は、大阪湾と紀伊水道の境界に位置する紀淡海峡にある島々の総称です。主な島として沖ノ島、地島、神島、虎島があります。この地理的特性が、多様な魚種を集める豊かな漁場を生み出しています。

豊富な魚種と大物の宝庫

友ヶ島周辺では、青物(メジロ、サワラなど)、チヌ、スズキ、カレイ、マダイ、アオリイカ、グレなどの大型魚から、アジ、サバ、イワシ、メバル、ガシラ、アイナメ、カマス、タチウオ、アナゴなどの小型魚まで、多様な魚種が釣れます。

美しい自然と歴史的遺構

釣りだけでなく、島内には第二次世界大戦時の要塞跡や砲台跡が残っており、釣りの合間に探索を楽しむこともできます。特に第3砲台跡は人気のスポットです。

友ヶ島へのアクセス方法

友ヶ島へは、和歌山県の加太港から渡船を利用します。所要時間は約15〜20分です。

加太港へのアクセス

  • 車:阪和自動車道の和歌山ICから約30分

  • 電車:南海本線「加太駅」下車、徒歩約20分

渡船の運行情報

  • 運行時間:8:00〜16:00(季節により変動あり)

  • 料金:往復約2,000円(大人)

友ヶ島での釣りポイント

友ヶ島には様々な釣りポイントがありますが、主に以下の場所が人気です。

野奈浦港周辺

沖ノ島にある野奈浦港は、渡船の船着き場でもあります。港の岸壁では、サビキ釣りでアジやサバ、イワシなどの回遊魚を狙えます。

島の周辺磯

島の周辺の磯では、チヌやグレなどの根魚を狙うことができます。ただし、潮の満ち引きや波の状況に注意が必要です。

おすすめの釣り方と対象魚

友ヶ島では様々な釣り方が楽しめます。以下に主なものを紹介します。

サビキ釣り

初心者やファミリーにおすすめの釣り方です。アジやサバ、イワシなどの小型の回遊魚を狙えます。野奈浦港の岸壁が好ポイントです。

ブッコミ釣り

チヌやマダイ、カレイなどの大物を狙う釣り方です。春から初冬にかけてが狙い目で、ボケやマムシ、アオイソメなどを餌に使います。

ジギング

ボートを利用して青物を狙う釣り方です。友ヶ島周辺の海域では、メジロ(ブリの若魚)やサワラなどが釣れることがあります。

釣り道具とレンタル情報

必要な釣り道具

  • 竿とリール

  • 仕掛け(サビキ、ブッコミ、ジギングなど目的に応じて)

  • 餌(アオイソメ、イワシなど)

  • クーラーボックス

  • 防寒具(冬季)

レンタル情報

島内の海の家では、サビキ仕掛けがセットになっている貸し竿のレンタルやサビキ餌の販売を行っています。初心者や手ぶらで訪れる方に便利です。

友ヶ島釣りの注意点と禁止事項

友ヶ島で釣りを楽しむ際は、以下の点に注意しましょう。

漁業権への配慮

友ヶ島周辺には共同漁業権が設定されている区域があります。これらの区域に誤って入ってしまった場合は、速やかに退去する必要があります。

安全面の注意

  • 磯釣りの際は、波や潮の満ち引きに注意しましょう。

  • 夏場は熱中症対策を忘れずに。

  • 冬場は防寒対策をしっかりと。

ゴミの持ち帰り

自然環境を守るため、ゴミは必ず持ち帰りましょう。

友ヶ島釣りの季節別おすすめ情報

友ヶ島の釣りは季節によって狙える魚種が変わります。

春(3月〜5月)

チヌやマダイが活発に動き始める時期です。ブッコミ釣りがおすすめです。

夏(6月〜8月)

アジやイワシなどの小魚が豊富に釣れます。サビキ釣りで家族でも楽しめます。

秋(9月〜11月)

青物が活発になる時期です。ジギングでメジロやサワラを狙いましょう。

冬(12月〜2月)

カレイやヒラメなどの底物が狙い目です。防寒対策をしっかりと。

まとめ

友ヶ島は、豊かな漁場と美しい自然、歴史的遺構が融合した釣り人の楽園です。初心者からベテランまで、様々なスタイルの釣りが楽しめる魅力的なスポットです。ただし、漁業権や安全面には十分注意が必要です。ルールとマナーを守りながら、友ヶ島での釣りを存分に楽しんでください。

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