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女王まりかのつれづれぐさ/第七十回;グリーンカーボンとブルーカーボン
こんにちは✨ まりかッス🙋♀️
昨年、二酸化炭素の増加が海洋生物に及ぼす影響について書きました。
今回は、その続編です。
第七十回;グリーンカーボンとブルーカーボン
そもそもグリーンカーボンとかブルーカーボンって何?
と言う訳で、まずは用語の解説から始めます。
【グリーンカーボン】とは、森林の木々など陸上生物が吸収する二酸化炭素由来の炭素のこと。
それに対して【ブルーカーボン】とは、海藻など海洋生物が吸収する二酸化炭素由来の炭素を指します。
【ブルーカーボン】という言葉は2009年に国連環境計画が命名したものみたいです。
昨年の記事で書きました通り、海水中の二酸化炭素濃度の上昇が、北極海の生物に壊滅的な打撃を与えてます。
ですから、ブルーカーボンに対する取り組みは非常に重要です。
そんな訳で、日本でもブルーカーボンを増やして、海水中の二酸化炭素を減らそうとする取り組みが進められています。
取り敢えず、海藻(コンブなど)や海草(アマモなど)を植えて、彼らに光合成をしてもらおう⭐️
という簡単な話で、ゆくゆくは成果が上がれば良いなぁ…。と、今は経過観察中です。
一方、地上のグリーンカーボンですが…。
実は私、こっちの方が不安だったりします。
というのも…😖
2019年にアマゾン川沿いの熱帯雨林が大規模火災に見舞われましたよね?
アマゾンの熱帯雨林は、火災の前は、地球の酸素供給量の20%を担ってたと聞きました。
つまりアマゾンの熱帯雨林が、地球の二酸化炭素を吸収してた割合も、酸素供給の割合と同等だったハズで…😨
そんな森が火災に見舞われたって、大丈夫なの?
アマゾン以外の地域でも山火事が起きまくってて、確実に植物が減ってますけど…😨
大気中の二酸化炭素濃度、急増してるんじゃない? だから最近、異常気象も起きまくってるんじゃない?
ということが気になったので、ちょっと調べてみました。
まず、気象庁がHPに載せる、大気中の二酸化炭素濃度の変化のグラフを見てみたんですけど…。
2019年以後、二酸化炭素濃度が急上昇…!
とは、意外になってなかったんです。
証拠は以下↓。
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(出典;気象庁のHP)
見て欲しいのは、図の下段のグラフです。下のグラフは、前年と比べた増加量を示してるんですけど…。
2020年以降って、平年並みって感じですね。
意外に、アマゾンの森林火災のダメージは小さいんでしょうか?
グラフを見てると、2010年の増加量が際立って多いことに気付きます。
ちょっとこれが気になるデータでして…。
以下のグラフをご覧ください。BBCニュースで報じられてたものです。
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2010年以降、ブラジルでは森林火災が増加していると。
2019年は、2013年の二倍も火災が起こっていると。
2010年、二酸化炭素の増加量が多かったことが、森林火災の増加をもたらしたのかな? 調べたかったものとは違いましたけど、興味深いデータです。
更に、こんな嫌な話も見つけまして…
アマゾンの熱帯雨林の回復力(自己復元の力)が低下してると!?
え? これ、大丈夫?
地球の酸素供給(二酸化炭素吸収)の約20%を占めてた地域なんだよね。
そこが大打撃を受けたのに、回復力まで下がってると?
ヤバすぎる気がするんですけど…
本当は、ブルーカーボンの紹介を中心に書きたかったんですけど、なんかグリーンカーボンの方が危機に瀕してるみたいですね
どうすれば良いんだろう?
海藻を植えるのもアリだし、森林復元の為に植樹するのもアリだし…。
だけど加えてさ。
電力消費を抑える法令とか作らないのかな?
夜間電飾(イルミ)規制法とか、深夜営業(コンビニ)規制法とか作って、少しでも電力消費を落とさないと、二酸化炭素の増加や温暖化が激化する一方に思えてならないのです。
皆さんはどう思われますか?
今回は警鐘を鳴らす感じで、結びとさせて頂きます。
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